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ホーム > 環境・まちづくり > まちづくり > 河川 > ナガエツルノゲイトウ協働駆除作戦 > 令和元年度第1回桑納川ナガエツルノゲイトウ協働駆除作戦
更新日:令和4(2022)年6月16日
ページ番号:16927
実施日:令和元年6月8日
千葉県県土整備部河川環境課
新川を通じて印旛沼に流れ込む桑納川(かんのうがわ)で、NPO法人国際ボランティア学生協会の学生も参加し、官学民が協働して、洪水対策に悪影響を及ぼすおそれのある特定外来生物ナガエツルノゲイトウの駆除作戦を行いました。
ナガエツルノゲイトウは、南米原産の水草ですが、現在では印旛沼はもとより流入河川、農業水路、水田等でも生育しています。
洪水時には河岸から引き離され、下流にある大和田機場※1の排水運転が困難になるなど、私たちの暮らしの安全にも深刻な影響を与えます。
今回の駆除作戦は、印旛沼流域水循環健全化会議の一環として、平成27年度から大学等と連携を図り、モニタリングを行いながら、駆除に取り組んでいるものです。
※1大雨で印旛沼の水が増えた際、印旛沼の水を花見川へ排水するための施設。
(写真)大和田機場に漂着した様子※2
(写真)大和田機場で撤去している様子※2
※2写真提供:水資源機構千葉用水総合管理所
日時:令和元年6月8日(土曜日)9時30分~16時30分
場所:八千代市麦丸地先ほか/桑納川(桑納橋から富士美橋の約700m区間)(下記「箇所図」参照)
参加者:千葉県、八千代市、千葉市、千葉大学、東邦大学、中央学院大学、(独)水資源機構、環境パートナーシップちば、NPO法人国際ボランティア学生協会等、約100名
駆除量:約3トン
(写真)作業の事前説明の様子
(写真)八千代市長(左)と東邦大学長谷川教授(右)
(写真)水中での駆除の様子
(写真)陸揚げ作業の様子
(写真)土のうに詰込み・集積した様子
昨年度までの協働駆除作戦の実施で、複数回の駆除作業により群落の再発芽を抑える効果が確認できました。
今年度は、8月中旬に神崎川で、9月には再び桑納川にて、協働駆除を実施する予定です。
県は、今後も専門知識を有する大学や、多くの機関等と協力し、より効果的な駆除ができるように努めてまいります。
印旛沼流域の再生を目的として、学識者や市民、行政など、印旛沼の関係者で構成されています。
印旛沼の水質改善や生態系保全、環境学習の推進など、幅広い分野の課題解決に取り組んでいます。
くわしくは「いんばぬま情報広場」ホームページ(http://inba-numa.com/)
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