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更新日:令和4(2022)年2月8日
ページ番号:313536
大多喜町立大多喜小学校に派遣されている学習サポーター、清水百合子さんの活動の様子を取材しました。
この日は「算数」の授業に、学習支援者として入っていました。担任の先生が前に立って授業を進める中、身をかがめながら一人ひとりの児童を支援する姿が印象的でした。
大多喜小学校では、業間や昼休み、放課後などに、子どもたちが自主的にプリントを選択して学習を進める「自由学習」を設けています。多目的広場の学習コーナーに棚を設置し、計算や漢字のプリントが置かれています。子どもたちは、自由に選択したプリントに取り組み、プリントを箱に入れておくと、翌日には学習サポーターが採点して返却されるシステムになっています。
退職教員の仲間と話している中で学習サポーターが話題となり、「もう一度現場で」という気持ちが高まりました。(清水さん)
算数と国語で、担任の先生方のニーズを踏まえ、学年に応じた学習支援を行っています。授業中の学習支援者として入ることもあれば、放課後の補習を継続的に行ったり、自由学習のプリントの採点などを行ったりしています。特に放課後の補習では、数字慣れするためにも、「算数の2分間ドリル」を取り入れています。子ども自身が、自分の進歩を目で確認することができるという点でも有効だと思います。(清水さん)
積極的に自由学習のプリントに取り組んだり、分からないことを質問したりする子どもが増えたような気がします。やはり、以前できなかったことができるようになると、こちらも嬉しいですね。(清水さん)
テストに強い(勉強ができる)と、人生が楽しくなります。一緒に脳のトレーニングをしていきましょう。(清水さん)
学校からは、「広範囲にわたる学習支援で、大変助かっている。補習や自由学習などにより子どもたちの学習意欲が高まり、先生方も良い影響を受けている。」という話を聞くことができました。
あらためて、県教育委員会としては、さまざまな面から、子どもたちを支えていくことが大切であると感じました。
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