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更新日:令和6(2024)年11月5日
ページ番号:563887
全身を使って壁を登っていくスポーツクライミングは、幅広い年代に人気のスポーツです。climbingには、手足を使ってよじ登るという意味があります。
また、どのルートで登るのが最適かを考えながら登るので、頭を使う場面もある知的なスポーツとも言えます。
スポーツクライミングのルーツをたどると、岩をつかみながら登るロッククライミングに行き着きます。そこから、安全確保器具を使用しつつ、自己の技術と体力で岩を登るフリークライミングが派生しました。フリークライミングが他者とタイムや技を競うものではないのに対し、厳密なルールが定められたなかで他者とのタイムや技を競うスポーツクライミングが生まれました。
スポーツクライミングは、1989年にはワールドカップが、1991年には世界選手権が開催され、国際的なスポーツとしても知られるようになります。
また、東京2020オリンピックでは、スポーツクライミングが追加競技として採用され、さらなる人気を呼んでいます。
国際スポーツクライミング連盟が認定する公式大会では、「リード」、「ボルダー」、「スピード」という3つの基本種目があります。
12メートル以上の壁を登り、その到達高度を競う種目です。基本種目のなかでは最も長い距離を登るため、持久力を要します。
選手は、途中の確保支点にロープをかけることで安全を確保しつつ登っていきます。最後の確保支点にロープをかけると完登となり、墜落や時間切れ、反則をした場合はその時点での高度が獲得高度となります。
(JMSCA/アフロ)
高さ5メートル以下の複数の壁をより多く登り切ることを競う種目です。時間内であれば何度でも挑戦できますが、完登数が同じ選手が複数いる場合は、トライ数の少なさも順位を決定する要素の1つとなります。
(JMSCA/アフロ)
2人の選手が同時にスタートし、同一のルートで15メートルの高さを登ります。その名のとおり、より速く頂上のパネルにタッチした選手が勝ちです。
速い選手だと、男子が4秒台、女子が6秒台で登り切ります。
(JMSCA/アフロ)
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