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更新日:令和6(2024)年4月1日
ページ番号:21595
発表日:平成29年1月11日
千葉県総務部市町村課
平成27年度の市町村土地開発公社の公有地等の取得・保有の状況などについてとりまとめましたので,公表します。
市町村土地開発公社は,道路用地の取得などを行うことで,都市の計画的な整備に大きな役割を果たしてきましたが,各設立団体の財政事情によりその役割が見直され,解散や保有土地の処分が進められています。
その結果,平成22年度から平成27年度までの間に7団体が解散したほか,保有土地の総額は53.8%減少しました。
※千葉県,全国とも政令指定都市が設立した公社は除いています。
区分 |
平成22年 |
平成23年 |
平成24年 |
平成25年 |
平成26年 |
平成27年 | 平成28年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉県 |
19 |
19 |
17 |
16 |
13 |
13 |
12 |
全国 |
959 |
914 |
875 |
813 |
720 |
688 |
667 |
※なお、平成29年1月1日に松戸市土地開発公社が解散し、現在は11団体となっています。
区分 |
平成22年度 |
平成23年度 |
平成24年度 |
平成25年度 |
平成26年度 |
平成27年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
千葉県 |
28億円 |
28億円 |
14億円 |
30億円 |
11億円 |
23億円 |
全国 | 1,682億円 |
1,740億円 |
1,314億円 |
1,255億円 |
1,405億円 |
1,208億円 |
(別添資料「平成27年度市町村土地開発公社一覧」参照)(PDF:31KB)
平成27年度末に県内の市町村土地開発公社が保有している土地の総額は289億53百万円であり,前年度(312億36百万円)に比べ22億83百万円の減(7.3%減)となっています。
また,平成27年度末の5年以上の長期保有土地は238億64百万円(全保有額に占める割合82.4%)であり,前年度(264億73百万円)に比べ26億9百万円の減(9.9%減)となっています。
これを5年前の平成22年度末と比較すると,保有土地の総額は627億8百万円から337億55百万円減少(53.8%減)し,うち5年以上の長期保有土地は529億90百万円から291億26百万円減少(55%減)しています。
図I.土地保有額の推移
(別添資料「平成27年度市町村土地開発公社一覧」参照)(PDF:31KB)
県内の市町村土地開発公社が保有する供用済土地※1(前年度:61百万円)は、平成27年度中に全て解消されました。
また,平成27年度末の未収金※2は5億99百万円であり,前年度(9億9百万円)に比べ3億10百万円減(34.1%減)となっています。
これを5年前の平成22年度末と比較すると,供用済土地の総額は17億47百万円から皆減し,未収金の総額は9億17百万円から3億18百万円減少(34.7%減)しています。
※1供用済土地
土地開発公社が取得した土地について,市町村が買い取ることなく供用を開始しているもの。
市町村が,土地開発公社の保有土地を再取得することなく事業の用に供することは不適切であるので,早急に再取得を進めて供用済土地の解消を図る必要があります。
※2未収金
市町村が,土地開発公社から土地所有権の移転を受けたにも関わらず,再取得に要した費用の支払いを完了していないもの。
市町村が,土地の再取得に要した費用を長期にわたって繰り延べることは不適切な財政運営であるので,早急に土地取得費用を支払って未収金の解消を図る必要があります。
図II.供用済土地、未収金の推移
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