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更新日:令和6(2024)年9月18日

ページ番号:695125

千葉県福祉ふれあいプラザ指定管理者管理運営状況評価(令和5年度)

1概要

(1)施設名称

施設名 千葉県福祉ふれあいプラザ
指定管理者 長寿社会文化協会・ACOBA共同事業体
指定管理期間 令和4年度から令和6年度まで
評価対象年度 令和5年度

第三者評価の有無(今回)

施設所管課

健康福祉部高齢者福祉課

(2)施設の設置目的等

設置目的

高齢者の介護に関する知識及び技術の普及を図り、介護予防に資する運動のための施設を提供するとともに、高齢者をはじめとする県民にスポーツ、文化等に関する活動の機会を提供することにより、県民の福祉の向上を図る。

指定管理者が行う業務の範囲

(1)介護実習センターに係る管理業務

(2)介護予防トレーニングセンターに係る管理業務

(3)ふれあいホールに係る管理業務

(3)施設の運営状況

年度 利用者(人)
  ※1

指定管理料(A)

その他維持
管理費(B)※2

使用料等
県収入(C)

県の収支
(C-A-B)

(参考)

利用料金

令和5年度 128,394 93,500 1,029 △94,529 21,247

(参考)
令和4年度

122,571 93,700 630 △94,330 21,912

※1:カウント方法:施設利用者数等

※2:維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く)

2評価結果

(1)管理運営状況評価

管理業務の実施状況に関する事項

評価項目

評価

評価理由等

施設の設置目的・

法令等の遵守等

A

法令や協定書等を遵守し、施設の設置目的に沿った管理運営が行われている。

安全性の確保

A

安全の確保のため、委員会や防災訓練が定期的に実施されている他、「ヒヤリ・ハット集」の輪読、事例の追加等、安全管理に努めている。安全管理月間には啓発ポスターを作成し、周知をはかっている。

適切な管理運営 A

関係機関と連携を取りながら、適切に管理運営を行っている。

適切な財産管理 A

設備・備品等は定期保守点検を遅滞なく実施し、必要な修繕は速やかに実施している。

事業の企画運営に関する事項

評価項目

評価

評価理由等
事業の実施
(必須事業)
S

必須事業については、新型コロナウイルス感染症が5類感染症移行となり、感染症防止対策が大幅緩和されたことで、概ね事業計画どおり実施された。総利用者数でみると前年度(令和4年度)を上回っている。

また、研修等についてはオンライン等を活用したことから県内だけでなく、県外からの参加もあった。

  • 一般県民研修については、受講後のアンケート結果では、「大変良かった」が66%、「良かった」が28%で合計94%の方から高評価を得た。(受講者数前年度比105%)
  • 専門職研修については、オンラインから参集に切り替えたところ、受講者は前年度比93%に留まった。
  • 福祉機器展では、福祉機器展示、講演会、ワークショップを開催し、551名の参加があった。
  • 相談業務はケースに合わせて各相談員の専門性を活かした対応を心がけた。福祉用具相談は前年度から93件増加している。電話相談については、我孫子市だけではなく県内全域からの利用がある。
サービスの向上
自主事業
地域の連携等
A
  • 介護実習センターでは、認知症の方の家族のつどい、地域の茶の間、認知症のことを話そう会(認知症カフェ)を実施したほか、「働く・学ぶ世代のケアラーズカフェ@chibaおどり場」をオンラインで実施した。
  • 介護予防トレーニングセンターでは、利用者の目標・目的に沿った個人プログラムを提供した。
  • ふれあいホールでは、ウィンターコンサート「津軽三味線・民謡」を開催し、ほぼ満席の513名が来場した。
  • 川村学園女子大学心理学科の学生の実習受け入れを行い、地域等との連携・協力を図った。

施設利用状況に関する事項

評価項目

評価

評価理由等

利用者数、稼働率、

料金収入等

A

令和4年度と比較をすると、施設全体で利用者数は増加している。

管理運営体制 A

人員配置は適材適所を心がけ、人材育成についてはOJTのほか内部研修、外部研修等の職員研修を充実させ、資質向上を図っている。

収支状況 A

予算の範囲内で概ね適正に運営されており、財務状況は健全と認められる。

利用者意見の反映
利用者満足度

A

利用者からの様々な苦情、要望に真摯に対応しており、利用者満足度調査において高い評価を得ている。

総合評価

評価

評価理由等

良好

各評価項目の合計得点 21点/30点(70.0%)
各項目の評価点数の平均2.1点

(2)特記事項

特に評価される点

 介護実習センターでは、専門職研修や働く・学ぶ世代のケアラーズカフェ等において、積極的にオンラインを活用するなどの工夫をするだけでなく、オンデマンド研修の導入検討やふれあいホールのX(旧Twitter)開設など、利用者の拡大と施設・事業の普及に努めている。また、利用者からの意見について全職員に周知、共有するなど、利用者の増加や拡大を心がけた企画運営は評価できる。

次年度に向けて
改善が望まれる点
  • 全県的な認知度の向上、施設の広域利用への更なる取組
  • アンケートの回収率を70%まで向上させる。(令和5年度回収率61%)

前年度評価で改善が望まれると
指摘された点とその改善状況

  •  ヒヤリハット集は毎年見直しと更新を行い、安全管理月間において職員間で輪読を実施することで、組織として事故の再発防止、未然防止に努めている。
  • 介護実習センターにおける一般県民研修・専門職研修の講座数や受講者数、介護予防トレーニングセンターにおける利用者数等において、具体的数値目標を設定している。
  • 更なる利用拡大に向けて、介護実習センターにおける出張研修やオンライン研修の積極的な導入、ふれあいホールにおけるSNSを活用した広報活動など、受講者の増加、広域利用への取組に努めている。
  • アンケートについて、研修や事業ごとに行うことで、利用者意見の反映や、研修や事業の更なる充実に向けて取り組んでいる。

3その他

第3者評価におけるその他意見

 

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部高齢者福祉課地域活動推進班

電話番号:043-223-2328

ファックス番号:043-227-0050

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