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ホーム > 環境・まちづくり > まちづくり > 河川 > ナガエツルノゲイトウ協働駆除作戦 > 平成28年度第1回桑納川のナガエツルノゲイトウ協働駆除作戦
更新日:令和4(2022)年5月20日
ページ番号:16920
発表日:平成28年5月27日
千葉県県土整備部河川環境課
電話:043-223-3154
新川を通じて印旛沼に流れ込む桑納川(かんのうがわ)で、官学民が協働して、洪水対策に悪影響を及ぼすおそれのある特定外来生物のナガエツルノゲイトウの駆除作戦を行います。
昨年度の協働駆除作戦(全5回)の実施で、複数回の駆除作業により群落の再発芽を抑える効果が確認できたため、今年度も継続して駆除を行い、千葉大学の無人航空機(UAV)により、駆除後の経過を空撮モニタリングします。
今回は、NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)から多数の学生ボランティアも参加し、約150人規模の駆除作戦を実施します。
ナガエツルノゲイトウは、特定外来生物に指定されている植物で繁殖力が強く、生態系を脅かすだけでなく、洪水時に流出した群落により大和田排水機場※の排水運転が困難になるなど、私たちの暮らしの安全にも深刻な影響を与えます。
※大雨で印旛沼の水が増えた際、印旛沼の水を花見川へ排水するための施設。
今回の駆除作戦は、印旛沼流域水循環健全化会議の取り組みとして、これまで実施してきた、千葉県、千葉市、八千代市、千葉大学、東邦大学、(国研)土木研究所、(独)水資源機構、印旛沼土地改良区、環境パートナーシップちばに加え、新たにNPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)及びNPO美しい田園21等の協働により実施するものです。
ナガエツルノゲイトウの効果的な駆除方法は確立されていないため、昨年度から取り組んでいる繁茂している群落を手作業で茎から刈取る作業を実施します。また、継続駆除を繰り返し実施し、大学が持つ専門知識と連携を図り、モニタリングを行いながら、駆除に取り組んでいきます。
日時:平成28年5月29日(日曜日)10時~16時30分(予定)
場所:八千代市麦丸地先ほか/桑納川(桑納橋から富士美橋の約400m区間)(下記「箇所図」参照)
平成27年7月から11月まで、5回継続駆除を行なった群落について駆除量の変化を整理した結果、人力による継続駆除がナガエツルノゲイトウの再発芽抑制に大きな効果があることが確認できました。
継続駆除 | 駆除量 |
---|---|
第1回(7月27日) | 73.0kg |
第2回(8月26日) | 19.0kg |
第3回(9月23日) | 1.3kg |
第4回(11月2日) | 2.0kg |
第5回(11月27日) | 2.9kg |
(写真)昨年度の協働駆除の様子
印旛沼流域の再生を目的として、学識者や市民、行政など、印旛沼の関係者で構成されています。
印旛沼の水質改善や生態系保全、環境学習の推進など、幅広い分野の課題解決に取り組んでいます。
くわしくは「いんばぬま情報広場」ホームページ(http://inba-numa.com/)
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