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患者総合支援センター

患者総合支援センター

受付風景

患者総合支援センター

このたび、ワンストップで患者さんを支援する体制を作り、患者さんとご家族に寄り添うことができるように、これまでバラバラに配置していた患者さんの相談窓口を1つにしました。

初めて受診するときから患者さんとご家族を支援するべく、看護師や薬剤師・医療ソーシャルワーカーなどの多職種が対応しています。

この中では下記の5つの部門があり、必要に応じ連携して支援にあたっています。

千葉県がん情報 ちばがんなび

がんについて相談する
(千葉県地域統括相談支援センター)

がん相談支援センター

相談風景

がん相談支援センターは、「がん」に関するさまざまなご相談をお受けしています。

病気に関することや経済的な問題だけでなく、不安な気持ちや心の辛さなど、専任の相談員が対応しています。相談員は国立がん研究センターのがん専門相談員の研修を修了しています。

何から話していいかわからない、誰に相談すればいいかわからない、という悩みや不安を私たちに話してみませんか。情報や気持ちの整理をしながら、一緒に考えてまいります。

また、当院に通院・入院中の患者さんの医療に関する相談窓口としての機能もございます。

予約の必要もなく、無料です。お気軽にご相談ください。

がん相談のご案内

相談受付時間 月曜日から金曜日(祝祭日を除く) 午前9時から午後5時
オンライン相談日 毎週火曜日 午後2時から午後4時 1日2件
相談方法
  1. 面談:1階 患者総合支援センター
  2. 電話:043-264-6801(直通)
    ※電話相談はサービス向上のため録音しております。 一部を個人が特定できないようにして、教育や研究に活用する事がありますが、詳しくは相談員にお尋ね下さい。
  3. オンライン面談:相談希望日の4営業日前までにonline-soudan@chiba-cc.jpにメールにて申込。詳細は予約の項を見て下さい。
予約

面談と電話は必要ありませんが、事前にご連絡頂くと、お待たせしないように調整致します。

オンライン面談は、事前予約制です。

1.氏名 2.相談希望日 3.連絡先電話番号 4.オンライン参加のためのメールアドレス をメール本文に記載して御送信下さい。

当方よりメールあるいは電話にてご連絡の上、相談日を確定致します。

相談員職種 看護師、医療ソーシャルワーカーなど
対象 患者さん、ご家族、一般の方、医療関係者どなたでもご相談できます。当院の患者さんでなくても、ご相談をお受けします。
相談内容
  • がんに関する一般的な医療情報
  • 療養生活に関すること
  • セカンドオピニオンに関すること
  • 治験に関すること
  • 専門、特殊外来に関すること
  • アスベストによる肺がん及び中皮腫に関すること
  • 経済的な問題・高額療養費などに関すること
  • 治療中や治療後の就労に関すること
  • 社会資源活用について
  • 不安や、悩みなど心の問題
  • 家族や周囲との人間関係
  • 医療者とのコミュニケーション
  • 自分の受けた医療に関すること
  • 小児AYA世代がん患者支援 
  • その他、誰に相談すればいいかわからないこと

お伝えしたいこと

相談で知り得た情報を、相談者の同意なく第三者に伝えることはありません。
ただし、相談内容により多職種や他部門との連携が必要だと判断される場合には情報の共有を御提案する事があります。

患者どうしのわかちあい「交流会」

交流会とは

交流会では当院に通院中の患者さんが世話人となり、分かち合いの場を作っています。

同じ立場の人たちとお話ししてみませんか?たとえ問題は解決しなくても、同じ立場だからこそ分かり合えること、支えあえる事があります。

運営には、がん相談支援センターが協力しています。

安心して、お気軽にご参加ください。

交流会は、がん種を問わない院内交流会のほかに、部位別に乳がん交流会・リンパ腫交流会・婦人科がん交流会があります。

交流会名 開催日
院内交流会 毎月 第4木曜日
乳がん交流会 毎月 第3火曜日
リンパ腫交流会 3か月ごと 第1火曜日
婦人科がん交流会 3か月ごと 第4木曜日

いずれも、13時から14時に2階の患者サロン/にとな文庫で開催します。

開催中は出入り自由です。事前予約の必要もありません。

患者サロン/にとな文庫

千葉県がんセンターの患者さんとご家族のための図書室として、『にとな文庫』があります。
ここでは、本や雑誌、パンフレット、インターネットなどの情報を得ることができます。「説明を受けたけれど、もう少し調べたい」、「やっぱり不安」、「自分や家族の病気や治療について、もっと知りたい」といったときに、ご自身で調べてみませんか。 また、外来や検査の待ち時間を過ごす場所として利用できます。
司書が常駐し、皆さんの欲しい情報を得るためのお手伝いや本の貸し出しもしています。療養生活を支える読み物なども用意しています。治療の合間に一息つく癒しの場を持てるように、患者さんやご家族の交流の場であることをコンセプトにしています。

患者図書室

開室時間

平日 9時から17時
司書在室時間 10時から17時

貸出

1人2冊 2週間まで

場所

2階セブンイレブン隣

患者サロン(ピア・サポーター)

「ほかの人はどうしているんだろう?」という疑問に、体験に基づいた情報提供と分かち合いを行っています。
ピア・サポーターの活動日については、室内に掲示していますカレンダーにてお知らせしています。乳がん、子宮がん、肺がん、胃がん、悪性リンパ腫、膀胱がんなどのピア・サポーターが活動しています。

仕事の相談

仕事をしながら治療する

がん患者さんの3人に1人は20歳から64歳の就労可能世代です。
早期発見と治療方法の進歩により、がんの生存率は向上しているものの、がんになった時に仕事を辞めてしまう人も少なくありません。
がん相談支援センターでは、がんになっても治療と仕事が両立できるようにするための方法や、休職からの復職の仕方や再就職の相談に専門家が相談に乗る機会を設けております。
また、下記の相談日にかかわらず、がん相談支援センターでは相談員が随時ご相談を受けています。

新たに働く場所を探したい方へ

相談日時 毎月第1・3金曜日 10時から13時(相談時間45分)
相談方法 面談
事前予約 必要(電話か来室) 空きがあれば、当日予約も可
相談員職種 ハローワーク千葉の就職支援ナビゲーター
対象 がん患者さん(ご家族のご相談は受けていません)
相談内容

通院の必要はあるが働きたい

病状や体力に合った仕事がしたい

就職活動で会社に病気のことを言うか悩む

仕事復帰に際して必要なスキルを知りたい

予約問い合わせ先 千葉県がんセンター がん相談支援センター
043-264-6801(直通)
ポスター

治療をしながら仕事を続けたい方へ

相談日時 毎月第2・4金曜日 10時から13時(相談時間45分)
相談方法 面談
事前予約 必要(電話か来室) 空きがあれば、当日予約も可
相談員職種 千葉産業保健センターの両立支援促進員
対象 がん患者さん(ご家族からの相談希望は、がん相談支援センターにお尋ねください。)
相談内容

がんと診断されたけど仕事を継続したい

病気のことを会社にうまく伝えられない

治療と仕事を両立できるか不安

今後の働き方について誰に相談したらいいか分からない

職場の理解・協力が得られない

治療に合わせた短時間勤務や、休暇取得が難しい

予約
問い合わせ先

 

千葉県がんセンター がん相談支援センター
043-264-6801(直通)
ポスター2

セカンドオピニオンセンター

セカンドオピニオンセンターの概要

セカンドオピニオンセンターでは、患者・家族相談やセカンドオピニオンの紹介調整・情報提供などを通じ、患者が主体的に医療を選択し、安心して安全で質の高いがん医療が受けられるよう、サポートしています。

千葉県がんセンターに受診中の患者さん

  • セカンドオピニオンについて相談をお受けします。
  • 主治医にセカンドオピニオンを求めても、不都合は生じません。
  • セカンドオピニオンの希望や種類の準備を主治医に取り次ぎます。
  • セカンドオピニオンを受けられる医療機関をご紹介します。
  • セカンドオピニオンの申し込みや予約の手続をお手伝いします。
  • 希望があれば、主治医以外の院内医師からの説明を聞けるように調整します。

他院を受診中の患者さん

  • セカンドオピニオンについて相談をお受けします。
  • 当院のセカンドオピニオン外来の予約をお取りします。
  • 当院のセカンドオピニオンを円滑に受けられるように、紹介元の主治医と調整します。

入退院支援室

入退院支援室の活動の紹介

  1. 入院前支援
  2. 退院支援
  3. 在宅支援
  4. 転院支援、社会福祉相談

専従看護師5名と医療ソーシャルワーカー4名を中心に医師、薬剤師、栄養士などの多職種と連携しながら活動しています。

(1)入院前支援

予約入院となる患者さんが安心して入院生活を送れるように、入院前から看護師をはじめ、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多分野の専門職が関わり、患者さんの診療を支援します。

(2)退院支援

入院決定時点から退院を見据えた支援を開始し、各病棟の退院支援専任者として患者さんが安心して退院できるよう、医師、病棟看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士など多職種と協働し継続的な支援を行っています。

(3)在宅支援

在宅支援担当看護師として、患者・家族が居宅で安心かつ安楽な生活を送れるよう訪問診療・訪問看護・ケアマネジャー等と連携し、在宅支援を行っています。在宅支援に関連する地域医療者との連絡・相談窓口となっています。

(4)転院支援、社会福祉相談

転院や施設入所を希望される患者さんの支援を行っています。当院退院後も引き続き必要な医療を受け、安心した生活ができるよう、転院のための医療機関、退院後の介護保険施設や社会福祉施設等、利用可能な社会資源の選定、利用手続きの支援をします。
また、患者さんが安心して療養できるよう、医療的・社会的な制度の活用方法の提案や地域の社会資源の紹介を行っています。
当院に通院・入院される患者さんに対して、必要なタイミングで支援を行っています。

千葉県地域統括相談支援センター

千葉県地域統括相談支援センター事業とは、「千葉県がん対策推進計画」に基づき、平成23年度からがんに関する幅広い相談支援と情報提供の充実に対応する体制を整えることを目的として実施している都道府県健康対策推進事業の一つです。
千葉県は千葉県がんセンターに「千葉県地域統括相談支援センター」を設置し、相談業務の他、がんに関する療養情報や患者会・患者サロン等の地域の情報の収集を行い、千葉県がん情報「ちばがんなび」や地域の療養情報「がんサポートブック」により情報を発信しています。
また、千葉県がんピア・サポーター養成研修やピア・サポーターの活動の場である「ピア・サポーターズサロンちば」の運営等を行っています。

ちばがんなびバナー

がんサポートブックバナー

千葉県がんピア・サポーター養成研修

ピア・サポーターとは、ピア(仲間)とサポーター(支援者)を合わせた言葉です。千葉県がんピア・サポーターは、千葉県が主催する養成研修を修了したがん体験者やご家族であり、ピア・サポーターズサロンちばなどで活動しています。
この研修では、ピア・サポーターとしての心構えやルールを学びます。ご自身のがん経験を生かしながら、他のがん患者さんやご家族の不安・悩みを和らげるお手伝いをしてみませんか。修了後は「ピア・サポーターズサロンちば」などの活動の場があります。
研修は年に1回開催しています。

千葉県がんピア・サポーター養成研修受講者募集について

  •  ・現在、募集は行っておりません。次回の募集については、担当部署にお問い合わせください。

ピア・サポーターズサロンちば

ピアサポーターの様子

 

千葉県地域統括相談支援センターでは、患者さんとご家族のためのサロン「ピア・サポーターズサロンちば」を千葉県がんセンターや県内のがん診療連携拠点病院等において開催しています。このサロンでは、患者さんやご家族の不安な気持ちや困ったことなどのお話を千葉県がんピア・サポーターがお聞きしたり、ピア・サポーター自身の体験をお話したりします。
利用された方々からは、「今まで誰にも話せなかったがんの話ができて、気持ちが楽になった」「希望を持って治療に臨もうという気持ちになった」などの感想をいただいています。

開催方法と日程

対面でのサロンの他、リモート(オンライン)でも開催しています。日程は以下の通りです。

開催日程表(PDF:382.1KB)

 

 

お問い合わせ

千葉県地域統括相談支援センター(千葉県がんセンター内)
電話:043-264-5431(内線:7148)
月曜日から金曜日、9時から17時(祝祭日を除く)