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更新日:令和6(2024)年4月3日
ページ番号:20593
平成21年4月24日(金曜日)10時30分~11時10分
本庁舎1階多目的ホール
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(知事)
昨日、千葉県知事として初めて、東京、埼玉、神奈川、千葉の1都3県の知事と横浜、川崎、千葉、さいたまの政令市長等が集まった八都県市首脳会議に出席してまいりました。
会議の冒頭、座長のさいたま市長さんからご紹介をいただき、「ぜひ参加したいという4年前からの夢が実現して大変うれしい。日本を首都圏から変えていきましょう」とあいさつをいたしました。
会議では、これまでの活動報告に続いて、まず「地方分権の推進に向けた取組」について協議を行いました。
その結果、今、問題となっている国の出先機関の統廃合のあり方について、しっかりと人員を削減して、見直しを行うことを求めることとしました。
また、国道16号の地方移管などについては、八都県市が連携して移管の協議対象とするよう、国に求めていくことで合意いたしました。
さらに、4月10日に政府・与党が決定した新たな経済対策に盛り込んだ総額1兆円の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」の都市部への重点的な配分について、八都県市で検討し、国に対して緊急アピールを行うことといたしました。
その後、各首脳からの提案について協議を行い、最後に私から「東京湾アクアラインの料金引き下げ」を提案いたしました。
アクアラインの料金引き下げについては、既に麻生総理大臣に直接お会いして訴えるなど、私みずからがどんどん動いていることをご説明し、「アクアラインの料金が下がれば、経済が活性化するのは、誰が見てもはっきりしています。首都圏経済の活性化のためには、東京湾アクアラインの料金を全日普通車800円とするなど、平日休日を問わず、大型車を含めてさらに引き下げることは、まさに国策として進めるべきことです」と、このように強く訴えました。
さらに、「この3月から「生活対策」として、国策としての料金引き下げが実現している今だからこそ、このタイミングで国に対してさらなる料金の引き下げを求めることが必要である」とご説明いたしました。
この提案に対しては、神奈川県の松沢知事からも、「首都圏全体から見れば、アクアラインの料金は誰が見ても高い。やはり、これは八都県市として国に要求していくことが大事だ」というご発言をいただき、国策としてのアクアラインの料金引き下げを八都県市の総意として国に要望することで決議をいただきました。
さらに、八都県市として共同で研究していこうということで、アクアラインの料金引き下げの実現に向けて、大きく踏み出すことができたと思っております。私といたしましては、アクアラインを活用した首都圏の観光や物流といった取組みについても研究していかなければと、そのように思っております。
また、神奈川県の松沢知事からは、受動喫煙防止対策の推進について、国への要望とあわせて首都圏として共通ルールをつくっていこうという提案が出され、私は「子どものためにも、健康のためにも、非常にいいことだ」と賛成をいたしました。
もちろん、居酒屋などどうしてもたばこがつきものの店などには配慮が必要ですが、首都圏としての取組みについて、今後、八都県市で検討していくことになりました。
松沢知事からは、さらに「羽田-成田超高速鉄道整備構想」についてもご紹介があり、私からも「リニアモーターカーの問題については、いろいろなことを考えながら、まず着手しよう、勉強していこうということで、千葉県と神奈川県とで5月中に事務レベルの勉強会、研究会を行っていく予定です」と、現在の取組状況をご説明いたしました。
今後、神奈川県と一緒にさまざまな方向から十分な検討を行ってまいりたいと思っております。
今回の会議に初めて参加してみて、大変に中身の濃い、充実した会議だったと思っております。
秋には八都県市首脳会議とあわせて、首都圏の経済界の代表も参加した第4回首都圏連合フォーラムが開催される予定でございます。秋に向けて、引き続き首都圏での連携、協力を力強く進めてまいりたいと思います。
そして、これからは、千葉県だけのことを主張するのではなく、「私たちは首都圏の一員である」ということを常に思いながら、お互いに応援していきたいと思っております。
首都圏が一致団結すれば、日本も絶対によい方向に変わります。私は、どんどん攻めてまいりたいと思っております。
(知事)
次に、平成21年度定期人事異動について申し上げます。
今年度の人事異動については、4月1日付で管理職を除く人事異動を行い、その後、幹部職員を中心とした人事体制の検討を踏まえ、4月28日付で管理職の人事異動を行うことにしました。
まず、人事異動の基本的な考え方ですが、各職員一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう、それぞれの職に最もふさわしい能力と適性を備えた職員を配置する、適材適所の人事異動を行い、チームスピリットのもと、県民第一の県政づくりに積極的に取り組んでいく体制を整えました。これにより、私のマニフェストで、県民の皆様とお約束している「くらし満足度日本一」を目指してまいります。
また、今回の異動者数でございますが、771人であり、4月1日付の異動者数の2,288人と合わせますと3,059人となります。これは昨年度の異動者数3,137人と比べ、80人程度減少いたしました。
次に、役付職員の登用についてございますが、それぞれの職にふさわしい能力、適性を備えた職員の積極的な登用を図るととともに、簡素で効率的な行政運営を目指して、管理職職員の削減にも取り組みました。その結果、昨年度に比べ、管理職の職員数は70人ほど削減いたしました。
なお、部局長については、勤務延長となっていた総務部長、農林水産部長が4月27日付で退職となるほか、副知事による兼務となっていた商工労働部長など17名中12名が交代となり、大分顔ぶれが変わりました。
この中で、健康福祉部長に戸谷久子健康福祉部次長を充てることとし、平成12年度の佐藤喜美子健康福祉部長以来、8年ぶり、県政史上3人目の女性部長の任用となりました。
総務部長には小宮大一郎内閣官房内閣参事官を任用しており、千葉県のために一緒になって頑張ってもらいたいと考えております。
また、平成22年開催の一大イベント「ゆめ半島千葉国体」「ゆめ半島千葉大会」に向けて、国体・全国障害者スポーツ大会局長には名輪淑行国体・全国障害者スポーツ大会局次長を任用しました。もちろん、私自身も、この国体を成功させるべく、旗振り役として積極的にアピールしてまいります。
なお、4月22日の臨時県議会で議会の同意をいただき、石渡哲彦副知事を任命しており、県庁での経験を活かして、行財政改革などに取り組んでもらい、私を支えてもらいたいと考えております。
今回の異動は、私が手がけた最初の人事異動でございます。暫定的になっていた体制を県政が滞ることのないよう、一刻も早く整える必要がある中、両副知事の話もよく聞きながら考えました。一致団結して最高のパフォーマンスを発揮し、首都圏をリードしていく千葉県を築く、そのためのスタートがきれたと考えております。
私は、就任式で職員に対して「お手並み拝見と思っている職員は要らない」とはっきり言いました。「県民第一の県政」「県民の皆様のくらし満足度日本一」を実現するという目標に向け、私と一緒になって汗をかき、県民の皆様のため、とにかく「やるんだ」という気概を持って県政のさまざまな課題にチャレンジしていくことを全職員に徹底してまいります。
攻めの姿勢で強烈なシュートをどんどん打つ、外に向かってどんどんアピールする、そして、千葉県全体をもっと輝かせていきたいと思っております。
私からは以上です。
(知事)
それでは、質問をお受けいたします。
(記者)
まず幹事社から。おはようございます。
人事の件で伺えればと思うのですが、部長がたくさんかわるということで、例えば、総合企画部長、総務部長、商工労働部長、農林水産部長、このポストの方々を登用したもう少し具体的な思いがあれば、お聞かせ願いたいのですけれども。
(知事)
まず、例えば、依田さんの場合、農林水産部長にお願いしたのは、私は今回においてはまずやる気、それと実力も含めてですが、両副知事、白戸前副知事と植田副知事ともいろいろ相談して、これから県においては、どんどん千葉県のブランドセールスに徹したいということも含めまして、ぜひ、依田さんにお願いしたいと、そのように考えて決めたところでございます。
総務部長も国から迎えるような形になりまして、この方はなかなかの人。いろんな評判も含めて、ぜひ千葉県を日本一にしたいという思いで頑張っていく、その力を十二分にかしていただけるものと、そのように確信しております。
あとは女性です。戸谷さん。私ははっきり言って、女性だから男性だからと、特に私は考えないのです。適材適所、実力があり、やる気のある人、そんな形、それを基本として考えておりました。そうしたら、戸谷さんが上がってきまして、だったら、ぜひやっていただきたいなと、そんなことを話しましたら、8年ぶりの女性。私が戸谷さんに会ったときに、あなたはそれだけの実力があるし、適材適所だと思って、私、決めさせていただきました。あなたが踏ん張れば、もっともっと女性の部長が増えるから、頑張ってくれよ、そんなことを言いました。そんなところでございますかね。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
新体制になりまして、6月には定例県議会があるのですが、これに向けて補正予算を組むことになるかと思うのですが、これについてどういう編成をしていこうというお考え、方針等が……
(知事)
今、考えているよ。補正においても、簡単に言えば、必要なものには必要なもの、プライオリティーもあるし、限られたパイでもあるし、そんなことを今、両副知事とも、いろんなお考えを聞きながら、今、いろいろと考えているところでございます。
(記者)
まだ、具体的内容については、発言する段階ではない?
(知事)
そうですね。またある程度、そうなりましたら、お話をさせていただきます。
(記者)
それと、アクアライン、リニアモーターカーといった点については、昨日の八都県市でも話題に上って、一歩ずつ進んでいるのかなという印象もあるのですが、それ以外の知事のマニフェストの中にあった移動交番ですとか、そういったそれ以外のものについては、今後、どういった動きがあるのか、この後……
(知事)
やってます。僕はシュートと言ったでしょう。一気にシュートを3つも4つも打ってしまうと、簡単に言うと話題にならないのです。だから、僕はアクアラインも含めて、あれをまずどーんと言う。そして、こうやって皆さんが、そんなのできるわけないじゃないかとか、大風呂敷広げて何だかんだ、でも、まずそういう話題になることが大事です。その中で私たちが一歩一歩やっていく、これは私のやり方ですから。
今おっしゃったように、治安、子育てサポート、これは今、事実やっておりまして、私が言っていました治安の移動交番。
少しお話しますが、移動交番て何をやるのだと。例えば、A地域というのがあります。私は今、頭に想定しているのは、皆さんもそうでしょう、交番というと、特に小さいころは交番に何か聞きに行くとか尋ねに行くというのは非常につらいというか敷居が高いわけよ。お巡りさん、怖いんじゃないかと。そうではなくて、移動交番というのは、1週間に1回でもいい、どういう形になるかわからんけど、このAという地域を回って、最近、生活している上において、何か問題なことありませんか、犯罪のことについてご相談することありませんかと。午後1時から4時まで何とか中学校、例えば何とか公園のところで、そういう担当官も含めて、私たちお待ちしていますよと。どうぞ相談に来てくださいと、簡単に言うと、そういうことを想定してございます。
うちの父親は警察官で、当時、こういうことを言っていました。まず、犯罪の一番の大きなヒントは、解決する上においても、まず地域の人たち、住民の人たちといかにお茶飲んで話せるか。今で言えばコミュニケーションですよね。それを持つことが大事だと。また、それをやることが犯罪の芽をつむことなんだ、そんなことをよく言っていました。それがどうも頭にあったせいかもしれませんが、さあ、来いよではなくて、「どうですか、皆さん、何かありますか」と、そういうことを私は移動交番に想定しております。
例えば、子育てサポート、何とか医療費を義務教育まで。これは私、以前からも言っているように、一気にできません。ですから、初めは3年生、6年生、中学校卒業するまで、これを4年間かけてやりたいと。もう少し突っ込んだ、これは医師会の諸先生方とも話して、いろんないいアイデアをというか考え方を聞いてやっているところでございます。今、そういうふうなところです。
(記者)
ありがとうございます。引き続き、各社、お願いいたします。
(記者)
おはようございます。先日発表になったいすみ鉄道の社長の公募の件ですが、どんな人材をご希望されているか、それから、社長が決まったときに、任期期間中の辞任等々についての縛りをかけるようなおつもりがあるのかどうか、その辺も含めてお話をお伺いしたい。
(知事)
経過はともかくとして、まず、いろいろな考え方があると思うのです。だれか探してぽんとつけるとか、どういう人がいいだろうかとか、試験やろうかとか、いろいろある。でも、一義的に大事なことは、地元のいすみ鉄道再生委員会の方たちが何を望むのか、どういう人に来てもらいたいか、どういう形で公募をするか、・・・そうしたら、最終的に出てきたのが公募したいと。民間的な経営感覚を持った方に来ていただきたい、そのような答えが返ってきたので、これは尊重したいなと、そのように思っています。
今、縛りという形が出ましたが、それはまず委員会で決めてもらう。県がどうのこうのというのではなくて、そういうことも出ましたよと、そういうことがあるのですが、そのことについては委員会としてはどのようにお考えですかと、そのように振ってみたいなと、そのようには思っております。
これは、いすみ鉄道というのは、地元の人にとっては非常に大事なことなので、何としてもいい方向に行くために、県としてもいろんなアイデアを出していかなければいけないのではないかな。でも、大事なことは、地元の人たちがいかに努力するかということです。だから、県と地元の人たちがお互いに一生懸命やること、これが一番大事だと、そのように思っています。
(記者)
幾つかありますので、1つずつ。今現在、自民党員でいらっしゃいますでしょうか。もしそうだとしたら、離党される予定はありますでしょうか。
(知事)
前にも言ったように、支部をちゃんと閉めた上で、そうすることによって、自民党から離れることになります。
(記者)
今、支部解散手続中ということで、先日、監査の途中だというお話でしたが、今現在もまだそうだということですか。
(知事)
やっております。
(記者)
支部の解散とともに離党するという形をとられる?
(知事)
もちろん。離れるということです。
(記者)
党員をやめること自体は、支部の解散よりも手続自体は簡単なのですが……
(知事)
支部長でなければ解散できないんです、党員でなければ。これは自民党の内規に書いてあるのです。そういうことです。
(記者)
わかりました。次の質問で、自民党の県連の大会を欠席されるそうですが、その理由を伺いたいと思います。
(知事)
こちらの仕事もありますし。
(記者)
公務があってということでしょうか。
(知事)
こちらのいろんな公務を含めて、政務を含めてありますから。そういうことですよ。
(記者)
現在、例えば、自民党との関係を批判する向きがあるとか、そういうことをかんがみてとか、そういうことではないということでしょうか。
(知事)
言う人というのは、どんなことでも言うから、自分の考えで私はどんどんやっていきますよ。
(記者)
次の質問です。選挙運動費用収支報告書を提出されたと思うのですが、それの収入のところで森田健作後援会という今年1月に設立された政治団体から1,500万円の寄附があって、それを選挙の費用に使われたというふうにあるのですが、この森田健作後援会自体の収支が明らかにならないと、知事がかねて支部のお金を今回の選挙費用に使ったことはないというふうにずっとおっしゃっていたと思うのですが、それを証明するためには、この森田健作後援会というところにそもそも支部のお金が入ってませんよということを証明する必要があるわけで、この森田健作後援会のお金の流れ自体は明らかにされるご予定はありますでしょうか。
(知事)
これは、弁護士に聞いたところによりますと、今の段階ではなくて、法律的に9月ということなので、そのように。弁護士のアドバイスによって、そのようにしております。
(記者)
今年の9月?
(知事)
と聞いておりますけどね。もう一度、その件に対して、私も精査して、聞いておきます。
(記者)
わかりました。前回の会見のときに、支部の解散について質問があって、収支報告書を解散のときに出されるわけですが、その収支報告書はご自身で積極的に公開される予定があるかどうかということに関して。
(知事)
それも弁護士と相談してやります。
(記者)
ちょっと話は変わりますが、来月、全国知事会の会長選があるのですが、今の麻生会長以外に出馬の動きが今のところないのですが、仮に無投票になるとすれば、それに対するご感想をお伺いしたいのが一つと、先日も少しお話が出ましたが、ご自身の出馬のご意思があるのかどうか、それを教えてください。
(知事)
私、知事会にまだ出たこともないのでね。事実、出てみないと雰囲気等もわかりませんし、今は何とも言えません。東国原知事が森田、やったらいいんじゃないかという報道が流れたと聞いておりますが、とんでもない。あの人、冗談で言ったと思うのですが、東国原さんが出たらいいのではないかと私は思いますよ。そんなようなところです。あの人は、明るいし、いいんじゃないですか。
(記者)
お疲れさまです。先ほどリニアモーターカーの関係で5月に千葉県と神奈川県で勉強会を開くとおっしゃいましたが、千葉県の中のたたき台というか、そういったものはつくられるのかどうなのかということと、今後、その勉強会はいつまでにどんな段取りで進めていくのかというのを教えていただけますでしょうか。
(知事)
リニアモーターカーに関しては、はっきり言って、大きく投げました。それによって、松沢知事もそうなんだよと。おれも前から考えていたんだということで、神奈川県の方は1年間かけてずうっと積み上げてきたところであるということを聞いております。それを聞いて、私、すぐ担当の方には話ししまして、今、猛勉強をやらせているところでございます。それと同時に、すぐ担当課を神奈川県庁に行かせまして、まず両知事が合意した勉強会、検討会をやっていこうと。その結果、5月上旬にまず幹事会をやって、下旬には両県で検討会、勉強会をスタートすると、そこまで今、決まっております。
(記者)
今後の段取りとすると、いつごろにどういう青写真というのが出てくだろうと思っていらっしゃるのかというのと、知事自身の構想というのを、どんな形でどういうふうに反映させていこうと思っていらっしゃるか。
(知事)
まず、私がこのリニアモーターカー、前も言ったように、私が衆議院のころ、7~8年も前ですが、そのころ羽田を抱えていたものですから、そのときに考えていたことでもあります。成田と羽田がまず一体化して、真の国際空港になるべきだと、そのような強い思いからでございます。
今度は、まずリニアモーターカーということがどーんと出た。その中で、みんながああでもない、こうでもないといろんな意見が出てきた。これは一番大事なことなのです。まず、利用者の利便性を最優先に考えよう、そこから始まって、真の国際空港にしようと、そうなってきているわけです。その中で、松沢知事というのは大深度の方法、ところが、石原知事が、そんなんじゃ金が合わないだろうという話も出ました。それもあるのです。ですから、その辺はどうしていくんだと。そうしたら、松沢知事が、超新幹線みたいな、そういうのはどうだと。それもいいじゃないかと。それは、例えば、千葉だとか横浜とか、そういうことも考えながら、そういうのはどうだと、そういう話も出てまいりました。
ですから、とりあえず夏ぐらいまでは私どもの千葉県の、今出た課題の考え方、またそれなりの裏づけをもして、ぜひまとめたいな、そのように思って、もう一度、松沢知事ともお会いして、どういう形で実現していくのかということを秋ぐらいまでには形をつくりたいなと、そのような考えを持っております。
(記者)
先日、学力テストが小中学校全校で行われましたが、これについての結果について、公表したりする考えはあるかどうか、お聞きしたいのですが。
(知事)
基本的には、運動会で言えば1位、2位、3位、そういうのが出て、よし、今度は1番になろう、2番になろう、3番になろうと切磋琢磨が始まると思うので、公表自体をすべて悪だとは思っておりません。だから、その公表の仕方も含めて、それは考えてまいりたいと思います。
(記者)
公表したほうがよいということですか。
(知事)
いや、公表することも含めて考えてまいりたいと思います。
(記者)
先ほどの選挙資金の関係ですが、後援会からの1,500万円には政党支部、自民党支部からのお金は入ってないと考えてよろしいのでしょうか。要は、後援会から1,500万円の寄附が森田さんご自身にあって、それが選挙資金として使われたということになっているのですが、その1,500万円の出どころというのは政党支部ではないというふうに考えてよろしいのでしょうか。
(知事)
僕の政経懇話会のことですね?
(記者)
違います。1月に設立されました森田健作後援会のことになります。
(知事)
わかりました。それ、ちゃんと、もう一度、ぴしっと精査してお答えします。
(記者)
知事は、当選翌日に政党支部からのお金はこの選挙では使ってないというふうに言い切っていると思います。ですから、今回の選挙での出どころというのはご理解されていると思うのですが……
(知事)
私はそうないと思っています。
(記者)
どちらからのお金が後援会に入って、選挙に使われたというふうにご理解……
(知事)
私がこの間、言ったとおりです。
(記者)
政党支部ではなくて、どちらからのお金を使われたということなんでしょうか。
(知事)
ですから、この間言ったように、政党の方からの資金の流れはないと言ったわけです。
(記者)
ないとはわかったのですが、どちらの団体ですとか、もしくは森田さん個人のお金なのか。
(知事)
わかりました。もう一度、間違えのないように、ぴしっと調べて、それでお答えします。
(記者)
わかりました。もう一点、前回の選挙のときの収支報告書によりますと、3,000万円の残金が残っておりまして、これは森田さん個人でそのまま残っているということになっているのですが、その後の使い道というのはどういったものになっていますか。
(知事)
それは政治活動で使っていると思います。
(記者)
今回の選挙に使われたということはありますでしょうか。
(知事)
それはないです。
(記者)
すべて政治活動で使われたと。
(知事)
そうでございます。
(記者)
わかりました。
(記者)
今回の人事について、改めて伺えればと思います。依田さんの人事ですが、筆頭部長の総合企画部長から農林水産部長になったということで、人によっては降格ではないかという見方もあるのですが、その点についてはどうでしょうか。
(知事)
全くそんなことないですよ。依田さんという方は非常にやる気あるし、特に農林水産というのは重要なポストでございますから、私、お会いしたときに、ぜひ頼むよと。あなたのやる気をひとつお願いしますと、そのように言いました。そういうことはありません。
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