ここから本文です。
更新日:令和6(2024)年5月20日
ページ番号:671587
発表日:令和6年5月20日
農林水産部千葉県立農業大学校
農業大学校では、畜産専攻の学生が実践的な飼養技術を学ぶ中で、農場HACCP認証に向けた取組を学生と教職員が一体となって進めており、3月に行われた審査の結果、牛・豚・鶏で認証を取得しました。
全国の農業大学校で3種類の家畜で認証を取得したのは初となります。
今後も農業大学校では、優れた農業の担い手や指導者の育成のために、学生が農場HACCPなどの新しい技術・知識を学べる実践的な教育に取り組んでまいります。
実施した道具整理
消毒槽の設置
書類審査の様子
現地審査の様子
※学生の声
・曖昧であった作業が、マニュアル化できて作業の効率化につながった。
・就職先で農場HACCP認証を取得しているため、就職する前に取組めてよかった。
(1)開校
昭和54年
(2)所在地
(本校)東金市家之子 建物・施設7ヘクタール、実習農場等8ヘクタール
(農業研修施設)東金市油井 実習農場等 4ヘクタール
(農業機械化研修施設)千葉市緑区 運転技能研修コース 4ヘクタール
(3)定員
(農学科)修業年限2年(定員:各学年80名)
(研究科)修業年限2年(定員:各学年20名)
農場HACCPは、家畜の伝染病の発生予防・まん延防止及び畜産物の安全性確保のために農場管理にHACCP※の考え方を採り入れ、危害要因分析(微生物、化学物質、異物の混入など)を防止するための管理ポイント(必須管理点)を設定し、継続的に監視・記録を行うことにより、農場段階の危害要因をコントロールする手法。
※HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは、最終製品の抜取り検査に加え、原料の入荷から製造・出荷までの全ての工程において、(1)あらかじめ危害を予測(HA)(2)その危害を防止するための必須管理点を特定(CCP)(3)そのポイントを継続的に監視・記録(4)異常が認められたらすぐに対策を取り解決する。以上の取り組みにより、不良製品の出荷を未然に防ぐ衛生管理手法。
○ 農場HACCP認証制度について(公益社団法人中央畜産会)
○ 認証取得した家畜の種類:牛、豚、鶏
○ 認証機関による審査日:令和6年3月14日及び15日
※1日目:書類審査、2日目:現地審査を実施
○ 認証期間:令和6年4月22日から令和9年4月21日
学校名 |
道県名 |
家畜の種類 |
認証年月日 |
---|---|---|---|
公益財団法人中国四国酪農大学校附属農場 |
岡山県 |
牛(乳用) |
平成29年1月16日 |
岩手県立農業大学校 |
岩手県 |
牛(肉用) 牛(乳用) |
令和3年3月3日 |
北海道立農業大学校 |
北海道 |
牛(乳用) 牛(肉用) |
令和3年11月12日 |
千葉県立農業大学佼 |
千葉県 |
牛(乳・肉用) 豚 鶏(採卵) |
令和6年4月22日 |
※令和6年4月22日時点(公益社団法人中央畜産会衛生指導部HPより)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください