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更新日:令和6(2024)年12月5日
ページ番号:718573
通算第561号 千葉県庁 代表電話 043-223-2110 編集・発行/千葉県総合企画部報道広報課
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6,277,263人(対前月比1,840人増) |
テレビや新聞でよく目にする「地球温暖化」。
気象災害の激甚化や熱中症患者の増加といった形で、私たちの生活に深刻な影響が出ています。
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減に向けて、県では「千葉県カーボンニュートラル推進方針」を策定し、あらゆる関係者とさまざまな取り組みを進めています。
カーボンニュートラル※の考え方を知り、私たち一人一人ができることから始めてみませんか?
※2面(後半)で詳しく解説します。
千葉県は、京葉臨海コンビナート、成田空港、千葉港などの国民生活を支える産業基盤や、豊かな自然環境などを有しています。こうした本県の特色や高いポテンシャルを生かしたカーボンニュートラルの取り組みを推進し、環境保全と経済成長の好循環を目指します。
図の用語の解説
ZEH(ゼッチ)・ZEB(ゼブ) 省エネと創エネにより、エネルギー消費量の収支ゼロ(エネルギーの自給自足)を目指す住宅や建物
グリーンカーボン・ブルーカーボン 陸上の森林や、海中・海面の海草などの生態系が炭素を吸収し、貯留すること
首都圏での強盗殺人事件などが相次いで報道されており、県民の皆さまの中にも不安を感じる方が多いのではないでしょうか。「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」に代表される新たな犯罪形態への対策が求められています。
千葉県では犯罪の起こりにくい環境づくりのため、公道その他の不特定多数の人が往来する公共の場所に市町村が防犯カメラを設置する場合に補助する制度を平成23年度に創設しており、この事業だけで令和5年度までに5億円以上の予算を投じ、3,278台の防犯カメラが県内に設置されています。
また、県警においてパトロールを強化するとともに、今年度の予算に、高度なスマートフォンデータ抽出・解析ツールの導入費用を計上しており、捜査能力の向上を図っています。
凶悪犯罪の報道が増えると「犯罪が増えている」と感じてしまうと思いますが、県内の犯罪件数は長期的なトレンドで見れば確実に減少しています。
10年前の平成26年の刑法犯認知件数は68,026件でしたが、令和5年は37,538件と約45%減少しています。また、殺人・強盗などの凶悪犯の認知件数は平成26年が418件に対して、令和5年は268件と約35%ほど減少しています。
県警はもとより、地域で防犯に取り組んでいる関係者の皆さまのご尽力のおかげであり、心から敬意を表します。
さらなる犯罪件数の減少に向け、新たな犯罪形態に対して県警では警視庁と埼玉・神奈川の各県警と合同捜査本部を設置しているほか、県としても防犯カメラ等設置補助事業の予算をさらに増額し、安全・安心な千葉県を実現していきます。
千葉県知事 熊谷俊人(くまがいとしひと)
11月10日(日曜日)開催終了
皆さまの温かい応援とご協力ありがとうございました。
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