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更新日:令和4(2022)年11月22日

ページ番号:25059

平成28(2016)年度有害大気汚染物質測定結果

  1. 測定内容
  2. 測定結果
  3. 対策
  4. 有害大気汚染物質の測定結果
  5. 資料(ダウンロードファイル)

 (1)測定内容

ア.測定物質(21物質)

  • 環境基準が設定されている物質(4物質)
    ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
  • 指針値が設定されている物質(9物質)
    アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,3-ブタジエン、ヒ素及びその化合物、マンガン及びその化合物
  • 環境基準、指針値が設定されていない物質(8物質)
    アセトアルデヒド、酸化エチレン、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、ベリリウム及びその化合物、クロム及びその化合物、トルエン、塩化メチル

イ.測定地点数

36地点(図1参照)

ウ.測定期間(回数)

平成28年4月~平成29年3月(月1回、24時間採取)

エ.実施機関

県、測定義務のある6市(千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市、市原市)、浦安市及び袖ケ浦市

 (2)測定結果

有害大気汚染物質の測定結果概要は次のとおりです。

ア.環境基準が設定されている4物質

ベンゼンについては、市原市の1地点(市原市岩崎西)において環境基準を上回りました。

その他の3物質については、全ての地点で、環境基準を達成しました。

イ.指針値が設定されている9物質

全ての地点で指針値を下回りました。

ウ.環境基準、指針値が設定されていない8物質

全ての地点で年平均値は環境省がとりまとめた平成27年度全国濃度範囲内でした。

 (3)対策

有害大気汚染物質の削減を図るため、以下のような対策を継続して進めます。

  • 大気汚染防止法に基づく工場・事業場からの排出または飛散の抑制、VOC条例に基づく排出抑制の促進
  • 環境保全協定による排出抑制の指導
  • PRTR制度を活用した自主管理の促進
  • VOC対策アドバイス制度

なお、ベンゼンについては、環境基準を上回った原因について調査中です。

 (4)有害大気汚染物質の測定結果

各表の()内は平成27年度の値です。

表2-1環境基準が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の

濃度範囲

環境基準

(年平均値)

基準超過

地点数

ベンゼン

μg/立方メートル

35

(35)

1.3

(1.2)

0.62~3.6

(0.47~2.8)

3

1

(0)

トリクロロエチレン

μg/立方メートル

29

(29)

0.37

(0.42)

0.061~1.0

(0.045~3.1)

200

0

(0)

テトラクロロエチレン

μg/立方メートル

29

(29)

0.11

(0.12)

0.033~0.35

(0.036~0.45)

200

0

(0)

ジクロロメタン

μg/立方メートル

30

(30)

1.3

(1.3)

0.56~2.7

(0.50~5.7)

150

0

(0)

 

表2-2指針値が設定されている物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の

濃度範囲

指針値

(年平均値)

指針値超過

地点数

アクリロニトリル

μg/立方メートル

24

(24)

0.15

(0.25)

0.018~1.4

(0.006~3.2)

2

0

(1)

塩化ビニルモノマー

μg/立方メートル

24

(24)

0.092

(0.12)

0.005~1.2

(0.010~1.3)

10

0

(0)

水銀及びその化合物

ngHg/立方メートル

18

(14)

1.9

(1.9)

1.2~2.9

(1.0~2.4)

40

0

(0)

ニッケル化合物

ngNi/立方メートル

16

(16)

4.0

(3.0)

1.2~9.3

(0.7~6.3)

25

0

(0)

クロロホルム

μg/立方メートル

25

(25)

0.29

(0.26)

0.14~0.64

(0.14~1.4)

18

0

(0)

1,2-ジクロロエタン

μg/立方メートル

24

(24)

0.30

(0.25)

0.098~1.5

(0.10~1.3)

1.6

0

(0)

1,3-ブタジエン

μg/立方メートル

28

(28)

0.18

(0.16)

0.040~0.92

(0.017~0.78)

2.5

0

(0)

ヒ素及びその化合物

ngAs/立方メートル

17

(17)

0.89

(0.80)

0.27~1.4

(0.24~1.7)

6

0

(0)

マンガン及びその

化合物

ngMn/立方メートル

16

(16)

28

(25)

9.2~69

(3.1~60)

140

0

(0)

 

表2-3環境基準又は指針値が設定されていない物質の状況

物質名

単位

地点数

全地点平均値

年平均値の濃度範囲

平成27年度全国濃度範囲

アセトアルデヒド

μg/立方メートル

26

(26)

2.3

(2.2)

0.96~4.1

(0.73~4.0)

0.52~12

酸化エチレン

μg/立方メートル

18

(18)

0.089

(0.11)

0.032~0.44

(0.034~0.74)

0.020~0.74

ベンゾ[a]ピレン

ng/立方メートル

24

(24)

0.38

(0.31)

0.12~0.70

(0.025~1.5)

0.018~2.8

ホルムアルデヒド

μg/立方メートル

27

(27)

2.8

(2.6)

1.0~6.4

(0.95~6.2)

0.95~7.2

べリリウム及びその

化合物

ngBe/立方メートル

16

(16)

0.012

(0.011)

0.0057~0.018

(0.0020~0.024)

0.0020~0.40

クロム及びその化合物

ngCr/立方メートル

16

(16)

7.0

(5.8)

1.5~32

(0.8~23)

0.19~43

トルエン

μg/立方メートル

29

(29)

6.1

(6.0)

1.7~13

(0.82~27)

0.49~52

塩化メチル

μg/立方メートル

24

(24)

1.4

(1.3)

1.2~1.6

(1.0~1.6)

0.11~8.0

 (5)資料

平成28年度有害大気汚染物質測定地点図(PDF:530KB)

平成28年度有害大気汚染物質地点別年間値(エクセル:94KB)

平成28年度有害大気汚染物質地点別月間値(県測定地点のみ)(エクセル:113KB)

修正のお知らせ

  1. 市原岩崎西のテトラクロロエチレン及び白井七次台の塩化メチルについては、月間値、年間値に修正がありました。平成29年10月10日以前に下記データをダウンロードした方は、(5)資料のファイルと差し替えをお願いします。(平成29年10月10日)
  2. 表2-3環境基準又は指針値が設定されていない物質の状況の単位に誤りがありましたので修正しました。(平成23年10月23日)
修正内容
ベンゾ[a]ピレン 誤:μg/立方メートル 正:ng/立方メートル
べリリウム及びその化合物 誤:μg/立方メートル 正:ngBe/立方メートル
クロム及びその化合物 誤:μg/立方メートル 正:ngCr/立方メートル

お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気監視班

電話番号:043-223-3857

ファックス番号:043-224-0949

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