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月日 |
できごと |
あらまし |
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1月 | 第3子以降の学校給食費無償化を開始 |
県では、多子世帯の経済的負担の軽減を図るため、市町村と連携し第3子以降の義務教育期間における学校給食費の無償化を、令和5年1月から実施した。
制度概要は、市町村及び県立学校を対象とし、
(1)3人以上の子を扶養する多子世帯において、被扶養者である子のうち年齢が上から数えて
3番目以降の子であること
(2)義務教育段階の公立学校に在籍すること
(3)市町村が行う給食費無償化の対象者であること
(4)負担割合は、市町村立学校:県1/2市町村1/2(千葉市:県1/4千葉市3/4)県立学校10/10としている。
令和5年度についても事業を継続して実施している。
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1月19日 | 「千葉県県立学校チャレンジ応援基金」の寄附金募集開始 | 県教育委員会では、県立学校が希望する自主的・主体的な取組を実現するため、地域の住民や卒業生など様々な方からの寄附を受ける千葉県県立学校チャレンジ応援基金を設置し、各学校への寄附金の募集を1月19日から開始した。
この基金を活用し、県立千葉高校及び県立安房高校が、令和5年の夏休み期間に外部講師による進学講座を実施した。
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3月17日 7月19日 |
令和5年度公立高等学校入学者選抜における採点誤り及び次年度入学者選抜の改善策の策定
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3月8日に答案に対する自己情報開示請求があり、確認する中で採点の誤りが見つかった。その後複数教科で複数名にわたる採点の誤りが発覚したため、全公立高等学校において学力検査の答案を一斉点検したところ、県立高等学校92校で870件、市立高等学校6校で63件の採点の誤りが見つかった。また、県立高等学校4校で5名、市立高等学校1校で1名を、本来合格とすべきところを不合格としていたことが判明したため、この受検者を入学許可候補者とした。
採点事務の検証と採点誤りの原因究明、再発防止に向けた具体的な改善策をとりまとめるため、弁護士や大学教授等の外部有識者からなる「千葉県公立高等学校入学者選抜改善検討会議」を設置し、5月末までに3回の検討会議を開催した。改善検討会議から6月9日付けで提出された提言を含む報告書の内容を踏まえ、学力検査を記述式とマークシート式が混在した問題とし、記述式部分の採点にデジタル採点システムを導入すること等を盛り込んだ改善策を策定し、7月19日に公表した。
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3月17日 | 千葉県教育委員会と千葉県弁護士会との「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する事業」に係る協定締結 |
千葉県教育委員会は千葉県弁護士会と教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する事業に係る協定を締結した。
本事業は児童生徒等の権利利益を擁護することを目的とし、心理及び法律に関する専門家の協力を得て、教育職員等による児童生徒性暴力等の調査及び教育職員等を対象とした研修を実施する。
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5月31日 |
「不登校児童生徒支援連絡協議会」の設置 |
4月に施行された「千葉県不登校児童生徒の教育機会の確保を支援する条例」に基づき、同5月31日に「千葉県不登校児童生徒支援連絡協議会」を設置した。
7月に開催した協議会では、不登校児童生徒が県内どこの地域に居住していても、一人一人の状況に応じた適切な支援が受けられるよう環境を整えていくことが重要との共通認識を得た。
今後は、支援が必要な子供たちや関係者のニーズを的確に把握するため、不登校児童生徒約1万人とその保護者やフリースクール等の民間団体に実態調査を行うこととしている。
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6月 6日 |
八街児童死傷事故から安全確保に向けた対策進む~八街市立朝陽小学校 県内初のSPS認証や通学路の安全確保~
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令和3年6月の八街児童死傷事故を受けて実施した「小学校の通学路の緊急一斉点検」により、対策が必要とされた3,495箇所のうち令和5年3月末時点で95%にあたる3,319箇所が対策済みとなった。対策未了箇所についても、教育委員会・学校、道路管理者及び警察等の関係機関が連携し、通学路の安全確保に向けた対策を進めているところである。
また八街市立朝陽小学校では、学校独自の学校安全推進活動が評価され、県内で初めて「セーフティプロモーションスクール」の認証を受けた。
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6月16日 9月24日 |
県立八千代高校の安楽宙人選手、スポーツクライミングワールドカップのボルダー2種目で年間総合優勝 |
県立八千代高校の安楽宙人選手はIFSCワールドカップ2023において、ボルダー部門の第6戦、リード部門の第4・5戦で優勝し、それぞれ年間優勝を果たした。同じ年にボルダー、リード2種目の年間王者に輝くW杯史上初の快挙となった。
スイスで行われた世界選手権では4位となり、3位以内で得られるパリ五輪出場権内定には惜しくも届かなかったが、11月に行われたアジア大陸予選で残り一枠の五輪代表権を獲得した。
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7月9日 |
公立学校教員採用候補者選考で大学3年次等を対象とした「ちば夢チャレンジ特別選考」の実施 |
令和6年度(5年度実施)の公立学校教員採用候補者選考より、大学3年次等を対象とした「ちば夢チャレンジ特別選考」を実施することとした。「ちば夢チャレンジ特別選考」の結果、1次通過者となった受験者は、次年度の選考は1次では集団面接のみとなる。
大学3年次等を対象に選考を実施することで受験機会の確保、志願者の負担軽減、優秀な人材や志願者の確保等が期待できる。
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7月31日 |
「マンガで旅する『日本遺産北総四都市江戸紀行』」の刊行 |
千葉県誕生150周年に合わせ、千葉県唯一の日本遺産である「日本遺産北総四都市江戸紀行」の佐倉市、成田市、香取市、銚子市の四都市を巡る歴史や文化、ストーリーをまとめたマンガを刊行した。
マンガはWEB版(電子ブック)のほか、単行本を県内の小中学校の各学級にも配付し、日本遺産のさらなる周知を図った。
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8月29日 |
千葉県教育委員会と放送大学との学校教育及び生涯学習等の分野における相互連携に関する協定締結 |
教職員の資質向上のための取組など、学校教育及び生涯学習等の分野で相互に協力し、千葉県における教育の充実・発展に寄与すること等を目的として締結した。
内容として以下を主に設定。
(1)学校教育の振興及び教員の資質向上に関すること
(2)大学の教養教育、教員養成等の充実に関すること
(3)高等学校と大学の接続に関すること
(4)通信制高校、へき地、小規模校におけるICT活用
に関すること
(5)学校教育上の諸課題に対応した調査研究に関すること
(6)生涯学習、リカレント教育の振興に関すること
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10月18日 | 松原伸生さんが県内20年ぶりの重要無形文化財「長板中形」の保持者(いわゆる人間国宝)に認定 | 千葉県指定無形文化財「長板中形」が重要無形文化財に指定され、松原伸生氏が保持者(いわゆる人間国宝)に認定された。千葉県内の重要無形文化財の指定および保持者の認定は、平成15年の解除以来20年ぶりとなる。 |
10月23日 |
教員採用プロモーションを開始~教員の魅力ややりがいをPR~
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教員志願者を増やすため教員の魅力ややりがい等を分かりやすく、かつ効果的に伝える教員採用プロモーションを実施した。
事業として以下の内容を実施。
(1)PR動画の作成
学校現場で働く姿、教員の魅力等についてのPR動画を作成し、説明会での活用、ホームページへの掲載を行う。
(2)出前講座・説明会用のスライド作成
高校生・大学生向けの出前講座用のスライドや採用選考説明会用のスライドを活用した説明会を行う。
(3)ポスター、パンフレット、リーフレットの広報物品を作成し、高校・大学・市町村・教育事務所等への配付を行う。
(4)YouTube広告
YouTubeを活用し、PR動画の配信を行う。
(5)イベントの企画・提案
企業等主催のイベントへの参加、高校生及び保護者を対象としたイベント等の企画・提案を行う。
(6)教職を目指す方への継続的な情報発信
タレントプール(ホームルーム)に登録をした高校生・大学生・就活者へ教員の魅力や働き方について情報を伝えるコンテンツを作成し、継続的な情報発信を行う。
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