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ホーム > 環境・まちづくり > 環境 > 大気 > 大気環境 > 千葉県の大気環境状況 > 大気環境の状況について(報道発表資料) > 平成30年度大気環境の状況について
更新日:令和4(2022)年10月21日
ページ番号:14135
令和元年8月9日
環境生活部大気保全課
大気汚染防止法に基づき実施した平成30年度の大気汚染物質(6物質)及び有害大気汚染物質等(21物質)の測定結果がまとまりましたのでお知らせします。
県では、全物質の環境基準等を達成するため、工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。
※環境基準:人の健康を保護し、生活環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準。詳細は参考参照)
大気汚染物質|有害大気汚染物質|報道発表資料(印刷用PDFファイル)
二酸化いおう、二酸化窒素、一酸化炭素、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質(PM2.5)
一般環境大気測定局(一般局)100局、自動車排出ガス測定局(自排局)26局の計126局(図1-1(PDF:798KB))
平成30年4月1日から平成31年3月31日まで
県、16市(千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、市原市、木更津市、香取市、成田市、佐倉市、習志野市、流山市、八千代市、君津市、浦安市、袖ケ浦市)及び国
項目 |
測定局数 |
達成局数/ 有効測定局数(※) |
達成率 (%) |
29年度 達成率 (%) |
|
---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
61 |
61/61 |
100 |
100 |
|
二酸化窒素 |
97 |
97/97 |
100 |
100 |
|
一酸化炭素 |
4 |
3/3 |
100 |
100 |
|
光化学 オキシダント |
90 |
0/90 |
0 |
0 |
|
浮遊粒子状物質 |
97 |
96/96 |
100 |
100 |
|
微小粒子状物質 (PM2.5) |
49 |
45/45 |
100 |
95.3 |
項目 |
測定局数 |
達成局数/ 有効測定局数(※) |
達成率 (%) |
29年度 達成率 (%) |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
3 |
2/2 |
100 |
100 |
|||
二酸化窒素 |
27 |
25/26 |
96.2 |
100 |
|||
一酸化炭素 |
21 |
20/20 |
100 |
100 |
|||
浮遊粒子状物質 |
26 |
25/25 |
100 |
100 |
|||
微小粒子状物質 (PM2.5) |
12 |
9/11 |
81.8 |
77.8 |
※有効測定局:
年間の測定時間が、二酸化いおう、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質については6000時間以上の測定局。微小粒子状物質については測定日数が250日以上の測定局。
(年度途中での測定機の新規導入等により有効測定局の基準を満たしていない測定局があります。)
なお、測定項目ごとの過去10年間における環境基準達成状況(表1-1-1及び表1-1-2)、濃度の年平均値の推移(表1-2-1及び表1-2-1)は次のとおりです。
一般局、自排局ともに、10年連続で環境基準達成率は100%です。年平均値は、低い値で推移しています。
一般局の環境基準達成率は、10年連続で100%です。自排局においては平成23年度以降、100%を維持していましたが、平成30年度は96.2%でした。また、県が独自に設定した千葉県環境目標値(0.04ppm以下)に係る平成30年度の達成率は、一般局97.9%、自排局69.2%でした(平成29年度は一般局97.9%、自排局57.7%)。年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。
一般局、自排局ともに、10年連続で環境基準達成率は100%です。年平均値は、低い値で推移しています。
一般局のみで測定を行っており、夏季に1時間値が高濃度になることがあるため、10年連続、全局で環境基準を未達成です。年平均値は、ほぼ横ばいの状況です。
一般局、自排局ともに平成26年度以降、環境基準達成率は100%となっています。年平均値は、一般局、自排局ともに低い値で推移しています。
平成23年度に測定を開始しており、平成30年度は初めて一般局の環境基準達成率が100%となりました。また、自排局の達成率は81.8%でした(平成29年度は一般局95.3%、自排局77.8%)。年平均値は、一般局、自排局ともに低下傾向にあります。
項目 |
21年度 |
22年度 |
23年度 |
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
30年度 達成局数比※※ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
61/61 |
二酸化窒素 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
97/97 |
一酸化炭素 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
3/3 |
光化学オキシダント |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0/90 |
浮遊粒子状物質 |
100 |
100 |
99.1 |
100 |
85.4 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
96/96 |
微小粒子状物質 |
― |
― |
0 |
40.0 |
6.9 |
40.5 |
95.3 |
97.6 |
95.3 |
100 |
45/45 |
二酸化窒素 |
90.4 |
98.2 |
92.9 |
91.5 |
91.4 |
99.0 |
98.0 |
100 |
97.9 |
97.9 |
95/97 |
光化学オキシダント |
95.7 |
94.1 |
95.0 |
95.0 |
94.4 |
93.1 |
93.5 |
95.6 |
93.0 |
94.1 |
― |
※時間達成率=(日中の環境基準達成時間/日中の測定時間)×100
※※達成局数比:達成局数/有効測定局数
項目 |
21年度 |
22年度 |
23年度 |
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
30年度 達成局数比※※ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
2/2 |
二酸化窒素 |
96.6 |
96.6 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
96.2 |
25/26 |
一酸化炭素 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
20/20 |
浮遊粒子状物質 |
100 |
100 |
100 |
100 |
73.1 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
25/25 |
微小粒子状物質 |
― |
― |
0 |
25.0 |
0 |
16.7 |
62.5 |
77.8 |
77.8 |
81.8 |
9/11 |
二酸化窒素 |
37.9 |
34.5 |
46.4 |
37.0 |
33.3 |
63.0 |
48.1 |
73.1 |
57.7 |
69.2 |
18/26 |
※※達成局数比:達成局数/有効測定局数
項目 [単位] |
21年度 |
22年度 |
23年度 |
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう [ppm] |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.002 |
0.001 |
二酸化窒素 [ppm] |
0.013 |
0.013 |
0.012 |
0.012 |
0.011 |
0.011 |
0.011 |
0.010 |
0.010 |
0.010 |
一酸化炭素 [ppm] |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.2 |
0.2 |
光化学 [ppm] |
0.029 |
0.031 |
0.029 |
0.031 |
0.032 |
0.033 |
0.033 |
0.032 |
0.034 |
0.033 |
浮遊粒子状物質 [mg/m3] |
0.022 |
0.022 |
0.021 |
0.019 |
0.021 |
0.019 |
0.019 |
0.017 |
0.016 |
0.017 |
微小粒子状物質 (PM2.5) [μg/m3] |
― |
― |
16.5 |
14.4 |
14.6 |
13.6 |
12.1 |
11.0 |
10.8 |
10.7 |
※年平均値:各測定局の1時間値の1年間の平均値を全測定局で平均した値
項目 [単位] |
21年度 |
22年度 |
23年度 |
24年度 |
25年度 |
26年度 |
27年度 |
28年度 |
29年度 |
30年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
二酸化いおう [ppm] |
0.003 |
0.003 |
0.003 |
0.004 |
0.004 |
0.004 |
0.003 |
0.004 |
0.004 |
0.004 |
二酸化窒素 [ppm] |
0.023 |
0.023 |
0.022 |
0.021 |
0.021 |
0.020 |
0.020 |
0.018 |
0.018 |
0.017 |
一酸化炭素 [ppm] |
0.4 |
0.4 |
0.4 |
0.4 |
0.4 |
0.4 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
0.3 |
浮遊粒子状物質 [mg/m3] |
0.026 |
0.025 |
0.024 |
0.023 |
0.024 |
0.022 |
0.021 |
0.018 |
0.017 |
0.018 |
微小粒子状物質 (PM2.5) [μg/m3] |
― |
― |
15.4 |
15.1 |
15.1 |
14.7 |
13.8 |
12.9 |
12.6 |
12.1 |
※年平均値:各測定局の1時間値の1年間の平均値を全測定局で平均した値
環境基準等を達成するため、以下のような工場・事業場対策及び自動車排出ガス対策を継続して進めます。
項目 |
環境基準 |
長期的評価 |
---|---|---|
二酸化いおう |
1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、 |
1日平均値の2%除外値が0.040ppm以下であり、 |
二酸化窒素 |
1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内 |
1日平均値の年間98%値が0.060ppm以下 |
一酸化炭素 |
1時間値の1日平均値が10ppm以下であり、 |
1日平均値の2%除外値が10.0ppm以下であり、 |
光化学オキシダント |
1時間値が0.06ppm以下 |
― |
浮遊粒子状物質 |
1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、 |
1日平均値の2%除外値が0.100mg/m3以下であり、 |
微小粒子状物質 (PM2.5) |
1年平均値が15μg/m3以下であり、 |
1年平均値が15μg/m3以下であり、 |
項目 |
環境目標値 |
---|---|
二酸化窒素 |
日平均値の年間98%値が0.04ppm以下 |
ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン
アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,3-ブタジエン、ヒ素及びその化合物、マンガン及びその化合物
アセトアルデヒド、酸化エチレン、ベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、ベリリウム及びその化合物、クロム及びその化合物、トルエン、塩化メチル
36地点(図2-1(PDF:490KB))
平成30年4月から平成31年3月まで(月1回、24時間採取)
県、8市(千葉市、市川市、船橋市、松戸市、柏市、市原市、浦安市、袖ケ浦市)
環境基準が設定されているベンゼンなど4物質については、全ての地点で環境基準を達成しました(表2-1)。
指針値が設定されているアクリロニトリルなど9物質については、全ての地点で指針値を下回りました(表2-2)。
環境基準、指針値が設定されていない8物質については、表2-3のとおりです。
なお、毎月1回以上測定できなかった地点については、集計から除いています。
有害大気汚染物質の削減を図るため、以下のような対策を継続して進めます。
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