ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 県のご案内 > 知事のページ > 令和3年3月以前のページ > 知事定例記者会見|令和3年3月以前 > 平成26年度知事定例記者会見 > 知事定例記者会見(平成27年1月22日)概要
更新日:令和5(2023)年12月22日
ページ番号:20758
日時 | 平成27年1月22日(木曜日)10時30分~10時58分 |
---|---|
場所 | 本庁舎1階多目的ホール |
動画 | 平成27年1月22日知事定例記者会見(動画) |
知事
おはようございます。はじめに、世界陸上出場国の事前キャンプ実施の決定について、お話を申し上げます。
今年8月に中国・北京で開催される「世界陸上北京大会」に向けて、世界一の陸上強国と呼ばれるアメリカのチームが、本県で事前キャンプを行うことが決定いたしました。これまで、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致を見据え、県、成田市、佐倉市、順天堂大学が連携して進めてきた誘致活動が、大きな成果を挙げました。
選手・コーチ約200名からなるアメリカチームは、大会直前に来県し、成田市の中台運動公園、佐倉市の岩名運動公園、順天堂大学さくらキャンパスにおいて、選手のコンディション調整やトレーニングを行う予定でございます。
選手が大会で力を出し切れるよう、市・大学と一体となり、キャンプ受入に万全を期してまいります。さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致に繋がるよう、本県のキャンプ地としての魅力を高めてまいりたいと思っております。
知事
次に、「全国「みどりの愛護」のつどい」について、お話しいたします。
この度、平成28年度に、「第27回全国「みどりの愛護」のつどい」を、県立柏の葉公園において、国土交通省、千葉県、柏市の共催により、開催することとなりました。
この「全国「みどりの愛護」のつどい」は、全国の公園緑地の愛護団体や緑化関係団体などが一堂につどい、都市緑化への意識を高め、緑豊かな環境づくりを進めるため、平成2年度から開催されております。本県においては初めての開催となり、開催日は来年5月頃となる予定でございます。
この大会では、みどりの愛護に関する活動事例の紹介や、「みどりの愛護功労者表彰」、「記念植樹」などが予定されており、参加者は1,500名程度が見込まれております。今回の開催決定を契機に、県民の皆様も、都市の緑の大切さや、その魅力を見つめ直すとともに、緑を守り育てる取組に携わっていただきたいと思います。
大会には、県内外から多くの方々が来場されます。本県の誇る「食」や「文化」などを全国にPRすることはもちろん、「おもてなしの心」でお迎えできるよう、しっかり準備してまいります。
知事
続いて、美術館の話題でございます。
耐震補強工事のため休館していた県立美術館が、明後日24日に再開館いたします。
また、今年度は昭和49年の開館から40周年を迎える節目の年でございます。再開館と開館40周年を記念して、初日の24日から3月22日まで、特別企画展「平山郁夫展―仏教伝来の軌跡、そして平和の祈り」を開催いたします。この展覧会では、自らの被爆体験に基づき、仏教への深い関心と平和への祈りを込めて描いた、壮大なスケールの作品93点を展示し、平山郁夫の芸術の軌跡とその旅路をご紹介いたします。
なお、一般公開に先立って行われる、明日のオープンセレモニーには、私も参加します。また、展覧会の会期中は、ミュージアムコンサートや記念対談、ワークショップなども開催されますので、こちらもお楽しみください。
平成25年1月の休館から2年間、県民の皆様には不便をかけました。今回の工事で内装や照明も大変きれいになりましたので、是非、ご家族・ご友人と一緒に、一新した美術館に訪れていただきたいと思います。
知事
次に、新型インフルエンザ対策について、お話しをいたします。
例年流行する季節性インフルエンザとは異なり、新型インフルエンザは、ほとんどの人が免疫を持っていないため、発生した場合、世界的な大流行が予想されております。
このため、国では、平成25年4月に、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を施行するなど、対策を強化しています。県においても、同年11月に行動計画を決定し、万一の発生に備え、訓練等も実施することとしております。
そこで、県では明日、「海外で発生した新型インフルエンザが本県の隣接県でも発生し、政府が緊急事態宣言を出した」という想定で、新型インフルエンザ等対策訓練を、法施行後、初めて実施いたします。これは、政府において、訓練が行われるのに合わせて実施するものでございます。
当日は、私を本部長とする対策本部会議を開催し、県の対応について確認するほか、連絡訓練として、発生時に連携して対策を行う県内市町村や、指定地方公共機関などへの確実な情報伝達を確認いたします。
成田空港や千葉港を擁する本県は、早期の患者発生の懸念があります。今後もこのような訓練を重ね、関係機関と連携を図りながら、全庁一丸となって新型インフルエンザ対策に取り組んでまいります。
知事
次に、「海外大学生モニターツアー」について、お話しします。
県では、より多くの外国人観光客に、本県に来ていただくため、海外で日本語を学んでいる大学生を招待し、訪れた観光地の魅力などを、フェイスブック等で発信していただいております。今回は、タイ王国の大学生10名が、今月18日から4泊5日の行程で、勝浦の民宿に宿泊し、朝市を散策したり、いちご狩りを楽しむなど、早春の千葉を満喫しております。
海外大学生モニターツアーでは、平成24年度以降、台湾、タイ王国、マレーシアの学生を招待しており、タイ王国の大学生を招待するのは、平成25年度に続き2回目でございます。本日、モニターの皆さんが、私を訪ねてくれますので、今回のツアーで感じたこと、千葉県の魅力を積極的にPRしてもらえるよう、お願いしたいと思っております。
今後とも、将来有望な若者たちの相互交流を通じて、両国の絆を更に深めるとともに、同国からの観光客の誘致に努めてまいりたいと思います。
知事
最後に、「この時期にお勧めの耳より情報」でございます。
今回は、県内や首都圏にお住まいの皆さんが、気軽に、日帰りで農産物の収穫を楽しめる観光農園をご紹介いたします。
まず、この時期の南房総の観光といえば、なんといっても「花摘み」でございます。温暖な気候を生かし、ポピーやストック、キンギョソウなどが咲き揃う、色とりどりの花畑の中で、「花摘み」を楽しむことができます。
もう一つは、「食べる花」を摘み取る「菜花狩り」でございます。食べるのは主に蕾の部分で、おひたしや和え物・炒め物がお勧めでございます。道の駅や観光農園で体験してみてください。
今年の春は、ぜひ、「見てよし、食べてよし」の南房総の花で、心と体をリフレッシュしていただきたいと思います。私からは以上でございます。
記者
よろしくお願いします。まずイスラム国の関係なんですけれども、昨年拘束された千葉市の方に関して、殺害予告の動画がアップされておりました。このイスラム国に対して知事はどのように思われているのか、あと、政府の対応についてどのようにお考えかというのを、まずお願いします。
知事
これは本当に、世界中の皆さんが本当に、私なんか忸怩たる思いでございます。考えられないようなことでございます。しかし、これは非常に微妙といいますか、繊細といいますか、大変大きな問題でございます。そしてまた、日本人のお二人、湯川さんと後藤さんですか、何とか無事帰国してもらいたいと心から思うところでございます。そういう人命のかかっているところでございますから、今、お国が一生懸命、本当に各国と連絡をとりながらやっている最中だと思います。何としても人命第一に頑張って、何とかお二人の無事帰国を願っているところでございます。また、こういうときに周りの人間が口を挟むということはいかがなものかなと、そう思います。何しろ無事を祈る、それだけでございます。
記者
あと、その動画の中で十字軍に参加したと日本を標的にするような認識を示されたことで、国内に対するテロという危険性もまた緊張が高まってきたと思うんですけれども、成田空港を抱える千葉県としては、このテロ対策をどのように思われますか。
知事
これは難しいですよね。こういうことが連鎖になる。本当にあってはならないことだし、しかし、そういうあってはならないことが起こる可能性がゼロパーセントじゃないわけですから、これは成田空港も含め、しっかりと私たちも検討し、また対策も立てていかなければならないと思っております。何しろこういうことがあってはいけませんので、私たちもしっかりと考えていかなければならないと思っております。
記者
続きまして、今日の朝の会合で、東電に対して損害賠償請求について、原子力損害賠償紛争解決センターに和解を要請するということが決まったということなんですけれども、協議した結果、こういう和解を調停してもらうことになったということについて、知事のお考えと、今後のスケジュール感のようなものを教えていただければと思います。
知事
こういう問題というのは、はっきり言って、どこまで波及するかわからない、風評も含めてですよ。だから、我が千葉県としても、その中で賠償をお願いしたいところは淡々とやっていかなければいけないし、それと同時に、東電さんのほうも東電さん側として精査し、そういうことをご主張なさるわけですから、これはもう第三者機関に委ねて公平に見てもらって和解ができればなと思っているところでございます。
記者
もう一点だけ、お願いします。先ほどあったアメリカチームの事前キャンプの誘致が決定したということですけれども、非常に明るいニュースだと思うんですが、これはどのような点が評価されて誘致に成功したと受けとめていらっしゃるのかということ、先ほど少し説明の中でもあったのですが、今後、五輪のキャンプの誘致に向けてどうつなげていきたいか、具体的なところで何か考えがあれば、よろしくお願いします。
知事
どういうところが受けたのか、これはいろんな要素があると思うんですが、ただ、やっぱり我が千葉県みんな連合で一生懸命やった、その情熱と、それと同時に空港のお膝元ですよね、成田空港の。そういう利便性も、私はプラスアルファあったのかなと、そのように思っています。
ですから、私は選手の皆さんがより一層快適に、またいい成績が残せるように、私ども受入体制としてもしっかりしないといけないよと。例えば更衣室だとかシャワールームだとか、お手洗いだとか、きちっと清潔できれいにしようよと、そのように話したところでございます。担当部局、その辺何か、こういうところが受けて千葉県に決まったのじゃないかということを、つけ加えることがありましたら。
職員
政策企画課でございます。キャンプに当たりましては、競技施設あるいは宿泊施設、さらにはリラクゼーション施設ということで、いわゆる観光施設など、さまざまな面が必要とされております。千葉県におきましては、視察に来られたアメリカのチームの方々からそれらの施設が非常に高い評価を得たということが、今回の決定につながったと考えております。以上でございます。
知事
記者さんね、こういうのは、いろんなところがみんな誘致合戦をやっているんですよ。ですから、私たち、もっと早くに、皆さんにこういうところがうまくいきそうだよと言いたいんですけれども、そういうのが出ちゃうと、お互いにがちゃがちゃなって、決まるものも決まらないところもあるのです。ですから、記者さんの方への発表は、本当に決まってからじゃないと、なかなか言えなかったのは本当に残念でございますが、しかし、これはやっぱりアメリカに来てもらうということは大変なことでございますから、私は、これを何とかオリンピックのほうにつなげていきたいなと思っているところでございます。よろしくお願いします。
記者
野党第一党の民主党が岡田新代表に決まりましたけれども、今後の政策議論などでどのように期待を持たれているか教えてください。
知事
私は二大政党論者なんです。やっぱりアメリカの共和党、民主党のように、お互いに切磋琢磨し合ってやるというのがいいのじゃないかなと思っています。また、多くの方も思っているんじゃないかなと思うんでございますけれども、民主党、政権を一度とって、あれだけの多くの方に、おい、どうしたんだと思われたことも事実だと思います。ですから、民主党、野党第一党なわけですから、絶えず野党だ野党だと、何でも反対反対というのはちょっと違うと思うんです。やっぱり一度政権をとったときの経験を十分に生かしていただいて、野党だから反対じゃなくて、日本国のためにどうしたらいいかと。そういうことを、あるときは辛いときもあると思いますよ、野党として。でも、私は、そういうことをぴちっとやることで、また次の明かりが見えてくるのかなと、そのように思います。
ですから、今、野党もいろんな党がございます。ただ野合じゃなくて、そういう同じ志の人がきちっと集まってくれて、うまく二大政党に収れんしてくれればなと、そのように思うところでございます。
記者
もう一点なんですけれども、せんだって文科省のほうが小・中学校の統廃合に関する指針を約60年ぶりとかで発表しまして、主にあまり児童数の減った学校を放置しておくと、そこに通う生徒の教育環境として望ましくないので、何らかの手だてをという趣旨だったかと思います。既にこの問題については、いろんな自治体の中で統廃合を積極的に進めているところもあれば、逆に学校は地域のシンボルとして少人数学校でも残しているところもあります。森田知事はこの問題について、どのようにお考えでしょうか。
知事
これはもう記者さんも十分おわかりだと思いますが、メリット・デメリットがあるんですよね。やっぱりクラスが少ないと、変な話、クラス替えもできないし、クラブ活動なんかでもそうですよね。そういうことが非常に難しくなる。では、統廃合を実際にやってまとめ始めると、では地域性というのはどうなるんだと。また、通うのに遠くなったとか、いろいろ問題が出てくるんでございますが、設置主体である市町村が子どもたちのよりよい教育を考えつつ、地域の実情を考慮し、主体的に判断していただきたいと、そのように思っているところでございます。
記者
よろしくお願いします。地方創生に関連してなんですけれども、このたびの政府の補正予算案で総額4,200億円の大型の交付金が閣議決定されましたけれども、その制度について、知事はどう思っていらっしゃるかということと、千葉県として交付金事業に手を挙げていく形になるかと思いますけれども、どのように対応していかれるお考えか。
知事
これは(地方)創生自体、県経済の活性化を図ろうというものですから、これは県としてもいい。歓迎するところでございます。ただ、やっぱり私、これを例えば47都道府県といいますか、みんなそれぞれ、だいたい同じように使うんじゃなくて、みんなそれぞれ顔も違うわけですから、私は、いろんな形があっていいと思いますよ。先ほども職員とも話したんですけれども、お隣の県がこういうのに使ったから千葉県もこうしましょうというのはやめようやと。お隣の県にはお隣の県の実情がある、我が千葉県において、我が千葉県の特徴はこうだと、ではここに特化しようじゃないかとか、そういうことがあってしかるべきだと思いますし、また、そのように考えてまいりたいと思います。具体的な事業については、2月補正予算の中で検討してまいりたいと思っております。
記者
2件あるんですが、1点目、先ほどもちょっと出たイスラム国関係で千葉県もいろいろ東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、いろんなおもてなしということで、特に例えばハラール食ですとか、イスラムの方に対するおもてなしに取り組み始めているところなんですが、今回の問題でイスラム国の話ではあるんですが、イスラム教・イスラム教徒への印象が悪くなって、そういう活動に支障が出るかもしれないという心配を知事はお持ちでしょうか。
知事
そうですね、何しろ中東の日本から相当離れたところで、私たちがはかり知れない行動、それから感情も含めてあるんだろうと、私は考えているところでございます。ただ、私、こういうほんの一粒の人たちだと思いますよ。でもそれがイスラム全体だと見ちゃうと、これはどうなのかなと。私はそうじゃないんじゃないかなと、そのように思っておりますし、確かにいろんなお考えの人はあるでしょうけれども、私は、イスラムに対して正しい理解と認識を持ち、お互いの文化的違いを認め合いながらともに生きていくということが大切ではないかなと感じているところでございます。
記者
それともう一点が、先ほどもちょっと出たんですが、民主党の新しい代表が決まって、来週から通常国会が始まりますが、地方自治体に関するテーマというのもかなりあると思いますので、通常国会で知事としてどのような議論、論争とか、どういう内容のものを期待されますか。
知事
何しろ、まだぼやーっとしているところがあるもので。ですから、先ほど言ったように県も1県1県ずつみんな顔が、色が違うんだから、いいところ、悪いところ、みんなそれぞれあるわけですよ。ですから、勝手にこうしろとか、おまえはこうやれと言うんじゃなくて、大まかに言ってくださるのはいいんですけれども、これにやらなきゃいけない、あれをやらなきゃいけないとか、この辺にはこれだけ金を使え、そういう縛りというのは緩やかにしていただきたいなと思います。
やっぱり地方色を生かしたことをお国は考えて、またそれを引っ張るような政策なり、交付金配分なりを考えていただきたいなと、そのように思っています。
記者
わかりました。どうもありがとうございます。
記者
おはようございます。今日、決められた原発事故賠償に関することなんですけれども、斡旋に関することなので、議会の承認が必要だということだと思うんですが、直近の議会で諮られるお考えはあるのかどうか、そのあたりお聞かせいただきたいと思います。
知事
これから実際にそれに向けていろいろ話しているわけですから、大体四、五カ月かかるのかな、(申立ての)結果が出るのは。では、担当。
職員
防災政策課でございます。議会の議決を経る必要があるというのが地方自治法で定められております。本日は、申し立てをするということで、その準備をすることの意思を決定いたしましたので、今後、議案の提出に向けて準備いたします。どのぐらいの期間でできるかということは現在のところでは申し上げられませんが、皆さんにお知らせできる状況になりましたら速やかにお知らせいたしたいと思います。
記者
世界陸上の件でもう一点だけ。先ほど決め手は何かという質問をさせていただきました。トイレを清潔にされるとか、政策企画課のほうからも競技、宿泊施設とかリラクゼーションとか観光とかそういった総合力がというお話があったと思うんですけれども、もう少し具体的なものが何かあればなというのと、もう一つ、コストの面を配慮された面があるのかなと。だから、羽田空港、東京都に泊まるよりも千葉県に泊まったほうが宿泊コストなんかも安く上げられるというところが判断の基準になったかどうか、そのあたりをちょっと教えていただきたいと思います。
知事
あったんだろうと思います。では、担当部局、その辺を詳しく。
職員
政策企画課でございます。競技施設に関して申しますと、やはり今回、1つの施設だけ、メインとなりますのは成田の中台でございますが、それに加えまして順天堂大学のキャンパスあるいは佐倉の岩名という2つの施設を使うことで、非常にいろいろなトレーニングができるというようなことを多分評価していただいたんだと思っております。それぞれの特性を生かしたトレーニングが可能になるということだと考えております。また、費用の面につきましては、ちょっと私どものほうではなかなかわかりかねるところはありますが、やはり成田空港に近いというお話がありましたように、それは非常に大きな千葉県としての利点であったんではないかと考えております。以上でございます。
知事
それはやっぱり記者さん、それは何だかんだ言ったって、1時間も2時間も行くより、二、三十分で来れる。僕はこれは大きな千葉県の切り札だと思っているんだよ。だから、これからもこの切り札を大事にし、なおかつ千葉県のおもてなしも含めて来てくださる皆さんに大変心地よく、そしていい成績が出せる、そういう状態がつくれるように、私たち頑張りたいなと、そのように思っています。
記者
陸上絡みで、アメリカのキャンプを誘致するに当たってライバルがどれぐらいいたかとか、お伺いしたいと思います。
知事
ライバルまでは知らないんだ、俺は。水面下でやっているんだろう。
職員
政策企画課でございます。具体的なところまで、私どもも直接は聞くこともできませんので、ちょっとお答えはできかねるところでございます。申しわけありません。
知事
それはいたと思うよ。みんな水面下でやっているんだから。
記者
プレゼンを代わる代わるやっていたというわけではないですか。誘致したい自治体とかで。
職員
(政策企画課)そういう形でプレゼンをしたことはございませんので。あくまでも私どもはアメリカの競技団体との交渉を行ったということでございます。
記者
外国人観光客数が1,300万人を超えまして、知事が行かれたマレーシアとか東南アジアとかもすごい伸びているんですけれども、今後、これを伸ばすために、どのようにやっていくおつもりか、また、千葉に呼び込むためには、今後どのように力を入れていかれるかというのを改めてお願いします。
知事
努力は決してうそはつかないと言うけれども、やっぱり行動というのはうそをつかないですね。確かに初めトップセールスというのは本当に大丈夫かいと、いろんな意見もありましたけれども、でも、私は、やっぱり、やってみての後悔はいいけど、やらないでの後悔というのは一番嫌だからと。何しろやらせてくれということで始まったんでございます。しかし、記者さん、ご案内のとおり、例えば梨だって、タイ、マレーシアに3トン、それからサツマイモも1トン、それから今、マレーシアからもいろいろと話も来ている、これからイチゴだの何だのというのはあるということは、多少なりとも火がついたのかなと。これをいかにあおぐかということは大事。それは、いろんな絡め手があるんですよね。ですから、1回行ったからもうオーケーじゃなくて、台湾のように2回行きましたね。2回行けば2回行っただけの必ず反応があります。ですから、私は、これからは、複数回行くように、それと同時に、今日、学生モニターツアーの方がいらっしゃいますが、そういう学生の方にも来ていただいて、我が千葉県をどんどん自分のフェイスブックだとかいろんなものに出していただく、こういう一つ一つの積み上げは、私は必ず広がっていくし、必ず結果が出ると。私も、これからも邁進してまいりたいと、そのように思っています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください