献血のお願い|市川保健所(市川健康福祉センター)
安全な血液を安定的に患者さんのもとへお届けするため、多くの皆様のご協力をお待ちしております。
市川市内、浦安市内、千葉県内の献血の予定について
※日程が変更になる場合がありますので、詳細については千葉県赤十字血液センター(電話:047-457-0711)(土・日・祝日を除く午前9時~午後5時)までお問い合わせください。
- 献血ルームについてもこちらでご案内しています。ぜひ、みなさまのご協力をお願いします。
令和6年度「愛の血液助け合い運動」のお知らせ
夏場は献血者が減少し、医療に必要な血液が不足しがちになることから、今年も令和6年7月1日(月曜日)から7月31日(水曜日)まで、「愛の血液助け合い運動」が全国一斉に展開されます。
本運動を通じて、県民一人一人、特に若い世代に献血への御理解と御協力を呼びかけます。
献血は命を救う身近なボランティアです。ぜひ、献血の御協力をお願いいたします。
(PDF:1,497.1KB)
参考:令和6年度「愛の血液助け合い運動」のお知らせ(千葉県薬務課ホームページ)
参考:7月は「愛の血液助け合い運動」月間です !(令和6年度)(厚生労働省ホームページ)
千葉県献血推進計画について
(抜粋)令和6年度市川保健所管内市別献血目標について
管内市町村 |
200mL献血(人) |
400mL献血(人) |
全血献血(人) |
市川市 |
159 |
5,198 |
5,357 |
浦安市 |
74 |
2,409 |
2,483 |
(参考)千葉県内全市町村計 |
2,226 |
72,330 |
74,556 |
なぜ、献血が必要なのか?
病気や交通事故などで大量に出血された患者さんの命を救うためには輸血が必要です。その輸血用の血液確保のために「献血」が必要なのです。輸血には次のような種類があります。
- 全血輸血
交通事故などのケガで出血多量の場合に、血液をそのまま輸血する方法です。一般の輸血には赤血球のみの製剤が使用されるため、現在ではほとんど行われていません。
- 成分輸血
病気や手術の種類によって、必要とする血液の成分だけを輸血する方法です。赤血球製剤、血小板製剤、血漿製剤などを必要に応じて輸血する方法で、現在最も一般的に行われている方法です。
- 自己血輸血
自分の血液を輸血する方法です。肝炎やエイズなどの感染のおそれがないという長所がある一方、採血量に限界がある、病気によっては実施できない、菌による汚染の危険性があるなどの問題点があります。普及はまだこれからという状況です。
血液は人間の体の中でしか造れない。
- 血液は生きた細胞であるため、人間の体の中でしか造られず、まだ人工的に造ることができません。安全かつ有効な輸血療法を行うためには、皆様から献血していただくことが必要なのです。また、輸血用血液は長い間保存することもできません。輸血用の血液製剤の有効期間(採血後)は、赤血球製剤21日間、血小板製剤4日間、血漿製剤1年間となっています。
自分の国の血液は、自分の国の「献血」で!
- 1975年、WHO(世界保健機関)は「医療に使われる血液は、すべて自国の献血により自給自足すべきである」との勧告を行いました。
- これを受けてわが国では2003年に、「血液製剤の国内自給」を基本理念として「血液製剤の安全性の向上及び安定供給の確保等に関する法律」を制定しました。
- この法律において、血液製剤は、国内自給が確保されることを基本とするとともに、安定的に供給されるようにしなければならない等の基本理念が定められております。
- 安全な血液を確保し、多くの患者さんの命を救うためにも、皆様のご理解とご協力をお願いします。
献血の種類
- 献血には、200mL献血、400mL献血、成分献血があります。200mL献血および400mL献血は、血液中の全ての成分を献血していただく方法です。200mL献血に比べて400mL献血の方が、患者さんにとって安全性が高く、医療機関からの要望は大部分が400mLの製剤となっています。可能な方はぜひ400mL献血をお願いいたします。
- 一方、成分献血は、成分採血装置を用いて血漿や血小板といった特定の成分だけを採血し、体内修復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。したがって成分献血は献血される方の身体への負担も軽く、多くの血漿や血小板を献血していただける特徴があります。
献血された血液のゆくえ
- 皆様のご理解とご協力によって献血された血液は、赤血球製剤、血小板製剤、血漿製剤などに姿を変えて輸血用血液として使われる他、血漿中の特定たんぱく質を抽出、精製した血漿分画製剤の原料として使用されます。
献血された血液の使われ方
- 献血された血液は輸血用製剤となって、胃がんや肝がん、骨髄性白血病、胃潰瘍、播種性血管内凝固症候群などの治療に使用されます。
- 輸血用血液製剤を必要とする高齢者の割合が年々増加する一方、献血する若年層が年々減少しています。
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