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更新日:令和6(2024)年11月1日

ページ番号:706705

千葉県福祉ふれあいプラザ指定管理者(候補者)の選定結果について(令和7年度から9年度)

1選定結果 2評価点数 3審査基準

1選定結果

指定管理者

候補者

長寿社会文化協会・ACOBA共同事業体
(代表団体)東京都港区芝公園二丁目6番8号

公益社団法人長寿社会文化協会

会長  京極 高宣

(構成団体)千葉県我孫子市本町三丁目4番17号

特定非営利活動法人ACOBA

代表理事  木川 敏子

予定指定期間

令和7年4月1日から令和10年3月31日(3年間)

提案の概要

1.千葉県福祉ふれあいプラザ管理運営全体について

  • 管理運営の理念は、千葉県高齢者保健福祉計画(令和6年度から令和8年度)の基本理念のとおり「高齢者が個性豊かに生き生きと、安心して暮らし続けられる地域社会の実現」とし、法令の遵守をもって管理運営を行う。
  • 千葉県福祉ふれあいプラザ運営5原則(1.高齢者福祉の向上に寄与、2.公平性と公開性、3.利用者本位、4.安心安全、5.利用率の向上)を設定し、事業計画の策定及び事業運営の基本方針とする。
  • 社会的弱者への理解を深め、対応に配慮する。
  • 県の介護予防情報発信の拠点として、これまで研修等で培った自治体、事業所、団体等とのネットワークを充実させ、県民への有効な情報発信に努めるとともに、市町村、地域包括支援センター、福祉関連団体等を重点的情報発信先として、利用促進・利用者増を図る。
  • 地域連携を進めるため、医療・福祉系大学からの実習生受け入れに協力するとともに、社会貢献をしたいと願う高齢者を掘り起こし、ボランティアの場を提供するなど、高齢者の活躍を支援する。
  • 時宜にかなった利用者満足度調査(利用者アンケート)を年1回以上実施し、より良いサービスの提供につなげるとともに、利用者からの苦情は苦情解決対策委員会において解決策を検討し、職員間で情報共有できる体制をとる。

2.介護実習センターについて

  • 千葉県高齢者保健福祉計画(令和6年度から令和8年度)の基本目標及びその施策に資するため、高齢者福祉を中心に関連領域を含めた総合的福祉の研鑽と情報提供、相談及びコミュニティ形成のためのプラットホームとして機能できるよう、オンライン技術を活用した全県域への総合的な福祉・介護に関する情報発信とリアルでのサービス提供の双方を充実させることにより相乗効果を図り、県民に親しまれる施設運営と利用拡大を目指す。
  • 県民研修については、県内全域への展開を強化するために、オンライン及び出張研修を併用して、一般県民を対象として講座を年間65講座、専門職を対象とした研修を年間40講座開催する。
  • 一般県民研修については、「わかりやすく楽しく学ぶ」をキーワードに、魅力ある研修を開催するほか、オンライン及び出張研修を併用し、地域共生社会の実現や、多様な人材の発掘に向けた体験型ボランティア養成研修を展開する。
  • 専門職研修では、オンデマンド配信を可能な限り併用し、エリアレス、タイムレスで全県への発信を強化するとともに、外部講師に監修を依頼し、プログラムの有益性や客観的評価の視点等を組み込みながら、最新施策関連も取り込んだ実践的かつ先進的プログラムに取り組む。
  • 専門性を備えた各相談について、定期的なカンファレンスによる職員の資質向上や、地域包括支援センターをはじめとした医療・福祉機関と連携することで、多面的な福祉相談を展開する。
  • ホームページからの相談予約の受付や、介護・福祉現場で働く専門職からのコンサルテーションについてのweb相談を開始する。(新規)
  • 体験コーナーにおいては、利用者が興味を持てる展示やディスプレイを設置するほか、高齢者疑似体験や認知症疑似体験等を通して、介護技術の根拠となる当事者心理への理解を深める。
  • 支援・介護する側の関心の高い、車いす操作やオムツ交換の仕方について実技を通して学ぶ「介護技術体験」を導入し、介護技術の向上を図る。(新規)
  • 福祉機器展では、福祉機器、福祉車両、介護食、介護ロボット、その他生活を豊かにする便利な用具の展覧会を実施し、メーカー及びユーザーにとってのショールームとしての機能を持たせ、福祉用具に関する情報発信と啓発の場にするとともに、コンセプトに合わせた講演会を同時開催する。

3.介護予防トレーニングセンターについて

  • 利用者の個々の目的・状態にあった運動プログラムを提供するとともに、栄養面・体調面など生活習慣全般に対して支援を行い、介護予防の推進を図る。また、トレーナー、看護師、栄養士、理学療法士、医師がそれぞれ連携をとり、利用者が安全かつ効果的に運動が行えるよう、環境づくり等を行う。
  • 利用者の継続率を上げる工夫として、新規利用者にはオリエンテーションを実施し、トレーナーと話し合いながら個々に合わせた運動プログラムを決定する。また、運動経験が少ない方には「ビギナーズ教室」を、支援が必要な方に対しては「のびのび教室」を設置し、理学療法士及びトレーナーの指導の下、運動を進める。
  • 継続利用者には、年2回体力測定会を開催し、運動効果を確認できる機会を設けることで、モチベーションの維持を図る。
  • 安全な運動継続のため、心拍数と血圧を運動前後に必須で測定しカルテに記録するほか、基準値を超えた利用者に対しては看護師による再測定を行う。また要望に応じて医療機関にカルテを提供する。
  • 取組効果の波及を図るため、介護予防の取組や運動プログラムの成果を研修会などの場で発表して周知に努める。

4.ふれあいホールについて

  • 高齢者をはじめとする全ての人に対して、スポーツや文化活動、芸術活動のための施設を提供する。
  • 安心・安全を最重点に、利用者の急な病気やケガへの対応、災害時の避難誘導等に適切に対応するため、マニュアルを作成するとともに研修や訓練を実施する。
  • 業務終了後に毎日、チェック表を用いて安全点検を実施する。
  • 特に夏季においては、毎日、各所の室温チェックを行い、主催者から要請があれば大型扇風機の無償貸与を行う。
  • 利用者の利便性向上のため、ちば施設予約サービスを活用することで利用者は24時間いつでも予約可能とし、利用当日は利用者が簡単に音響や照明操作ができるようセッティングや技術サポートを行う。
  • 障害者スポーツ団体と連携し、障害者スポーツ講習会及び体験会を開催し、障害者スポーツの普及や施設利用の促進を図る。
  • 県民や地域の高齢者が無料で鑑賞できるイベントを企画し、高齢者が気軽に文化に触れる機会を提供する。
  • コンサートや認知症啓発イベント、介護予防啓発イベント等の自主的な事業を展開し、施設の周知に努める。

5.施設・備品の管理及び安全管理(危機管理)

  • 施設の安全性を確保するため、「施設安全管理指針」及び各施設における「施設安全管理マニュアル」を定め、安全管理及び予防保全を実施する。
  • 備品安全管理委員会を設置し、利用者の安全対策について情報交換し、利用者が施設を安心して利用できる状態を保持する。
  • 事故を未然に防ぐため、ヒヤリ・ハット集を作成し、職員間で危機管理の情報共有を図る。
  • 感染症対策を適切に講じ、什器・備品の消毒等、日々の衛生管理を徹底する。
  • 危機管理の主要な取組として、防災訓練や情報伝達訓練などの実地訓練の実施及びマニュアル作成や緊急時に必要な応急セットや毛布類等の補充に努める。
  • 事故については、軽微なものも含めて事故報告書を作成し、重大事案については県に報告するとともに再発防止策を検討する。
  • 情報セキュリティ管理会社におけるクラウドサービスを活用し、情報管理を行う。

選定理由

  • 開設以来、18年間施設を良好に運営してきた実績や、出張研修の実施及びオンラインの活用により広域的な利用の拡大に努めてきた実績などから、今後も本施設を良好に管理できると期待される。
  • web相談や介護技術体験など、利用者ニーズや時勢を捉えた新たな取組が提案されており、サービスの更なる向上に資すると見込まれる。
  • 地域や事業者との連携強化やノウハウの提供など、これまでの運営実績を十分に活かした提案がなされている。
  • すべての項目において、標準を超える評価を得ている。
応募者数 1団体

2評価点数

(1)必須項目の審査

審査内容

配点

長寿社会文化協会・

ACOBA共同事業体

選定

施設の設置目的を理解しているか

3

1.8

県が示した管理の方針と事業者が提案した運営方針が合致するか

3

2.2

経営理念やコンプライアンスの取組等、団体の経営モラルは適切か

3

1.8

事業内容等が一部の県民、団体に対して不当に利益を制限又は優遇するものではないか

3

2.0

要配慮者への対応は適切か

3

1.7

個人情報・データ保護のための適切な措置がとられているか

3

1.8

必須項目小計

18

11.3

  • 「1点」を標準とし、優れたものについては特に加点。各項目とも3点満点。
  • 標準に満たない場合は0点。意見聴取した外部有識者等の過半数が0点を付けた審査内容があり、選定委員会がこれを適切な評価と認めた場合は失格。

(2)一般項目の審査

審査内容

配点

長寿社会文化協会・

ACOBA共同事業体

選定

年間の広報計画の内容及び利用者増加への取組内容は適切か

4

2.8

障害者スポーツに係る利用者増加への取組内容は適切か 4 2.4
地域、関係機関、ボランティア等との連携は図られているか

3

2.3

利用者の声を反映するなど、サービス向上のための方策は適切か

3

2.2

【介護実習センター】

募集要項に示した内容への提案は適切か

4 2.7

【介護実習センター】

施設の効果を県内に広く波及させる方策は効果的か

3 2.3

【介護予防トレーニングセンター】

募集要項に示した内容への提案は適切か

4 2.9

【介護予防トレーニングセンター】

施設の効果を県内に広く波及させる方策は効果的か

3 2.2

【ふれあいホール】

募集要項に示した内容への提案は適切か

3 2.3

プラザ3施設の設備・機能を十分に活用し、バランスのとれた提案となっているか。

また、自主事業の提案は、公の施設の設置目的の達成に資するもので、かつ、指定管理業務を妨げない範囲となっているか
3 2.3
施設の維持管理は効率的に計画されているか 3 2.5
安全管理、危機管理及び施設、備品の管理は適切か 3 2.4

経費の縮減等を含む効率的な施設運営となっているか。

また、利益還元の考え方や具体的な方策はどうか
12 9.2
収入、支出の積算と事業計画の整合性は図れているか 3 2.3
収支計画の実現可能性はあるか 3 2.3
販売費及び一般管理費の額は適正か 3 2.2
人員配置等管理運営体制(労働条件や健康管理を含む)は適切か 3 2.1
職員採用、確保の方策は適切か 5 3.5
職員の指導育成、研修体制は十分か 3 2.3
団体の財務状況は健全か 5 3.7
金融機関、出資者等の支援体制は十分か 4 2.8
実績からして、本件施設を良好に管理運営できる可能性はどうか 3 2.3
広域的・継続的な利用に向けた提案は効果的で、かつ実現可能性はあるか 12 8.4
地域への貢献等につながる取組や応募団体における障害者雇用に関する取組があるか 4 3.1
一般項目小計 100 73.5
合計(必須項目+一般項目) 118 84.8
  • 意見を聴取した外部有識者等の評点を集計した結果、合計点が60点を下回り、選定委員会がこれを適切な評価と認めた場合は失格。

(3)グループ応募に係る団体審査

審査内容

配点

長寿社会文化協会・

ACOBA共同事業体

グループの設立の経緯は明らかになっているか 10

10

グループ応募する必要性・理由は妥当なものか 10

10

構成団体の役割分担・責任分担は明らかになっているか 10

10

構成団体の人員配置は妥当であるか 10

7

各団体の経費配分は妥当であるか 10

7

合計

50

44

審査結果

適格

※各項目の必要点数は5点以上とし、かつ、合計の点数が35点以上で適格とする。

(4)指定管理者選定委員会委員

区分 氏名 役職

委員長

岡田   慎太郎

千葉県健康福祉部長

委員

鈴木 貴士

千葉県健康福祉部保健医療担当部長

委員

井本 義則

千葉県健康福祉部次長

委員 出浦 和彦 千葉県健康福祉部次長

委員

國本 孝

千葉県健康福祉部健康福祉政策課長

委員

向 浩士

千葉県健康福祉部健康福祉指導課長

委員

山本 俊明

千葉県健康福祉部児童家庭課長

委員 椿原 有希 千葉県健康福祉部子育て支援課長

委員

上林 明絵

千葉県健康福祉部高齢者福祉課長

委員

中里 幸治

千葉県健康福祉部障害者福祉推進課長

委員 丸山 隆 千葉県健康福祉部障害福祉事業課長

(5)選定審査にあたり意見聴取した外部有識者等

氏名

役職等

結城  康博

淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科教授

林     房吉

NPO法人千葉県介護支援専門員協議会理事長

薄   直宏

(一社)千葉県理学療法士会副会長

増渕  美恵子

(公社)千葉県看護協会会長

木全  義男

(公社)全国公立文化施設協会アドバイザー

霞   晴久

日本公認会計士協会千葉会税務業務研究会会員

3審査基準

(1)必須項目の審査

  • 「1点」を標準とし、優れたものについては特に加点。各項目とも3点満点。
  • 標準に満たない場合は0点。意見聴取した外部有識者等の過半数が0点を付けた審査内容があり、選定委員会がこれを適切な評価と認めた場合は失格。

審査内容

配点

施設の設置目的を理解しているか

3

県が示した管理の方針と事業者が提案した運営方針が合致するか

3

経営理念やコンプライアンスの取組等、団体の経営モラルは適切か

3

事業内容等が一部の県民、団体に対して不当に利益を制限又は優遇するものではないか

3

要配慮者への対応は適切か

3

個人情報・データ保護のための適切な措置がとられているか

3

小計

18

(2)一般項目の審査

  • 外部有識者等の評点を集計した結果、合計点が60点を下回り、選定委員会がこれを適切な評価と認めた場合は失格。

審査内容 配点
年間の広報計画の内容及び利用者増加への取組内容は適切か

4

障害者スポーツに係る利用者増加への取組内容は適切か 4
地域、関係機関、ボランティア等との連携は図られているか

3

利用者の声を反映するなど、サービス向上のための方策は適切か

3

【介護実習センター】

募集要項に示した内容への提案は適切か

4

【介護実習センター】

施設の効果を県内に広く波及させる方策は効果的か

3

【介護予防トレーニングセンター】

募集要項に示した内容への提案は適切か

4

【介護予防トレーニングセンター】

施設の効果を県内に広く波及させる方策は効果的か

3

【ふれあいホール】

募集要項に示した内容への提案は適切か

3

プラザ3施設の設備・機能を十分に活用し、バランスのとれた提案となっているか。  また、自主事業の提案は、公の施設の設置目的の達成に資するもので、かつ、指定管理業務を妨げない範囲となっているか

3

施設の維持管理は効率的に計画されているか

3

安全管理、危機管理及び施設、備品の管理は適切か

3

経費の縮減等を含む効率的な施設運営となっているか。
また、利益還元の考え方や具体的な方策はどうか

12

収入、支出の積算と事業計画の整合性は図れているか

3

収支計画の実現可能性はあるか

3

販売費及び一般管理費の額は適正か

3

人員配置等管理運営体制(労働条件や健康管理を含む)は適切か

3

職員採用、確保の方策は適切か

5

職員の指導育成、研修体制は十分か

3

団体の財務状況は健全か

5

金融機関、出資者等の支援体制は十分か

4

実績からして、本件施設を良好に管理運営できる可能性はどうか

3

広域的・継続的な利用に向けた提案は効果的で、かつ実現可能性はあるか

12

地域への貢献等につながる取組や応募団体における障害者雇用に関する取組があるか

4

小計

100

合計

118

(3) グループ応募に係る団体審査基準

審査内容

配点

グループの設立の経緯は明らかになっているか

10

グループ応募する必要性・理由は妥当なものか

10

構成団体の役割分担・責任分担は明らかになっているか

10

構成団体の人員配置は妥当であるか

10

各団体の経費配分は妥当であるか

10

合計

50

※各項目の必要点数は5点以上とし、かつ、合計の点数が35点以上で適格とする。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部高齢者福祉課地域活動推進班

電話番号:043-223-2328

ファックス番号:043-227-0050

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