ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 学校教育 > 学力向上 > 全国学力・学習状況調査 > 全国学力・学習状況調査の過去の結果 > 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果について

平成30年度全国学力・学習状況調査の結果について

1　平成30年度全国学力・学習状況調査実施状況の概要

• 本年4月17日（火曜日）に、全国の小学校第6学年・中学校第3学年の全児童生徒を対象に「全国学力・学習状況調査」を実施。
• 国語、算数・数学、理科の調査のほか、児童生徒及び学校に対して、生活習慣や学習環境等について調査を実施。
• 本県の調査実施校は、公立小学校796校（685校）、公立中学校386校（331校）の合計1,182校（1,016校）
  ※（）内は、千葉市を除いた数。
  ※義務教育学校・特別支援学校含む。
  ※平成30年度全国学力・学習状況調査の実施校数について、「平成30年度全国学力・学習状況調査の結果について（速報）」では、学校質問紙のみを回答した学校1校を含んだ公立中学校387校（332校）として平成30年7月31日に公表いたしました。文部科学省公表の実施校数（教科調査及び児童生徒質問紙調査共に実施した学校を対象）に準じ、当該校を除いた公立中学校386校（331校）を確定値として変更いたします。

2　結果の概要

• 教科に関する調査（平均正答数及び平均正答率）において、本県公立学校の結果は、全国平均を若干下回るものの、概ね全国平均と同程度です。このうち、中学校数学Aについては継続的に課題がみられます。児童生徒の正答数の分布状況は全国の状況とほぼ同様です。

教科区分別調査結果

※上段は、千葉市を含む千葉県の平均正答数及び平均正答率。中段は、千葉市を除く千葉県の平均正答数及び平均正答率。下段（）は、全国（公立）の平均正答数及び平均正答率。

※文部科学省の発表に基づき、全国平均正答率は小数第1位まで、県平均正答率は小数点以下を四捨五入した結果を示す。

小学校

小学校	正答数	平均正答率(％)
国語A(知識) ＜全12問＞	8.4 8.4 （8.5）	70 70 （70.7）
国語B(活用) ＜全8問＞	4.3 4.3 （4.4）	53 53 （54.7）
算数A(知識) ＜全14問＞	8.7 8.7 （8.9）	62 62 （63.5）
算数B(活用) ＜全10問＞	5.1 5.0 （5.1）	51 50 （51.5）
理科 ＜全16問＞	9.8 9.8 （9.6）	61 61 （60.3）

中学校

中学校	正答数	平均正答率(％)
国語A(知識) ＜全32問＞	24.3 24.3 （24.3）	76 76 （76.1）
国語B(活用) ＜全9問＞	5.5 5.5 （5.5）	61 61 （61.2）
数学A(知識) ＜全36問＞	23.0 23.0 （23.8）	64 64 （66.1）
数学B(活用) ＜全14問＞	6.4 6.4 （6.6）	46 46 （46.9）
理科 ＜全27問＞	17.6 17.5 （17.9）	65 65 （66.1）

3　今後の対応の予定

• 「学力・学習状況」検証事業では、検証協力校において、算数・数学における知識及び技能の習得など当該調査結果の課題を明確にした検証改善サイクルを確立させます。また、検証改善サイクルの好事例等を「学力向上交流会」などで紹介し、全県への普及を図ります。
• 「ちばっ子の学び変革」推進事業では、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善をより一層推進します。また、好事例の普及に努め、教員の指導力の向上を図ります。
• 「学習サポーター」派遣事業では、算数・数学の知識及び技能の習得など、派遣校の課題解決に向けた活用を推進します。
• 「ちばっ子チャレンジ100（小学校）」「ちばのやる気学習ガイド（中学校）」では、当該調査結果を踏まえ、課題となる問題を提供するなど、各校種の知識及び技能の習得を図ります。

4 その他

平成30年度の千葉県の結果詳細について

• 全国学力・学習状況調査の実施要領および資料について