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更新日:令和5(2023)年12月22日

ページ番号:20752

知事定例記者会見(平成26年10月16日)概要

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日時

平成26年10月16日(木曜日)10時30分~11時1分

場所

本庁舎1階多目的ホール

動画 平成26年10月16日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 「ちばアクアラインマラソン2014」の開催について
  2. 「千葉県環境大使と一緒にクリーン活動」の実施について
  3. 「ちばの直売所フェア2014」の開催について
  4. 台湾における知事トップセールスについて

知事発言

 「ちばアクアラインマラソン2014」の開催について

知事

おはようございます。はじめに、「ちばアクアラインマラソン」について、お話をいたします。

10月19日の「ちばアクアラインマラソン2014」の開催が、いよいよ目前に迫ってまいりました。この日、1万,7000人のランナーが、東京湾アクアラインの空と海の大パノラマの中を駆け抜けます。海の上を走る爽快感に、きっと大きな感動を味わっていただけるものと確信しております。

大会には、さきのアジア大会でも活躍した川内優輝選手など4名のエリートランナーのほか、大会のPR大使である、タレントの吉木りささんも出場いたします。コース沿道では、県内のご当地キャラクターによる応援や、地域の皆さんによる音楽やダンス、和太鼓などの楽しいパフォーマンスがランナーに元気を送ります。さらに、ボランティアの方々のあたたかい笑顔が、ランナーをフィニッシュまで導いてくれるものと期待しているところでございます。

大会の前日と当日には、コース周辺の4つの会場において、県内のご当地グルメが集結した屋台村や、様々なおもてなしイベントなどを実施いたします。特に、大会前日に、木更津市民会館で行われるステージイベントでは、私もスペシャルトークショーに出演し、PR大使の吉木さんや招待選手の方々とマラソンに関するトークを行います。そのほか、PR大使の千葉真子さんによるコース攻略講座や、ご当地キャラクター応援団によるショーなどもあります。海外や全国各地からお越しになる皆様をおもてなしし、千葉の魅力を満喫していただきたいと思います。

なお、大会当日は、東京湾アクアラインが午前8時30分から午後2時まで通行止めとなるなど、コース及び周辺道路の交通規制を行いますので、どうぞご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

いよいよ大会まで、あと3日です。これまでの多くの皆様のご協力に感謝申し上げます。当日も千葉県民の力を結集して、前回より、さらに素晴らしい大会にし、千葉の魅力を全国に発信したいと思っております。皆さんの元気と笑顔で、ランナーに熱い声援を送っていただき、「チーム千葉」一丸となって、「ちばアクアラインマラソン」を一緒に盛り上げてまいりましょう。

 「千葉県環境大使と一緒にクリーン活動」の実施について

知事

引き続き、アクアラインマラソンに関するお話をいたします。

本日、午後、マラソンのメイン会場となる木更津市役所周辺で、千葉県環境大使でアルピニストの野口健さんのお力をおかりし、木更津市長や地元の小学生たちが清掃活動を行います。私もこれから木更津に向かい、一緒にゴミを拾います。

清掃に先立ち、参加児童などを対象に、野口さんから、「富士山から日本を変える」というテーマで、これまでのエベレストや富士山での清掃活動などの貴重な体験を、お話ししていただきます。今回の清掃活動を通じて、将来を担う子どもたちが、「環境を守るのは自分たちだ。」そのような気持ちを持って、行動できるようになることを期待しております。

アクアラインマラソンの開催を前に、みんなでまちをきれいにして、参加される多くのランナーや応援される方々を、心からのおもてなしでお迎えしたいと思います。

 「ちばの直売所フェア2014」の開催について

知事

次に、「ちばの直売所フェア2014」の開催について、お話をいたします。

千葉県には、新鮮な農林水産物を直接買える直売所が約1,300施設あり、その数は日本一でございます。収穫の秋を迎え、新米、落花生、サツマイモなどの県産農林水産物が豊富に出回るこの時期に、常設・通年で運営されている県内の直売所113店舗が参加するフェアを開催いたします。

「直売所フェア」は、例年11月に開催しておりますが、「ちばアクアラインマラソン」が開催される本年度は、10月から11月までの2カ月間に拡大して実施しています。特に、今回のフェアでは、先ほどもお話ししたマラソンの前日から、フルマラソンのフィニッシュ地点に開設されている屋台村への出展を行います。ここでは、フェアに参加する直売所6店舗が持ちよった自慢の逸品の試食会などを実施いたします。全国各地から集まるランナーやそのご家族、ご友人など多くの方々に魅力がいっぱい詰まった千葉の恵みを味わっていただきたいと思います。

このほか、毎年好評のスタンプラリーも実施しております。応募用紙に2店舗分のスタンプを押して応募すると、抽選で「ちばエコ農産物」のお米や、甘くてしっとりした、おいしいサツマイモの「べにはるか」、チーバくんグッズなどをプレゼントいたします。

また、今回は初めて、フェイスブックでの特設サイトを開設いたしました。フェアに参加している店舗の紹介や、イベント情報などを、毎日発信しています。こちらもぜひチェックしてください。

千葉県は、多くの農林水産物の産出額が全国第1位を誇る「食材の宝庫」です。ぜひ、実りの秋に、千葉の直売所を巡って、お気に入りの逸品を見つけていただきたいと思います。

 台湾における知事トップセールスについて

知事

最後に、今月24日から訪問する台湾でのトップセールスについて、お話をいたします。

県では、これまで、経済発展が著しいアジア地域で、日本に親近感を持つ方の多い、台湾、タイ、マレーシアで、トップセールスを展開してまいりました。また、その後のフォローアップにも取り組み、着実に成果を上げてきております。

今回、2回目の訪問となる台湾では、これまでの観光や若者の交流などの成果をしっかり活かしながら、教育旅行の誘致や現地での経済セミナーの開催などにも取り組んでまいります。さらに、原発事故の影響で、輸入停止となっている本県産の農林水産物について、早期の解除をお願いしてまいります。

主な日程をご紹介いたします。

訪問初日の24日には、台湾との交流を進める日本の窓口である交流協会台北事務所を訪問し、沼田代表と幅広く意見を交換してまいります。

25日には、地元のテレビ局で千葉県の特集番組の収録を行います。視聴者の皆様に、私から直接、千葉の魅力を語りかけてまいります。

26日には、台湾初の利き酒師のお店で、地元メディアの方々を招待し、県内の酒蔵が日本酒などをPRするイベントを行います。

27日には、総統府を訪問し、交流の促進に向けた意見交換や成田空港への新規就航・増便などについて協力をお願いしてまいります。また、台湾の対日窓口である亜東関係協会の李会長と会談し、農林水産物の輸入停止措置の早期解除をお願いしてまいります。さらに、現地の旅行会社などと本県の事業者との「商談会」や、台湾企業向けの「千葉県経済セミナー」。そして、現地の方々とのネットワーク強化を図るための「千葉の夕べ」を開催いたします。

28日には、台中市において、台湾国際教育旅行連盟の薛総会長と教育旅行の誘致に向けた会談を行います。

29日には、成田への直行便が就航している高雄市を訪問し、相互交流の促進に向けた意見交換を行います。

今回の訪問には、経済界、観光業界、農業団体など総勢約100名が同時期に台湾を訪問することとなっており、皆様とともに、「オール千葉」で、本県の魅力をPRしてまいります。私からは以上でございます。それではご質問を受けます。

質疑応答

記者

おはようございます。まず、指定廃棄物の問題なんですけれども、国の最終処分場の来年3月までの建設が困難な状況になっていまして、その中で、今後、建設がどんどんずれ込んでいくような懸念もあると思うんですけれども、県としてそのあたり、今後、どういうふうに、国に働きかけも含めて、取り組んでいくのかという点をお願いします。

知事

各市において、一時保管するという厳しい選択となりましたが、各市とも年度末まで搬出完了に向けて取り組んでいただけるということなので、県としても、何しろこれは国が責任を持ってやるということでございますので、最終処分場を早期に確保できるよう、また改めて国にお願いしてまいりたいと思っております。

記者

アクアラインマラソンについてなんですけれども、3日後に迫っていますけれども、例えば知事のお知り合いの方とかで誰かまた有名な芸能人の方が走ったりとかというのは。

知事

今回は特に私もお声がけは余りできなかったのでございますけれども、それでなくても一般の方々が非常に盛り上がっておりますので、よいのかなと思っております。

記者

気が早いんですけれども、3回目の開催についてはどのようにお考えでしょうか。

知事

今回の結果を見て考えたいと思っています。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。台湾でのトップセールスの関係なんですが、改めてになるとは思うんですが、知事として最も働きかけたい点、特に震災の影響の農産物の輸入停止措置についてはどういった形で理解を得たいというふうに考えていますでしょうか。

知事

それは、やっぱり日本の国全体としての取り組み、それから、我が千葉県、本当にはっきり言って問題がないということを、しっかり伝えたい。それと同時に、タイ国だとかマレーシアに事実輸出しているわけですから、その現実を見ていただきたいということと、何だったら、ぜひ我が千葉県に来て、検査官に、見て検査していただきたいと、そこまで言おうかなと、そのように思っています。

記者

あと、台風の関係なんですが、台風が2週続けて来まして、特に県内では鎌ケ谷でゴルフ場の鉄塔が倒れる等の被害も出ましたが、こうした工作物、老朽化が進んでいるものも県内たくさんあると思うんですが、そういった安全対策について、どのように考えられていますでしょうか。

知事

本当に災害というのは、まさにどのようなことが起きるかわからないし、私たちもそうならないように努力しているところではございますが、今回、幸い人命にかかわるようなことがなかったのでございますが、しっかりと受けとめてその防護策をやってまいりたいと思っております。関係部局、何かありましたら、どうぞ。

職員

建築指導課でございます。この災害を受けまして、県としまして直ちに調査に入りたいと考えております。ただし、まず対象施設を把握して、築造年等を考慮しながら優先順位をつけて、できるだけ早く着手したいと思っております。

記者

おはようございます。福島第一原発事故の東電への賠償問題に関して、質問状の回答期限が昨日、15日だったと思うんですけれども、県の関係分でどのような回答があったのかということと、それについて知事の評価というものを聞かせていただければと思います。

知事

昨日の午後、東京電力から、県の質問状に対する回答書を受け取りました。ただ、項目が多岐にわたっているものですから、現在、その内容を精査しているところでございます。今後、その回答をしっかり精査した上で、また考えてまいりたいと思っております。

記者

繰り返しで恐縮なんですけれども、台湾のトップセールスに関しまして、トップセールスで2回目行くのは、今回、台湾が初めてということで、改めて知事が2回行かれることの意義というか、もともと知名度もあるというお話なんですけれども、そういうことで改めてどういうところを力を入れていきたいかというか、そこのところをお聞きしたいと思います。

知事

何事もそうですけども、私たち日本人というのは、1回行ってぱっと花火を打ち上げると、それでよかったという感じになっちゃうんですね。でも、実は、特に外国の場合は、長くつき合う友情というのを物すごく重く見るんですね。ですから、私も初めて台湾に行ったのは40年前でございます。それと私が小さいころ、よく病気をしたんでございますが、近所の主治医といいますか、よく診てくれたのは台湾人でコウさんという方なんですけど、そういうようなことがありまして、私は台湾に非常に親近感を持っていましたし、それと同時に、今回、台湾は非常に親日的でございます。震災のときも大変な援助をしてくださいました。そういうお礼も含めて、今度は私どもも、例えば教育旅行、今、台湾から学生モニターツアー、来ていただいております。これはやっぱり次世代につなげたい。ただ、私たちが行ってどうというよりも、今度は子どもたちが千葉県からももちろん台湾にも行きます、台湾からもこちらに来ます。お互いに交流することによって友好がもっともっと深まればいいのかなと思っております。

それから、観光においても、台湾の人はほとんど、日本を見たいという人は、だいたいは有名なところは見ていると思うんです。でも、却ってリピーターというのは、もうちょっとおもしろいところ、もうちょっとすてきなところ、もうちょっと日本人らしいところというのを探すものです。これは私たちも外国へ行ってそうでございますよね。そうなってくると、東京から一番近くて、そういう意味において見るところ、食べるところ、また散策するところが非常にそろっているのは我が千葉県だと思いますし、その辺をしっかりとPRしてまいりたいなと、そのように思っているところでございます。

また、私が台湾へ行く。それで教育旅行、修学旅行をやりたいと言ったら、ある高校で、我が高校もぜひ台湾に、知事が行くんだから、うちも修学旅行を考えるよと、こう言ってくれたし、こういうのが大事なんだよね。

記者

私のほうから東京オリンピックのキャンプ場の誘致の問題と再生エネルギーの問題の2点伺いたいと思います。

まずオリンピックのキャンプ地の誘致の関係なんですが、この間の9月議会で推進本部の予算化が可能になって、11月にも立ち上がるということですが、その一方で、既に例えば福岡県と市は合同でスウェーデンということで誘致が決まって発表されている。それからほかの自治体を見ますと、東京オリンピックの前の19年のラグビーのワールドカップの誘致を絡めて、それとあわせてというふうにやったりですとか、来年開かれる世界陸上の誘致という形で、東京オリンピック以外の部分、その前に開かれるものもにらんで誘致活動をしているところもあるんですが、知事として改めて。知事の思い、どういう形で誘致を進めていきたいかというような大枠の話になってしまうのですが、その辺をちょっと教えていただけますか。

知事

まず、他県がそういう動きになっていることも私、十分認識しています。我が千葉県においても、実はそういう問い合わせが結構来ているんでございます。でも、その辺はまだ決まっていないので、私もはっきり言えませんけれども、大事なことは、やっぱり千葉県の利点ですよね。例えばオリンピックの場合だったら近いわけじゃないですか。それと、千葉県の言うなれば、そういう設備等が非常にそろっているということも、各市町村と連携しながらPRすることも大事だと思います。また、私は、オリンピックだけじゃなくて、いろんな世界大会も含めて、今、県としても、まず千葉県を知ってもらうということが大事です。それと同時に、以前に千葉県をそういうキャンプとして使ってくれた国に対しても、今、積極的にアプローチしているところでございます。

記者

それから、もう一点、再生エネルギーの問題なんですが、太陽光発電を中心とする再生エネルギーの関係で、経済産業省のほうが固定価格の買い取り制度の見直しに着手をしまして、大きなところが買い取り価格の下げと太陽光偏重というのを是正するというような内容なんですが、千葉県としても今年度いろいろな重点事業ということで推進方法の方策策定ということで、今月に企業庁のほうでも成田新幹線の用地のところ、メガソーラーということでの募集なんかも始めておりますけれども、今回の経産省というか、国のほうの制度の見直しが千葉県の取り組みに与える影響について、知事はどのようにお考えでしょうか。

知事

再生エネルギーというのは、もちろん誰でも必要だと思っているところで、一つの流れとしてはよかったんですけど、こういうことが出てくると、やっぱり国がしっかりとした制度設計をしていただきたいなと、そのように思っております。また、千葉県でございますけれども、はっきり言って大きな影響はないものと認識しております。その点は、詳しく担当部局、話してください。

職員

産業振興課でございます。お問い合わせの今回の短期的な影響については、地方の九州電力と北海道電力等を中心に起こっているような全面停止、受付停止の事態は東京電力管内では起こっておりませんので、そこは他県よりは状況はよろしいかと思います。

第2点目のこの後の制度全体の見直しに関しての千葉の影響でございますが、今まで問題になっていたように接続できるかどうかという予見性がとれないというような事態が、今回の見直しの中でより透明感がある形で事業の予見性が見えてくれば、経済主体も安定的に事業に参入できるようになるというメリットも出てくることは想定されます。他方、固定価格に依存しないような、売電という声が絡まないような地域でのマネジメントとかそういった面では、より知恵を絞った取り組みが必要になってくるというふうに考えております。

記者

そうすると、念のためなんですが、知事としては、今の制度設計、国がつくった制度設計で、やっぱりちょっと問題のあるところ、不十分なところがあるんじゃないかというふうな何か。

知事

不十分なところというか、やっぱり物事というのは何かやるときに、想定していないものが出ることもあるんですね。でも、今回のことも、ちょっとこういうことも考えられたかなと思うので、その辺をしっかりお国がお考えになって、今からでも遅くはないんですから、しっかりやっていただきたいなと、そのように思います。

記者

わかりました。どうもありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。最近、安倍政権のほうが、松島法務大臣のうちわの問題とか、きょうは、小渕経産大臣のほうで金銭的な問題も出ていますが、政治家というもの、地方議員も含めてですけれども、最近いろいろと言われることが多いのですが、知事の中で気をつけていることとか、どうあるべきかということが、もしあればお答えいただきたい。

知事

そうですね、変な話、私も議員時代に隅から隅までわかっているかと言うと、そうじゃないところもあります。それは、秘書だとか周りの人がぴしっと、おい、そういうことがないように気をつけろよと、私なんかも何回も言っていますし、これは大丈夫かということも確認して、そのように今、私はやっております。

記者

1点、ジャパンディスプレイなんですけれども、埼玉県の工場を閉じまして、茂原の生産拠点のほうに人員であるとかを集約するというようなお話が出ておったんですけれども、まずこのことについて、茂原に集約をされるということなので茂原としては一息、一安心ということなのかもしれませんが、そのあたりの知事の評価、今回の生産集約に対する知事の評価を教えていただきたいんです。

知事

ジャパンディスプレイさん、日の丸を背負って頑張っているわけですから、これが別に他県であれ何にしろ、拡大することはより一層うれしいことですけれども、千葉県に集約されるわけですけれども、埼玉県の工場は閉鎖されるとか、そういうのを聞くと大変残念でならない。ですから、せっかく千葉県で集約されるわけですから、私どもも行政として応援できることはしっかり応援してまいりたいし、それと同時に、ジャパンディスプレイさんも頑張っていただきたいと思うところでございます。

記者

今、応援というお話だったんですけれども、例えば具体的に補助金であるとか、いろんな支援のやり方があるかと思うんですが、今のところまだ具体的なものはないかと思うんですけど、もう少し具体的に。

知事

これはもう少し事務方としても詰めなければならないのですが、担当は何かその辺はありますか。応援の仕方とかその辺も含めて。

職員

企業立地課でございます。この案件、今朝新聞でわかったんですが、今後どのような応援の仕方があるのか、知事も言うように、検討してまいりたいというふうに考えております。

知事

ジャパンディスプレイさん、頑張っていただきたいと、本当に僕は思いますよ。

記者

よろしくお願いします。りんかい線と京葉線の相互直通運転についてお伺いします。こちらの協議会のほうでは利用実態調査等も進めるということで動きが出始めているんですけれども、県がオブザーバーとして協議会に参加はしているんですが、今後、県として具体的にどういう役割を果たしていくのか。あと、知事の改めて実現に向けての決意を一言いただければと思います。

知事

これは、私は何としてもオリンピック前にやらなきゃいけないと思っていますよ。だから、舛添さんとも前に会ったときも話していますし、また鉄道事業者の問題もあります。舛添さんも私と同じ考えだと思っていますし、何しろその辺をしっかりと取り組んで、お客様の利便性のいいように、千葉県のみならず海外から来たお客様に対しても、風通しのいいという意味では大変効果がありますからしっかりとやっていきたいなと思っています。

記者

話が戻るのですが、台風の建築指導課の方のお話で、直ちに調査したいというふうにご発言がありましたけど、何を直ちに調査するのか、もうちょっと、改めていただけないでしょうか。

職員

建築指導課でございます。調査につきましては、目視で部材の劣化の状況やネットの昇降装置の有無、こういうものにつきまして調査に入りたいと考えております。

記者

では、基本的にゴルフ練習場とかのボール飛散防止のネットとか、そういうことを念頭に、今おっしゃっているわけですね。

職員

(建築指導課)そうでございます。ゴルフ練習場を対象にと考えております。

記者

県内の100カ所ぐらいとかでしたか、そういうものを主にというイメージになるんですか。

職員

(建築指導課)はい。県の所管する範囲におきまして、工作物の確認台帳から拾ったところを100カ所程度、今あるということは把握してございます。

記者

わかりました。知事としてもそういった安全対策については積極的に進めていってほしいということで、ちょっと誘導的であれですが、よろしいでしょうか、お考えでしょうか。

知事

もちろんそうでございます。先ほど言ったように、災害というのは、はっきり言って予想できないようなことが起きるものでございます。でも、起きたときは、まず人命ですからね。それも含めて、そういうことが二度と起こらないようにすることも、行政がしっかりやらなきゃいけないと。ですから、私は、迅速に、何しろそういうことが起きないように手を打ってくれと、そのように言っております。

記者

ありがとうございました。

記者

よろしくお願いします。中小企業の振興を図る基本方針ということで第3次ちば中小企業元気戦略の案を出されていると思うんですが、まだ決定ということにはなっていないと思うんですけど、改めて知事のお言葉で、中小企業をどのように支えていくか、振興していくかということをお聞かせください。

知事

記者さんには釈迦に説法でしょうけれども、やっぱり我が国、我が県は99%が中小企業でございますから、その皆さんが頑張ってくれて経済が成り立っている、これが基本でございます。ですから、中小企業の皆さん、本当に頑張っているわけですから、その中において、私、衆議院のころ、東京4区で大田区だったんです。あそこは零細企業も含めて本当に工場の密集したところでございました。そうすると、私たちが一軒一軒いろんなことを聞いていくと、ここは今、応援してあげれば何とかなるんだなと。ここはもうちょっとこういうふうにして、つくり方から考えなきゃいけないんじゃないかなとか、そういう指導をしたところでございます。ですから、資金の面でも、今、ここは応援できるなというときに、しっかり応援できる体制、大きく言うと、そういうふうに私は大まかには考えているところでございます。補助金等も含めてそのようにいろいろ考えているところでございます。担当部局、つけ加えることはありますか。

職員

商工労働部でございます。中小企業元気戦略第3次策定中でございますが、中小企業は知事からありましたように、本県の99.8%を占めておりまして、現在、国でも法改正等の中で小規模の企業であったりとか身近な起業の促進であったりとか、そういう中小企業を焦点としたような施策の充実があります。県の元気戦略の理念も地域と一体となった中小企業の振興ということで、そこは軌を一にするものだと思いますので、国のそういった制度も十分に活用する方向で努力してまいりたいと考えております。

知事

本当に国の制度もうまく絡めながら、何としても中小企業の皆さんには、より一層元気になってもらいたいと思っているところでございます。

 内容についてのお問い合わせ先

  • 「ちばアクアラインマラソン2014」の開催について

→教育庁教育振興部体育課【電話】043-223-4111

  • 「千葉県環境大使と一緒にクリーン活動」の実施について

→環境生活部環境政策課【電話】043-223-4650

  • 「ちばの直売所フェア2014」の開催について

→農林水産部流通販売課【電話】043-223-2959

  • 台湾における知事トップセールスについて

→総合企画部報道広報課【電話】043-223-2256

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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