ここから本文です。

更新日:令和5(2023)年3月7日

ページ番号:563887

スポーツクライミングについて

全身を使って壁を登っていくスポーツクライミングは、幅広い年代に人気のスポーツです。climbingには、手足を使ってよじ登るという意味があります。
また、どのルートで登るのが最適かを考えながら登るので、頭を使う場面もある知的なスポーツとも言えます。

ボルダー中の久米選手

歴史

スポーツクライミングのルーツをたどると、岩をつかみながら登るロッククライミングに行き着きます。そこから、安全確保器具を使用しつつ、自己の技術と体力で岩を登るフリークライミングが派生しました。フリークライミングが他者とタイムや技を競うものではないのに対し、厳密なルールが定められたなかで他者とのタイムや技を競うスポーツクライミングが生まれました。
スポーツクライミングは、1989年にはワールドカップが、1991年には世界選手権が開催され、国際的なスポーツとしても知られるようになります。
また、東京2020オリンピックでは、スポーツクライミングが追加競技として採用され、さらなる人気を呼んでいます。

種目

国際スポーツクライミング連盟が認定する公式大会では、「リード」、「ボルダー」、「スピード」という3つの基本種目があります。

リード

12メートル以上の壁を登り、その到達高度を競う種目です。基本種目のなかでは最も長い距離を登るため、持久力を要します。
選手は、途中の確保支点にロープをかけることで安全を確保しつつ登っていきます。最後の確保支点にロープをかけると完登となり、墜落や時間切れ、反則をした場合はその時点での高度が獲得高度となります。
また、選手は、他の選手のトライの様子を見ることはできません。

リード
(JMSCA/アフロ)

ボルダー

高さ5m以下の複数の壁をより多く登り切ることを競う種目です。時間内であれば何度でも挑戦できますが、完登数が同じ選手が複数いる場合は、トライ数の少なさも順位を決定する要素の1つとなります。
また、選手は、他の選手のトライの様子を見ることはできません。

ボルダリング
(JMSCA/アフロ)

スピード

2人の選手が同時にスタートし、同一のルートで15mの高さを登ります。その名のとおり、より速く頂上のパネルにタッチした選手が勝ちです。
速い選手だと、男子が5秒台、女子が6秒台で登り切ります。

スピード
(JMSCA/アフロ)

 

詳しくはこちら
JMSCAスポーツクライミング競技会・選手情報サイト外部サイトへのリンク

 

お問い合わせ

所属課室:環境生活部生涯スポーツ振興課企画調整班

電話番号:043-223-2449

ファックス番号:043-222-5716

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?