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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 学校教育 > 特別支援教育 > 千葉県の特別支援教育 > 令和5年度千葉県教育委員会研究指定校実践研究報告
更新日:令和6(2024)年3月14日
ページ番号:647555
県教育委員会が、千葉県の特別支援教育に関する課題について、県立特別支援学校等に研究指定を行う。指定を受けた各学校において調査研究を行い、課題解決に関する知見を得るとともにその成果を広げ、本県の特別支援教育の推進に資することを目的とする。
研究のポイント
病気等で登校が難しい児童生徒に対し、様々な授業形態を意識してICTを活用した一人一実践に取り組み、多様な学びのニーズに対して連続した学びを提供し、遠隔教育の充実と学習保障をした。
研究のポイント
児童生徒一人一人に合わせたICT機器の活用について具体的に検討したり、授業実践を報告し合う会を設けたりすることで、ICT機器を利活用して学ぶ場面を効果的に授業に取り入れ、「主体的・対話的で深い学び」の実現につなげた。また、「単元計画表」を全教科で活用し、授業の計画(P)、実践(D)、評価(C)、改善(A)に継続して取り組むことで、「主体的・対話的で深い学び」の姿を引き出すための授業計画、授業改善の視点について深め、実践の定着を図った。
研究のポイント
研究指定を受け、副題にある2つの視点に着目し研究を進めていく。1つめの生徒に合わせた目標設定においては、学習指導要領に基づいた学びの連続性を重視した教育課程のための実態把握と単元目標の見直しを目指していく。2つめの中高の学びの連続性を意識した授業実践においては、主体的で対話的で深い学びに向けた授業実践と教育課程との接続を図っていく。研究を進めていく上で、2つの視点に着目しながら進めるとともに学校研究と研究指定の接続に配慮して研究を進めた。本研究では、生徒にとって質の高い授業の展開と教育課程における職員の意識の向上を実現させることを目的としている。
研究のポイント
昨年度の取組を通じて、学習評価が各教科等の『カリキュラム・マネジメント』を進めることが明らかとなり、各学部おいて系統的な計画の構築に取り組むことができた。今年度は、年間指導計画の評価・改善からはじまり、その計画に基づいた授業での評価・改善を次時の授業や、ひいては年間指導計画の見直しへと繋げていく過程を通じて、各学部間のつながりを見出し、学校の12年間の系統性を図った教育課程の作成を行った。一連の計画については、評価の観点として学習グループ内を実態別に分けて考え、個別性に迫った評価を行うことにより、児童生徒にとって個別最適な学びが得られる教育課程の構築を目指せるようにした。また、研究の推進にあたっては、各学部間の系統がわかりやすいよう、対象とする教科・領域等を、小学部は生活単元学習、中・高等部は社会科とし、その中でも『安全・防災』というテーマに絞り、研究を進めた。
研究のポイント
ライフキャリアの視点から各教科の授業実践をPDCAサイクルで取り組んだ。また、児童の自立や社会参加、生活の質の向上に向けて、就学前施設や小学部卒業後の学校等とキャリア教育の視点を通した情報共有、情報交換を行い、地域・家庭との連携について取り組んだ。
研究のポイント
近年、「交流及び共同学習」の一つである「居住地校交流」の新たな取組として『副次的な籍』を導入する自治体が増えてきている。本校は、開校当初から近隣の学校や市内の公立高等学校との学校間交流を続けているため、全ての児童生徒が障害のない同世代の児童生徒とかかわる土台はできている。そこで、これまでの交流学習が、更に継続的・発展的に進化するためのシステム構築を目指した。
研究のポイント
医療的ケア児の支援や受け入れ体制整備についての地域の理解啓発を図りながら、昨年度立ち上げた「安房地区医療的ケアネットワ-ク連絡会」を通して、地域の実情や課題について情報共有を図り、安房地区の関係機関とのネットワークの充実を目指した。
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