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更新日:令和6(2024)年5月13日
ページ番号:652847
アライグマの本来の生息地は北米大陸であり、日本においては外来生物で、環境省から特定外来生物に指定されており、早急な対策が求められています。
千葉県では、1990年代に目撃情報が出始め、1990年代後半には、夷隅郡大原町(現いすみ市)、御宿町周辺で繁殖が確認されました。
その後、分布域を拡大し、現在では千葉県全域に生息しています。
アライグマは5本指で指が長く、尾に縞模様があるのが特徴です。
1年に1回出産し、春から夏ごろに2~6頭の子を産みます。
1歳から繁殖が可能で、毎年出産します。
夜行性で、日中は樹上や家屋のすきまなどで休んでおり、夜になると活動します。
手先が器用であり、木登りなどが得意です。
雑食性で、小型の哺乳類や鳥類などから野菜や果実、穀物までなんでも食べます。
そのため、スイカやブドウ、トウモロコシなどの農作物被害が発生しています。
それ以外でも、屋根裏に住み着くことで起こる糞尿による臭いや騒音等の生活被害に加え、トウキョウサンショウウオやニホンイシガメ等の在来の両生爬虫類を捕食するといった生態系への被害も発生させています。
生態系への影響や農作物被害、生活被害を防ぐため、外来生物法に基づく防除実施計画のもとに、県及び市町村で防除を実施中です。
アライグマ問題を知っていただくために、パンフレットを作成しています。
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