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更新日:令和6(2024)年12月5日
ページ番号:718574
「カーボンニュートラル」とは、二酸化炭素などの温室効果ガスの「排出量」から、森林などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。実現するためには、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー化などに取り組み、温室効果ガスを減らす必要があります。
2023年の世界の平均気温は、産業革命前より1.45℃上昇し、観測史上最高となりました。さらに、このままでは今世紀末までに最大で3.1℃上昇する可能性があるとされています。地球温暖化の進行によりさまざまな影響が生じており、世界中でカーボンニュートラルの取り組みが進んでいます。
再生可能エネルギーは、二酸化炭素を排出しないため、千葉県でも最大限の導入を促進しています。
太陽光 千葉県の太陽光発電の導入容量は全国2位(2023年度)。今後も県有施設への導入を進めるとともに、家庭・事業所へお得な共同購入などによる導入を促進していきます。
風力 千葉県の太平洋岸の沖合は風況が良く、洋上風力発電に適しています。銚子市沖では発電事業者により、海面からの高さが250メートルにもなる風車が31基設置され、2028年9月から運転が開始される予定です。
京葉臨海コンビナートの各産業で、二酸化炭素の排出削減に向けた取り組みが行われています。
鉄鋼 製鉄の工程で鉄鉱石から酸素を取り除く必要があり、これまでは蒸し焼きにした石炭(コークス)を使って行っていたものを、水素に置き換えることで二酸化炭素の排出を削減する技術開発が進められています。
石油化学 使用済みプラスチックを回収して、そこから新品同様のプラスチック製品を作る、新たなケミカルリサイクルの技術開発が進められています。
家庭での取り組みで、年間約3トンの二酸化炭素削減が見込めます。地球に優しい暮らしは、お財布に優しい暮らしにつながります。あなたもできることから始めてみませんか。県ホームページでも、家庭や職場の省エネ・節電に役立つ情報をご紹介しています。
講師を派遣し、講演会や体験講座など、こどもから大人まで対象に合わせたさまざまなプログラムを行います。授業や研修会にぜひご活用ください。
HP CO2CO2(コツコツ)スマート出前講座(推進員出前講座)/千葉県
ZEH(ゼッチ)とは、省エネと創エネにより、エネルギー消費量の収支ゼロ(エネルギーの自給自足)を目指す住宅です。県では無料宿泊体験事業を実施しています。快適さや省エネ・節電効果を体験してください。
チーバくんと一緒に、カーボンニュートラルに向けたライフスタイルについて楽しく学べる動画を作成しました。あなたもできることから始めてみませんか。
動画 ミライのくらしを やさしく かしこく ゆたかに!【フルバージョン】 - YouTube
問い合わせ先 県温暖化対策推進課 電話番号 043-223-4139 ファックス 043-224-2330
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