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ホーム > 県政情報・統計 > 統計情報 > 環境・まちづくり > 各年度の大気環境測定結果 > 平成29(2017)年度の大気環境状況の概要
更新日:令和4(2022)年11月15日
ページ番号:25036
千葉県では、大気環境の保全、住民の健康の保護などを目的に大気環境の状況を常時監視しています。
平成29年度は県が38局、政令市等が88局の常時監視測定局により、二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質等の常時監視を行いました。
平成29年度の測定結果の概要を表1に、環境基準達成率の推移を表2及び表3に、年平均値の推移を図に示しました。
二酸化いおう |
一般局、自排局ともに10年連続で環境基準達成率は100%です。年平均値は横ばいの状況です。 |
---|---|
二酸化窒素 (NO2) |
一般局の環境基準達成率は、10年連続で100%であり、自排局においては平成23年度以降、100%を維持しています。 また、県が独自に設定した千葉県環境目標値(0.04ppm以下)に係る平成29年度の達成率は、一般局97.9%、自排局57.7%でした(平成28年度は一般局100.0%、自排局73.1%)。 年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。 |
一酸化炭素 (CO) |
一般局、自排局ともに、10年連続で環境基準達成率は100%です。年平均値は、ほぼ横ばいの状況です。 |
光化学オキシダント(Ox) | 一般局のみで測定を行っており、10年連続、全局で環境基準を未達成です。年平均値は、ほぼ横ばいの状況です。 |
浮遊粒子状物質 (SPM) |
一般局、自排局ともに平成26年度以降、環境基準達成率は100%となっています。年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。 |
微小粒子状物質 |
平成23年度の測定を開始しており、平成29年度の環境基準達成率は、一般局95.3%、自排局77.8%でした(平成28年度は一般局97.6%、自排局77.8%)。 年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。 |
平成10年度から平成29年度までの年平均値推移図
項目 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 23年度 | 24年度 | 25年度 | 26年度 | 27年度 | 28年度 | 29年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化硫黄 | 100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
二酸化窒素 | 100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
一酸化炭素 | 100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
光化学オキシダント | 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
浮遊粒子状物質 | 100 |
100 |
100 |
99.1 |
100 |
85.4 |
100 |
100 |
100 |
100 |
微小粒子状物質 | 0 |
40.0 |
6.9 |
40.5 |
95.3 |
97.6 |
95.3 |
|||
二酸化窒素(県環境目標値) | 94.6 |
90.4 |
98.2 |
92.9 |
91.5 |
91.4 |
99.0 |
98.0 |
100 |
97.9 |
光化学オキシダント(時間達成率%) | 94.9 |
95.7 |
94.1 |
95.0 |
95.0 |
94.4 |
93.1 |
93.5 |
95.6 |
93.0 |
項目 | 20年度 | 21年度 | 22年度 | 23年度 | 24年度 | 25年度 | 26年度 | 27年度 | 28年度 | 29年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化硫黄 | 100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
二酸化窒素 | 89.7 |
96.6 |
96.6 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
一酸化炭素 | 100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
浮遊粒子状物質 | 100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
73.1 |
100 |
100 |
100 |
100 |
微小粒子状物質 | 0.0 |
25.0 |
0.0 |
16.7 |
62.5 |
77.8 |
77.8 |
|||
二酸化窒素(県環境目標値) | 41.4 |
37.9 |
34.5 |
46.4 |
37.0 |
33.3 |
63.0 |
48.1 |
73.1 |
57.7 |
一般局の測定結果は年平均値で0.000~0.003ppmの範囲にあり、各局の平均値は0.002ppmでした。柏市、千葉市、市原市、木更津市、君津市、香取市に0.003ppm以上の測定局が見られました。
一般局の測定結果は年平均値で0.003~0.019ppmの範囲にあり、各局の平均値は0.010ppmでした。葛南地域の地点で濃度が高い傾向があり、市川市、浦安市、船橋市に0.018ppm以上の測定局がみられました。
年平均値は0.026~0.039ppmの範囲にあり、各測定局の平均値は0.034ppmでした。香取市、銚子市、一宮市、館山市、鋸南町に0.038ppm以上の測定局が見られました。
年最高値は0.088~0.177ppmの範囲にあり、各測定局の平均値は0.129ppmでした。船橋市、千葉市、市原市に最高値が0.160ppm以上の測定局が見られました。年最高値の分布は、年平均値の傾向が異なりました。
年平均値で0.009~0.033mg/立方メートルの範囲にあり、平均値は0.016mg/立方メートルでした。野田市、船橋市、八千代市、千葉市、香取市に、0.020mg/立方メートル以上の測定局が見られました。この中で0.025mg/立方メートル以上となった測定局は八千代市に見られました。
年平均値で5.5~16.0μg/立方メートルの範囲にあり、年平均は10.8μg/立方メートルでした。柏市、鎌ケ谷市、我孫子市、市原市に12.5μg/立法メートル以上の測定局が見られ、環境基準の長期的基準である年平均15μg/立方メートルを超えた地点は市原市の1測定局のみでした。
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