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ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 中小企業への技術開発支援 > 産業支援技術研究所 > 研究内容と研究ライブラリー > 研究ライブラリー(令和4(2022)年度)
更新日:令和6(2024)年4月1日
ページ番号:578339
食品・化学技術室 反町 公子、堀中 洸太、松田 皓生
技術支援室 蓮見 薫
市販のワイン、日本酒、醤油用乳酸菌のチーズ製造への利用可能性を検討した。3種の乳酸菌は25℃の乳中で生存し、乳酸や酢酸等を生成していた。また、各々を市販チーズスターターとともに牛乳に添加してフレッシュチーズを試作したところ、15から25℃においては市販チーズスターターの発酵経過に影響はない一方、チーズの風味はわずかながら変化する可能性が示唆された。
生産技術室 城之内 一茂
材料技術室 石川 隆朗
千葉県産業支援技術研究所は県内企業のIoTシステム導入のための支援を行っている。その支援の際、様々な問題を発見した。IoTシステムは複数の分散したコンピュータが協調して動作を行うものであり、ITを専門としていない技術者、オフィスワーカーはそのようなものに不慣れである。本研究ではITに慣れていない技術者等にも容易にIoTシステムを構築することができるフレームワークの作成を行った。本フレームワークを利用することにより簡単にIoTシステムの作成を行うことができた。
生産技術室 岡村 成将、城之内 一茂、冨山 和也
材料技術室 細谷 昌裕
3Dプリンタが得意とする自由な造形は、新しい設計や用途の可能性を広げている。本研究にて自然物の構造を活かした工業製品のデザイン及び試作、その機能評価について試みた。人間にとって心地よい風を送る扇風機羽根を目指すため、葉の葉脈形状を用いると共に、風を受けた葉のしなり形状を擬似再現した扇風機羽根のデザインを作成して試作を行い、風の流れを可視化して比較検証を行った。「5枚それぞれ異なるひねりを加え且つ葉脈のデザインを施した羽根」により、当初目的としていた自然の心地よい風の1要素でもある、不規則性を生みだせることが分かった。
生産技術室 名和 礼成
プロジェクト推進室 足達 幹雄
電子機器・部品から発生するノイズの影響(誤動作等)への対策として、電磁波シールド材が開発されているが、当所では「シールド材評価装置(KEC法)」を設置・開放しており、開発企業への評価ニーズに対応している。本来KEC法は導電性材料を想定しているが、近年は導電性が低い機能性材料や複合材料についての要望も増えていることから、それら複合材料の適用性や誤差要因について検証し、利便性及び測定データの信頼性向上を目的とした研究を実施した。
生産技術室 冨山 和也、城之内 一茂、花澤 明洋
材料技術室 吉田 浩之、中村 昌彦、山本 貴之
職員の積層造形に関する技術力向上と事業者の利用促進を図るため、2018年度に導入した金属3Dプリンターの特性調査を実施してきた。本装置の特徴は材料をノズルから押し出して積層造形し、これを焼結することで金属形状を得ることにあるが、積層造形による構造内部の異方性や焼結による収縮及び熱処理状態など、確認すべき点は多い。
今回、幾何特性、機械的特性及び構造評価をまとめ、ノズルの走査パターンによる異方性が機械的特性に影響を与えるとともに、構造内部に生じる空隙の原因になることを明らかにした。
食品・化学技術室 反町 公子、朝稲 香太朗、海老原 昇、宮崎 浩子
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