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更新日:令和6(2024)年4月3日
ページ番号:20606
平成21年9月11日(金曜日)13時00分~13時34分
本庁舎1階多目的ホール
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また、詳細情報をクリックするとそれぞれの発表資料等がご覧になれます。
(知事)
初めに、平成21年度9月補正予算案がまとまりましたので、その概要を説明させていただきます。
まずは、資料の1ページをお開きください。
まず、「9月補正予算案の特徴」についてお話をいたします。
今回の補正予算は、過去最大規模となる811億円の増額となりました。
その内容は、「国の補正予算に伴う基金の造成」及び「その基金を活用した事業に要する経費」のほか、「経済対策のための公共事業の追加」、「企業収益の悪化に伴う県税の還付金」などでございます。
もう一つの特徴は、この基金や、国からの交付金を活用して、雇用対策や公共事業の追加といった経済・雇用対策を実施するとともに、福祉・医療、子育て支援、教育など、県民ニーズの高い分野の施策を追加し、拡充したことでございます。
次に、今回の補正予算の「主な施策」についてお話しいたします。
まず、1つ目は「経済・雇用対策」でございます。
国の経済対策の効果などもあり、景気の一部には持ち直しの動きが見られますが、雇用環境は依然として厳しい状況であります。
そこで、9月補正予算においても基金を活用して、市町村とともに雇用対策を実施するほか、技術力があり、中小・零細の下請企業を多く抱えている「千葉ものづくり認定製品企業」の販路開拓を支援いたします。
さらに、国からの交付金などを活用して、道路や河川などの災害防止や安全確保のための公共事業を追加実施いたします。
2ページをご覧ください。
主な施策の2つ目は、「福祉・医療施策の拡充」です。
入所希望者が多い特別養護老人ホームの建設について、本年度から23年度までの間、補助単価を1床当たり約250万円から400万円にまで引き上げ、緊急的に施設の整備を進めます。
また、老朽化、狭隘化が著しい児童養護施設「富浦学園」の建替えのための基本設計を実施いたします。
このほか、解雇や雇い止め等により住居を喪失した失業者に対する住宅や生活の支援、介護職員の処遇改善に取り組む事業者に対する支援、公的介護施設の整備や社会福祉施設におけるスプリンクラーの整備に対する助成などを実施いたします。
3つ目は、「子育て支援と教育環境の充実」でございます。
基金を活用して、母子家庭の母親の経済的自立を支援するとともに、児童養護施設等の改修など、その環境改善を図ります。
また、私立幼稚園等における遊具などの整備に対する助成のほか、景気の悪化により対象者が急増している私立高等学校等の授業料減免事業の予算を増額いたします。
さらに、県立学校においては、ICT化やエコ化を推進するため、校務用コンピュータの整備や太陽光発電設備の導入などを進めます。
続いて3ページをご覧ください。一般会計の「歳入の状況」でございます。
表の一番下の行、合計欄の9月補正のところをご覧ください。9月補正の規模は811億3,400万円となっています。既定予算と合わせますと、1兆6,226億5,800万円で、前年度に比べ10.6%の増加になっております。
歳入のうち地方交付税等ですが、7月末に普通交付税が決定されたことから、約68億円を増額計上しております。
なお、9月補正では決定額の全額を計上しておりません。後ほど「年間収支の見通し」において申し上げますが、69億円を計上留保しております。
また、国庫支出金については、国の経済対策に伴う基金造成のための交付金や地域活性化・公共投資臨時交付金などを計上したことから、約645億円の増額となっております。
4ページをご覧ください。「歳出の状況」でございます。
その他消費的経費については、県税の還付金85億円のほか、雇用対策のための市町村への補助金などを増額したことから、約130億円の増となっております。
また、投資的経費につきましては、国の経済対策に伴う公共事業の追加のほか、先ほども申し上げました特別養護老人ホーム建設事業補助の単価引き上げによる増額や、小規模な特別養護老人ホーム等の整備に対する助成の拡大などにより、約114億円の増となっております。
5ページをお開きください。「地方債の状況」についてでございます。
上段の「県債発行額」をご覧ください。9月補正予算では、建設地方債が23億円、臨時財政対策債が14億円、合計37億円の増額補正となっております。
下段の「県債残高」をご覧ください。平成21年度末の実質的な県債残高は2兆4,751億円で、平成20年度末と比べて1,007億円の増加となっております。その要因は、交付税の振り替えである臨時財政対策債の増加によるものであり、建設地方債等については減少しております。
次に、6ページをお開きください。「年間収支見通し」についてでございます。
9月補正段階では、地方交付税の増額や国からの交付金の活用などにより、財源不足を生じることなく予算を編成することができました。
しかしながら、企業収益の悪化や個人消費の低迷などにより、本年度の県税収入は現段階では実質310億円程度のマイナスとなる見込みでございます。
このため、計上留保した地方交付税の一部や減収補てん債の活用のほか、前年度からの繰越金、給与改定による人件費の減、さらには執行段階での経費節減などによりマイナスとなる分の財源を確保し、収支均衡を図りたいと考えております。
7ページ以下には「主な事業」を記載してあります。
先ほどお話しした事業を除き、幾つかの事業を取り上げて説明いたします。
まず、7ページの一番下「観光地魅力アップ緊急整備事業」には3,500万円を増額しております。この事業は6月補正予算の新規事業として、市町村や民間が行う観光地のトイレや駐車場などの整備を促進するために1億円計上したものでございますが、予想していたより要望が多く、今回、増額補正を行うことといたしました。
9ページの一番上、「障害者自立支援対策及び福祉・介護人材確保対策臨時特例基金事業」には49億5,500万円を増額しております。そのうち41億9,800万円は基金を増額するものですが、残りの7億5,700万円は、この基金を活用して福祉・介護職員の賃金改善等に取り組む事業者を支援するための経費などでございます。
10ページをご覧ください。上から2番目、「医療施設耐震化整備基金造成事業」には、新たに26億円を計上いたしました。国の補正予算により交付される「交付金」を財源に基金を造成し、今後、県内の医療施設の耐震化を図るための資金に充当しようとするものでございます。
その次の「新型インフルエンザ患者入院医療機関設備整備事業」には1億5,800万円を計上しております。昨年度の2月補正予算でも一部実施しましたが、新型インフルエンザの入院患者を受け入れる医療機関が、人工呼吸器や防護具を購入するための経費に対して助成するものでございます。
その次の「特定疾患治療研究事業」には7億5,000万円を増額いたします。難病患者の医療費負担を軽減するため、新たに緊急性の高い11の難病疾患を対象に追加し、医療費の給付を行うものでございます。
11ページをお開きください。
一番上の「在宅歯科診療設備整備事業」に新たに700万円を計上いたしました。高齢者・寝たきりの方に対しては、在宅で歯科診療を行う医療機関が歯科医療機器等を購入しようとする場合に、その経費の一部を助成するものでございます。
13ページをお開きください。
一番下の「県民マラソン調査事業」には700万円を計上しております。県民の健康増進や体力向上の促進及び千葉県の魅力発信を目的とした県独自のスポーツイベントとして平成23年度に、仮称でございますが、「県民マラソン」の実施を予定しております。
本件につきましては、アクアラインでの開催も含めて必要な調査を行います。
15ページをお開きください。
下から2番目「緊急道路点検事業」には1,000万円を計上しております。さきごろ地震により東名高速の路肩が崩落するという事件がございました。最近の豪雨や地震等による盛土や法面の崩落等の災害を受けて、県内の道路の緊急点検を実施いたします。
16ページをご覧ください。
一番上の「地産地消及び産直施設整備事業」に3億6,900万円を計上しております。JAが行う農産物直売施設の整備に対し、助成するものでございます。
1つ飛んで3番目の「森林整備加速化・林業再生基金事業」には、6億6,800万円を計上しております。このうち5億円は、国からの交付金をもとに基金を造成するものでございますが、残りの1億6,800万円は、木材加工施設の整備や森林の間伐作業などに要する経費に対し助成するものでございます。
9月補正予算案の概要につきましては以上でございます。
(知事)
次に、今年は千葉県の御宿町から始まった「日本とメキシコの交流」が400周年を迎えましたので、これを記念した取組みについてお話し申し上げます。
今から400年前の1609年に「ドン・ロドリゴ」の一行が当時スペイン領だったメキシコに帰国する途中で嵐に遭い、御宿沖で座礁して流れ着きました。そのとき御宿の人たちは寒さに震える異国の人に温かい衣服や食料を与え、献身的に救助に当たりました。
そして、領主であった大多喜城主、本多忠朝が一行を城に招いてもてなし、翌年には徳川幕府のはからいで造られた船で、無事メキシコに帰ることができました。
この遭難救助の出来事もあり、明治政府は日本初となる外国との平等条約をメキシコ政府との間で締結することができたのです。
また、現在では、ロドリゴ一行が漂着した海岸は、「ドン・ロドリゴ上陸地」として県史跡に指定され、太平洋を望む近くの高台には、「日西墨三国交通発祥記念之碑」が建てられております。
この日本とメキシコの国際交流の歴史を記念して、9月26日の土曜日に御宿町で「日本メキシコ交流400周年記念式典」が開催されます。
会場は、この「記念之碑」がある通称「メキシコ記念公園」で、千葉県のほか、この事業の実行委員会と外務省、大多喜町、御宿町が共同で開催するものでございます。
また、式典後に月の沙漠記念館前広場で「サン・フランシスコ号漂着400周年記念祭」が開催されます。こちらは日本とメキシコ、さらにスペインを加えた三国の友好と交流を記念して、御宿町等の主催により開催されるものでございます。
当日は、「日本メキシコ交流400周年」の名誉総裁である皇太子殿下にご臨席をいただきます。
私は、400年に及ぶ国際交流の発祥の地であるこの千葉県に、皇太子殿下をお迎えし、このような式典を開催できることをとても光栄に思っております。日本とメキシコの新たな交流の出発点となるような記念行事にしたいと考えております。
最後に、県では、この400周年事業の一環といたしまして、県立中央博物館の大多喜城分館で9月17日から10月25日まで企画展を開催いたします。
「日本メキシコ交流の歴史-ロドリゴ漂着から400年-」と題したこの企画展では、両国の交流の歴史をロドリゴの漂着から現在も続いている友好関係までご紹介いたします。
主な展示資料といたしましては、まずロドリゴを歓迎した本多忠朝が「大阪夏の陣」で身につけたと言われる「鎧」がございます。
またロドリゴが活躍した時代は大航海時代と呼ばれていますが、一行も乗っていたガレオン船の模型や、当時のアジアの地図なども紹介されます。
そして、ロドリゴが帰国後に日本での出来事をまとめた『日本見聞録』や明治21年に調印された外交文書である「日墨修好通商条約」の原本も展示いたします。
この機会に、実り豊かな秋の観光も兼ねて、ぜひ、日本とメキシコ友好交流の歴史を訪ねに、県立中央博物館大多喜城分館にお越しください。
私からは以上でございます。
(記者)
こんにちは。よろしくお願いします。
補正予算についてお聞きしますが、まず、先ほど主な事業で幾つかをピックアップしていただいたのですが、それと重なるかもしれませんが、今回の補正予算の編成に当たって、森田カラーといいますか、森田知事の主導で盛り込まれた事業というか、強調したい事業というか、そういったものがあれば、教えてください。
(知事)
9月補正予算でございますから、6月補正予算でできなかったところを何とかやろうと、そう思って、今回やりました。特に特別養護老人ホームの建設補助単価の引き上げ、それから老朽化が著しい富浦学園の建て替えなどでございます。これはどうしてもやりたかったものですから、森田カラーと言えば森田カラーかもしれませんけれども、森田カラーになるのは22年度当初予算になるのかなと、そのように感じております。
(記者)
よろしくお願いいたします。
県民マラソンのところですが、知事はアクアラインでマラソンしたいとおっしゃっていまして、今回は調査をするということで予算が700万円ということで、平成23年度に県民マラソン(仮称)を開催するとあるのですが、来年度の開催は厳しいということでよろしいのでしょうか。
(知事)
実は、ご案内のとおり、来年は国体もございます。それで、どうしても県としても大変忙しいといいますか、そういう状況でございまして、マラソンを企画、実行するとなると、非常に綿密な計画等もやらなきゃいけませんので、来年はちょっと難しいなと。再来年はぜひともやりたいなと、そのように思っております。
(記者)
補正予算に関連してですが、宮崎県の東国原知事が、もし民主政権が補正予算の執行を凍結した場合に法的な措置も検討するというふうにおっしゃっています。森田知事はどのようにお考えでしょうか。それが1点。
もう1点ですが、平成23年度に行う予定の県民マラソンですが、アクアラインでの開催も含めてというふうにおっしゃってましたが、アクアラインの開催は場合によっては行われない可能性もあるということでしょうか。
(知事)
アクアラインのことをまず言います。僕の希望で言えば、ぜひ、アクアラインが800円になったんだし、ああいうところを走るというのは今までないと思うんですね。ですから、アクアラインでやりたいなという強い希望がございますが、しかし、いろいろ精査していく中で、どうしても難しいという問題が出た場合においては、またほかを考えなきゃいけないなと、そのように思っております。
補正でございますが、私はもうちょっと推移を見ながら、今からこうしよう、ああしようとあんまり言わないで、とりあえず、もうちょっと推移を見ながら、出てきた段階において私は対応してまいりたいと、そのように思います。
(記者)
先ほど特老ホームと富浦学園のお話が出たかと思うのですが、知事ご自身も視察されたかと思うのですが、それでどうしてもやりたかったと思われた、視察なさった感想というか、改めて伺ってもよろしいでしょうか。
(知事)
富浦学園は、前の知事さんが視察したとも聞いておりました。私はいろいろな経緯を聞いていて、これをまず現地を見ようと、現場見なきゃいかんということで、富浦学園を見てまいりました。
まず、すごくうれしかったことは、はっきり言って、老朽化してますよ。お風呂も勉強するところも、隣の人との境がないんです。ほとんどこういうような、何かで区切れているような感じ。ほとんど並んで、自由がないというか、それから、ベッドも8人部屋だったかな、そういうようなところで、なかなかある程度のお年が来ますと、自分の時間、プライバシーの問題もあります。でも、驚いたことに、そこにいる子どもたちは、みんな元気で、明るいんです。
僕は、「この学園がどうなったらいいかな、何かあるかい」と言ったら、まず、「勉強机を隣の人と少し離してくれ」。「そうかい。ちょっと離れた、もうちょっと広いところがいいな」と言うと、「うん、そうしてほしい」。それも笑顔で言うんだよ。「賛成、賛成」。目がきらきら輝いている。そうかと思うと、もう1人の子は、高校生なんです。「できたら、1人部屋にしてほしい」と、こう言うんですよ。これも本当に明るく言うんです。
確かにこの学園はちょっと古くて、みんなにいろいろ不満あるんだろうけど、先生方が頑張っているんだろうなと思った。先生方はさあ頑張ろうよとか、外を見ましたら、サッカーやっている子どもたちもいるし、こういう子たちがいろんな事情で来ているわけですよ。そして、学校から帰ってきたときに、きれいで、ある程度、自分のプライバシーが守れるような、そういう子どもたちの部屋であってほしいなと、私、本当に思いまして、大変苦しい経済状況の中でも、富浦学園は何とか子どもたちのためにも、これはやらなきゃいけないと、そう判断して今回の形になりました。
(記者)
前回の定例でも多分出たと思うのですが、八ッ場ダムに関して、民主党政権になって中止という方向が現実味を帯びてきた中で、これまでお金を負担してきた自治体、その長としては、今、もう一度、改めてご感想を伺いたいんですが。
(知事)
昨日、埼玉県の上田知事とも話したのでございますが、私どもが話していて、もうちょっと民主党さんの動きを見てみようよと、わからんよと、そういう話になって、都知事は金は返してもらわなきゃ困るなとか、拠出金のことも言っておりましたけど、いろんな考えが今、出ておりますが、とりあえずは民主党さんの推移をもう少し見てまいりたいと思います。
ただし、私自身も八ッ場ダムに視察に参りました。そして進捗状況、地元の皆さんの話も聞きました。あの状況を見てやめるということは大変なことだし、それこそ地元の人たちにしてみれば、国に対する信頼がなくなりますね。あれは50年かかっているわけですよね。例えば、何かにわかった、国の言うことに協力しよう、さあこうしようといったら、政権がぽっと変わったら、もうだめだぞと言われちゃったら、これから国に対して協力するということに対して躊躇、そういう言葉が出てくるんではないかなと、そういう感もまた覚えたことも事実でございます。
今のこういう自然環境、いろんな災害等もございます。今、私たちが信じられないようなことも、今のこの状況を見ますと起きるようなこともあります。ましてや、私たち水、言うなれば、治水利水は大変大事でございますから、私は進めたいという気持ちは十分に持っております。
ですから、民主党さんのこれからの推移を見ながら、もちろん上田さんとか石原都知事とか、また相談することがあるのかなと、そのように思っております。
(記者)
その上で重ねて質問しますが、進めていきたいというお気持ちがあって、これからもまた一層お金がかかっていくという中で、今回の県の不正経理問題絡めて、県民の理解が得られるとお考えでしょうか。
(知事)
今回の不正経理に関しましては、過去5年間の話でございまして、大事なことは、ここでぴちっと膿を全部出して、県民の皆様に、これからは税金をこのように使いますと。
私たち一つ一つ真剣にやっていきますという姿勢を見せることによって、理解をしていただけるんではないかなと、そのように思っております。
(記者)
定例会見で聞くのも何だと思うのですが、同じ事務所の酒井法子被告、今日にも保釈という話でありますが、率直な今のご感想を伺いたいと思います。
(知事)
これは新聞に出たのでございますが、つかまってよかったというような字が出ておりました。本人がそう言っておりました。これは彼女にとっては、これからが非常に苦しいときだと思います。でも、14歳、15歳のころの彼女も知っていますし、そういう意味では非常に頑張り屋でもありますし、この苦しい困難というか、まさしく自分でまいた種ではございますが、これを乗り越えてくれるんではないかなと、また、そうしてほしいと、そのような思いでございます。
(記者)
民主党政権に関連するお話で、民主党が公共事業の削減見直しを打ち出していますが、その方向性が千葉県にどう影響すると知事はお考えでしょうかというのが1点と、千葉県が抱える課題は、民主党政権の誕生によって解決されるのかという点について、知事がどうお考えかというのを。
(知事)
一番初めのも、後半もよく聞こえなかった。民主党さんの、言うなれば凍結等も含めてということですね。
ですから、はっきり言って、基金を凍結するとか、返せと、こう言われたら、これは大変なことでございます。しかし、まだ具体的にこうだということも示されておりませんので、こうだと示された段階において対応していきたいと思いますが、国においては、まず、今、実際に行っちゃっている、事業をやっちゃっている、それを内示をいただいて、行動を起こしちゃってるところもあるわけですね。ですから、凍結、金を返せというのもいいんですが、現場の事情をしっかりと把握して、現場に混乱を生じない適切な政治をやっていただきたいなと、そのように思います。
(記者)
千葉県が抱えるいろいろな課題があります。そういったものが民主党政権の誕生によって解決されますかということ。
(知事)
それは、中央が民主党だろうが自民党であろうが何党であろうが、お願いすることはお願いするし、言わなきゃいけないことは言わなきゃいけないし、私のスタイルは変わりません。私はあくまでも千葉県民、言うなれば知事でございますから、千葉県を第一に物事を考えてまいりたいと思います。
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