千葉県Chiba Prefectural Government
~ 千葉県にオリンピック・パラリンピックがやってくる ~
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更新日:令和6(2024)年2月15日
ページ番号:455726
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2021年8月10日(火曜日)発行
2号PDF版(A4サイズカラー7ページ)こちらからダウンロード (PDF:1,068.6KB)
東京2020オリンピックで白熱の試合が続くなか、ボランティアたちはそれぞれのフィールドで活動を模索し、着実に前に進んでいきました。クリエイティブに「今できること」を考え、活動するCity Cast Chibaの様子をのぞいてみましょう!
オリンピックで毎日熱戦が繰り広げられる中、バーチャルツアーも本番を迎えました。
千葉の魅力を多言語で伝えようと、クイズも有り、一部ライブ中継有りと、楽しみです!
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Online Virtual Tours by City Cast Chiba~英語/中国語/スペイン語の様々なテーマでお届け~
バーチャルツアーについての詳細はこちら(Online Virtual Tours by City Cast Chiba)
※2面にて詳しく掲載!
「もっと身近に県内事前キャンプの選手たちの様子を伝えることができたなら…」 そんな思いから端を発し、千葉県が受け入れを行った「オランダチームの事前キャンプ」について、特別に取材の機会を得ることが出来ました!陸上、アーティスティックスイミングの練習模様、そして、キャンプを一から支えてこられた方のインタビューなど、盛りだくさんの内容をお届けします!
練習に励む選手たちを激励するため、熊谷千葉県知事や報道陣が駆けつけるなど、注目の様子が窺えました。知事からは、チーバくんのぬいぐるみが、そしてオランダ陸上連盟からは、ミッフィーの人形が記念品として渡されるなど、終始和やかな雰囲気の練習風景。
また、私たちシティキャストはアーティスティックスイミング選手の練習を見ることもできました。ゴーグルを外すと、なんと瓜二つの双子!22歳という若さと鍛え抜かれたスタイルに驚きです!
※3面にて詳しく掲載!
你好。愉快な中国語グループです。只今、慣れないスライド作りに奮闘中(子どもの心に戻って楽しく製作中)です。中国語もチャレンジ精神発揮中!見どころですが、暑い中、実際にサイクリングで現地に出かけて写真を撮って来たり、自分自身で体験して、いまだ冷めない楽しさをお届けできることと感じております。ゲストを引込む興味深いクイズなどもご用意して、皆さまのお越しをお待ちしております♪
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/volunteer2020/chinese/tours.html
東へと電車で向かうツアーを企画しました。佐原・銚子・犬吠埼と、県の北東部の魅力を紹介する旅です。恥ずかしながら、私が30年来描き溜めた水彩スケッチも使わせていただくことになりました。現在、メンバー全員で発表用資料の作成に勤しんでおります。英語と比べるとなじみの薄い言語で、困難な面も多いのですが、世界中のスペイン語圏の人達に千葉県を少しでもアピールできたら、と思います。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/volunteer2020/spanish/tours.html
メッタケン班は2020年に実施された勉強会「みんなの都市ボラ大学イン千葉」に集まった有志の仲間7人で構成しています。大会延期発表時より来客への地元の案内知識・方法などの勉強を継続して来ましたがZoomや遠隔での編集操作に度々頓挫しました。仲間が居なかったならもう諦めていた事です。日本遺産認定の北総の町並みを代表し、寺の町成田・城の町佐倉をツアーで案内する事は、現実に案内する以上に達成感があリます。仲間と共に在宅で世界に紹介します!
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/volunteer2020/en/tour-apply.html#con01
ユネスコの無形文化遺産にも指定され、海外でも人気の和食の中心的食材である発酵食品をテーマとし、千葉の持つ地理的・歴史的背景から発展した発酵技術を継承する発酵の里 神崎を訪ねる旅に案内します。麹菌が中心的働きをする日本酒、醤油、味噌の生産工程を紹介し、日本人の健康や生活に結びついた発酵食品の素晴らしさを伝えます。また、ゲストが知っている日本食や自国の発酵食品を紹介してもらう対話形式のコーナーも設け、楽しく参加していただきます。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/volunteer2020/en/tour-apply.html#con02
ツアーは我が家からの生中継で始まります。ゲストの興味を惹きつけるためです。バーチャルではありますが、より実践に近いツアーを目指します。我が家に肖像権はありません。自由にどこでも映し出せます。源氏襖を外しての畳部屋の有効利用や雪見障子を左右上下に動かして祖先の知恵を紹介します。食卓も覗いてもらいます。メンバーが玄関や仏壇、神棚や米についてクイズを出題しながら交代で説明を行い、外に目を向けては房総半島の魅力を写真満載で紹介します。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/volunteer2020/en/tour-apply.html#con03
(執筆:Toshi)
おもてなしグッズを手に喜ぶ選手たち |
千葉県総合スポーツセンターでオリンピックの事前キャンプを行っているオランダ陸上代表チーム。
青空の下、オレンジ色のユニフォームを着た選手たちがまるでロケットエンジンのように走り去っていく。スラっとしたした長身と鍛え抜かれた体、バネの様ような脚力は、我々日本人にこれがオランダ代表の走りだぞ!と言わんばかりの走り。
オランダにとって日本は特別な国。そう仰ったのは、過去2つの世界大会のキャンプでもこの競技場を利用したオランダ陸上連盟。千葉県は、東京2020大会のホストタウンの関わりもあり、選手村へ入る予定も2日後ろ倒しにする程の居心地良さとのこと。最高の練習環境と県民との交流が毎回、力になっているそうですが、残念ながら今回は感染症の影響により、直接県民との交流が叶いませんでした。
そんな逆風でも、学生の皆さんやボランティアによる横断幕やおもてなしグッズ、そして和太鼓によるオランダ国歌の演奏などに選手の皆さんは目を輝かせ、動画に収めていました。
数時間後には、選手の皆さんのSNSにこの状況がシェアされ、「特別な日」だったと千葉のおもてなしを最高評価して下さいました。感染症が収まったら、ゆっくり千葉県に遊びに来て頂きたいですね!
この日、中学生の水泳競技会が開催されていた千葉県国際総合水泳場。その横で、音量に気を遣いながら黙々と練習する若い2人の選手。それをにこやかに、感慨深く見つめる県職員林さんの姿。
千葉県はオランダの水泳(競泳・アーティスティックスイミング)に加え、強豪アメリカとオランダの「水球」を合同合宿という形で受け入れました。この日は、アーティスティックスイミングのオランダデュエット代表の二人が、選手村へ入る最終チェックをしていました。 |
そう、林さんは、水泳キャンプの最前線に立たれ、選手団の受け入れをサポートされている影の立役者。そもそも千葉県は、東京までのアクセスが近く、非常に便利な立地として、選手からも合宿の地として選ばれているそうです。2年前のオランダ事前合宿の際は、子どもたちの為に水泳教室を開き、身近にトップアスリートの練習を公開する機会を設け、子どもたちの目は真剣な眼差しでキラキラだったそう。代表コーチへの質問コーナーも長蛇の列が出来るほど大人気で、日本人にシャイな印象を持っていたオランダ人は、非常に驚いたそうです。
今回、感染症の影響により、広く県民の皆さんを招待したり、直接交流できる機会も叶わず、悔しさをにじませていた林さん。2年前は、自由に外出ができ、オフの日には観光に出かけるのを楽しみにしていた選手。現在は、キャンプに関わる全ての人がPCR検査を受け、陰性が出るとほっとする毎日。一般人との動線も分けられ、自由に外出が出来ない分、買い物の代行など、様々な面で神経を使いながら、万全な対策を行い、安心した合宿の場を提供されています。
水泳をやってきた林さんだからこそ、一番選手の気持ちが分かる。このような状況でも、選手に関われることに幸せを感じ、精一杯のおもてなしで「また千葉でキャンプをしたい!」と言ってもらえるよう、ご尽力されていました。取材中、選手を優しくサポートし、積極的に話しかけられているのが印象的で、アーティスティックスイミングのブラウエル姉妹を見つめながら 「2年前の合宿と比べて、体格も一回り大きくなり、メキメキと上達しているのが分かる。オリンピックでは、ベストなパフォーマンスで入賞してくれたら嬉しい」と笑顔で語ってくれました。決して目立つことをするわけではなく、裏で支えてくれる人がいる。選手や未来の子供たちの為に熱い思いを持って人の為に行動しているスタッフの方々を間近で見て、私たちシティキャストもその思いを誰かに繋げていきたいと思いました。
(取材・執筆:いとう&こて)
県民の有志の皆様が心を込めて作った数万点のおもてなしグッズ、今回はその製作者を取材しました。
What’s #ちょいボラ??
「♯ちょいボラ」は身近なことでできる“ちょっとした”ボランティアのことをいいます。千葉県では、東京2020大会時など、千葉県にお越しになる方々へ配るおもてなしグッズをつくる【ちょいつく】、みんなで考える【ちょい〇〇】をキャッチフレーズに「♯ちょいボラ」をPRしています。
山田輝夫さん(写真左)は、2019年の台風により、ゴルフ場で廃棄することになった竹を使い、靴ベラを製作されました。全て手作りで、1本30分かけて丁寧に作られています。その数1,111本!予備を含めると1,200本以上になります。驚くべきは、なんと全て山田さんお一人で作られたとのこと。オリンピックが1年延期になり、その期間を使って、仕事の合間を縫って製作したそうです。「人は一人では生きていけない。支えあいながら生きている。今後もボランティア活動をしていきたい。」ものを無駄にしないで、要らなくなったものを使ってちょっとした工夫で身近なものを作れる、その発想も素晴らしいですね。
千葉市内の任意団体「プロジェクト結」からは副会長の前澤弘子(写真下左)さんと工藤和博(写真下右)さんです。結さんでは和紙などで美しい箸置きを作るイベントを開催し、おもてなしグッズとして様々な場で提供しています。参加者は子どもから高齢の方(4歳から100歳!)、障害のある方など様々。自分ができること(紙を切るなど)をすることで、誰でも参加できます。この活動が高評価を受け、今では県内だけでなく、県外にまで広まっているとか。SNSでの発信など、人と人との縁によって広まったそうです。今まで作った箸置きは2万個以上。箸置きの作り手、渡し手等、多くの方が携わってきました。これからボランティアをやりたい方々へ「無理せず、できる範囲で。休むことがあってもいいので、相手を想って気持ちを繋げていっていただけたらと思う」とメッセージをいただきました。
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グッズは大会期間中シティキャストによって空港で配られる予定でしたが、無観客化に伴い、オリンピック期間中はボランティアとして空港に立てなくなってしまいました。パラリンピック期間は現段階で未定ですが、たとえ無理でもこのままでは終わらせません。
グッズを配布していただける「ちょいボラパートナー」という制度に登録いただいた、千葉県内のホテルや旅館、観光施設などでも配布していただく予定です。
(インタビュー・執筆:Kaori)
都築則彦(Earth Light Project代表/NPO法人おりがみ理事長)
千葉大学大学院生。2014年「学生団体おりがみ」設立。TOKYO2020に関連したイベントや、パラリンピック競技の普及活動を企画運営。ボランティアに夢を吹き込んでいきたいと考えている。
A.この一年間、オリパラをコロナ禍でやる意味って何だろう、と考えてきました。ただ迎えるのではなく「何ができるんだろう」と。人が集まれない中でできることは?そういう事をたくさんディスカッションしましたね。
A.テニスをやっていました。自分の弱点を乗り越えられたのは、あの頃に凝縮されている。何かに必死に向き合う時には、全部自分の個性が出てくる。それと初めて向き合ったのは部活だったんですよね。相手のマッチポイントで自分からのサーブを打つ時の手の震え方。失敗したらこれで負けるかもしれない。思い出すことはよくあります。自分の弱みや強みを感覚的に教えてくれたのはスポーツでした。
A.学生団体の方は引き継ぎました。学生が輝く団体を目指してきたので。これからいろいろな経験をすると思う。NPO法人の方は一生をかけてやっていく。LGBTの方や、障がいなど、困難を抱える人が自分の生きていきたい世界を経験できるためにボランティアは必要だと思う。実現させたい・関わっていきたいと思えるようなプログラムを作りたいです。
A.批判もあるかもしれない。でも、そんな社会と向き合った先に、参加した価値がきっとあるはずだから、活動の中で価値を探し、発信してほしいと思います。
(インタビュー:Toshi&ゆかりん、執筆:ゆかりん)
City Cast Chibaでは各SNSにてボラメーターを配信中。(下図8月3日時点)
City Cast Chibaの皆さん!
リモート活動本番だけでなく、練習や準備も立派な活動です。
是非ボラメーターに登録してください!数字が増えると中の人が泣いて喜びます!!活動時間だけでなくコメントも入力できます。素敵なコメント、楽しいコメント、お待ちしてます!
@2020chibavlntr
#ボラメーター
SNSフォロー・いいねもお願いします!
(執筆:きたざわ)
8月1日から14日まで計10回、中高生対象の体験プログラムが開催されます。本来であれば千葉県内の4か所(千葉市、一宮町、成田市、成田空港)で「おもてなし」を体験しよう!という企画でした。日本の文化を紹介したい、おもてなしをしたいと、厳しい倍率を勝ち抜いた将来のまさにオリパラ・レガシーたち。しかしコロナ禍で現地活動は中止。急遽予定を変更し、オンラインで成田空港の「おもてなし施設」を学び、それをグループワークで「どんなシチュエーションで」「何を」「どう紹介するか」皆で考えて発表する企画に生まれ変わりました。今回はその第1回と第2回に参加された中高生の皆さんにインタビューしてきたので報告します!
※写真:全員で記念撮影!(第1回と第2回の画面キャプチャを統合) 質問!「また日本でオリパラが開催されたらどう関わりたい?」
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記念すべき?第1回目を8月1日に取材してきました!参加した中高生の皆さんも、都市ボランティアのサポートメンバーも、最初は緊張気味でしたが、グループワークが進むにつれて徐々に個性を発揮!参加者には月に2回から3回は空港を訪れているという成田空港ファンも。参加した感想を聞くと「成田空港にこんなにユニバーサルデザインがあるとは知らなかった」「他の人の意見も聞けてよかった」「進行役は大変だったけど無事に終わってよかった」と短い時間でしたがそれぞれが何かを学ぶことができた様子でした。最後に記念撮影。写真の笑顔が皆さん素敵ですね。(きたざわ)
第2回目は8月2日、中高生12名、サポートメンバー3名の参加で実施されました。参加者は、都市ボランティアのユニフォームを着ての参加です。その感想を問われ「中高生の私たちがユニフォームを着ることができ、このような形で都市ボランティアに関われて嬉しい」「かっこいい!」「外で着られないのが悔しい」と答えてくれました。
また、外国人や障害を持った人が困っていたら「勉強した英語を使って案内をしたい」「手振り身振りで助けたい」「障害のある人には、自分から声をかけて自分ができる最大限のことをしたい」とのこと、頼もしい限りです。参加した中高生の皆さん、充実していました。(Michiyo)
毎号、千葉の「ためになる」「楽しい」クイズをお届けするニュースレタークイズ!
第2号では、東京2020オリンピック・パラリンピック開催地の1つである千葉県に関するクイズを3問出題します!(第1号の答えは次号掲載予定です)
今号も、楽しみながら作らせていただきました☆リモート活動のみの私ですが、各担当の方から記事が送られてくると、自宅にいながらでも手にとるように「わくわく」を感じ、皆で活動している!という繋がりを感じました。今後も、活躍する選手を応援しつつ、それぞれの場所で、それぞれの方法で大会を楽しんでいきたいですね。(ゆかりん)
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