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令和元年7月19日(金曜日)
10時00分から12時00分まで
千葉県自治会館9階第1会議室
吉田副部会長、荒井委員、五十嵐委員、海上委員、大山委員、倉田委員、小林委員、
鈴木委員、千日委員、楯委員、星野委員、松島委員、村山委員、山岸委員
障害者福祉推進課
萩原課長、対馬共生社会推進室長、羽生田障害保健福祉推進班長、
加藤精神保健福祉推進班長、共生社会推進室佐藤主査、飯沼副主査、伊藤主事
障害福祉事業課
野澤課長、中里副課長、吉武副課長、岩田法人指導班長、鈴木県立施設改革班長、
坂本事業支援班長、中居地域生活支援班長、江口療育支援班長
(1)第六次千葉県障害者計画(第五期障害福祉計画及び第一期障害児福祉計画を含む)の進捗状況について
(2)重点事業について
(3)千葉リハビリテーションセンターの建設場所及び基本計画について
(4)千葉県袖ケ浦福祉センター検討会議の進捗状況について
(1)第七次千葉県障害者計画策定に係る関係団体等のヒアリングの実施について
(荒井委員)
今の続きになるんですけど、補正は組めるって言ったら変ですが、例えば余った予算は返さなくちゃいけないけど、そのままになっちゃうわけですよね。例えば年度の途中で執行状況をもちろん確認してるわけですよね。そうするとこれがもうどう考えても達成できなさそうだなと思ったら、例えば追加で何か使えるものがありますとしてくのかとか、もしくはそれらを別の所に回すのかとか、そういった意味ではこの予算って、普通の会社でも回せる予算と回せない予算と色々あったりするじゃないですか。こっからは持って行けないとか。これはすべて流用できるんですかね補正を組めば、ということをお伺いしたいのと、今までの実際にはやられてるんですかね。そういう仕組みとして。余らせないようにと言ったら言い方が悪い、余らせないっておかしいですね、有効に使えるようにって言うんですかね。
(吉田副部会長)
はい、流用とかその辺のことですが、いかがですかね。
(事務局)
予算の関係になりますと、個別に協議していくということになります。まずは補正予算要求時にその事業の必要性、そういったものを説明し、認められればという流れなのかな、と思っております。
(野澤障害福祉事業課長)
予算全体の仕組みの話だと思いますので、私の方からお答えしたいと思います。予算というのは事業を決めまして、それを議会に上程して、議会に承認をいただいているっていう仕組みになっていますので、自由にやりとりするというのは基本的に認められないことです。ですので、余ったからこっちの方がいいんじゃないかというのは勝手には出来ない。それで補正するという議論があるんだと思うんですけれども、基本的には予定してみたものが予定以上になってしまって不足するということについては、議論はありましょうけれども、補正するのはあり得ると思います。だけどこっちが足りないこっちが足りるというのは、新しい事業を組み替える話になるので、簡単にはなかなかいかないというのが現状でございます。それで執行残というのが出てきてしまって、結局予算を付けた時の予算に回して、でそれをじゃあどういう風に配分するのが良かったかね、というのをまたご議論いただいて、そういう一年がかりの作業になりますので、そういった形でやっているというのが現状でございます。よろしくお願いします。
(荒井委員)
そういった意味では、それは普通の会社もそうなんだと思うんですが、執行残をどれだけ出さないようにするのかということが、第一前提として考えなくちゃいけないところなんだと。そうなると、この会とか昨年度も私あんまり記憶にないんですけれども、今このくらいの執行状況ですとかこのくらいの執行残がありますみたいな話って、多分出たことはなかったと思うんですこの会議の中で。もしかしたら、そんなことを出していただけたりすると、何かまたそれがってことがあるんですかね。よくわからないですが。そんなことをちょっと感じました。
(吉田副部会長)
はい、私も以前話をしたことがあったんですけれども、決算ですね。本来ならば、県の予算があって、決算が出てきて、こんな形で使いました、執行残がこういう風になりました、ここが足りませんでした、ということを本当は一回出していただければありがたいなと、って意見を言った記憶はあるんですけれども、本来ならばそれをここで委員の方々が見て、ここは要望と要望があった、実際に自分たちの感覚では少し違うとかですね、お金が余ってるところはなぜ余ってるかみたいな、本来ならば少し踏み込んでいければいいかな、と思っているので。県の決算というのはもう完全に終わった状態ですかね今は。これは議会承認ですよね、決算。
(萩原障害者福祉推進課長)
決算の方は、決算審査特別委員会というのがございまして、最終的には12月の議会で承認を得るという形になりますので、確定した段階でもしこちらの方にお示しするとなると、その時期になってしまうということにはなってしまうんですけど、なるべくこちらとしては早めにお示ししたいとは考えているところでございます。今回そういうことで、30年度の決算額はお示しできなかったんですけど、29年度についてはお示しさせていただいたという形になっております。
(吉田副部会長)
はい、ということはちょっと時間がかかるということですね。よろしいでしょうか。
他に御意見御質問等ありますでしょうか。
(鈴木委員)
先ほど小林委員からお話のあった人材確保・定着関係ですが、この表は障害福祉関係だからやむを得ないと思うのですけれども、やはりゼロゼロゼロっていうのはちょっとどうかな、と。もし可能であるなら例えばカッコ書きで金額を入れていただいて、説明で例えば健康福祉指導課予算と入れていただく。そうしないと実際どれだけ動きがあるのかというのがどうしても見えてこない。今人材確保・定着というのはすごく喫緊の課題であることを私どもでも認識していますし、施設・事業所も今大変なことになっているという状況を示す意味でも数字を示していただければありがたいというのが一つ。それと右側の説明の所ですごく小さくて見えにくいのですが、○2の修学資金等の貸付で、介護福祉士・社会福祉士等を取得するにあたって、そういった養成施設に入学した場合に貸し付けを行っている事業なのですけれども、こちらの方も31年度当初がゼロ円になっている。この事業は国が10分の9の補助金を平成28年度に一括で交付されていて、残り10分の1は毎年県単独で補助金が出るはずなので、ゼロっていうことはないはずなので、ここは確認をしていただきたい。このまま見るとこの事業はもう貸付をやらないのですか、と受け取られるので、再度確認をしていただきたい。あと、実際にこの貸し付けを行い、卒業後に就職をしているのですが、必ずしも高齢者の施設だけとは限らず、障害者施設でも実際現場で働いている方もいらっしゃいますので、その点については、高齢者分野に限らず、障害の分野でも実際には現場で働いている方もいらっしゃるということを付記させていただきたいと思います。また、障害「児」の方に関連すると思うのですけれども、保育士向けの修学資金も同じ年度からスタートしているはずです。それも私どもの方で行っているのですけれども、この資金も保育士の場合だと保育園が中心かというと実はそうではなくて、障害児施設などに就労している方もいらっしゃいますので、その点も含めて表記の方法については御検討いただきたいというのが要望です。以上です。
(吉田副部会長)
はい、要望ということですのでよろしくお願いいたします。
他に御意見御質問はございますでしょうか。
はい、それでは無いようですので、次の報告事項○3「千葉県リハビリテーションセンターの建設場所及び基本計画について」及び○4のですね「千葉県袖ケ浦福祉センター検討会議の進捗状況について」を一括して説明いただいて、その後質疑の時間を設けたいと思いますので、事務局よりお願いいたします。
≪事務局説明≫
(吉田副部会長)
はい、ありがとうございました。
ただ今の説明につきまして、御意見御質問ございましたらお願いしたいところでございますが、いかがでしょうか。
(大山委員)
そもそもなんですけれども、養育園の定員40名、これの根拠をお聞かせいただけますか。
(事務局)
養育園の定員はもともと80名ございました。25年の事件を受けまして、定員を半分程度にするという第三者検証委員会の提言がございまして、それをふまえて条例を改正して80名を40名にしてございます。要は小規模のケアを行うため、ということでございます。
(大山委員)
ニーズといいますか、ご希望の入所者の数は80名を超える想定、ということでよろしいでしょうか。利用希望、入所希望者。
(事務局)
80名から40名に定員を変える際、実は2つの民間施設を作っております。県の補助金で民間さんの方に建ててもらったのが20名のものが2つございます。トータルでは80名ということで、定員数は減ってはおりません。
(大山委員)
ごめんなさい質問が悪かったです。80名以上のニーズ、必要とする、待機する強度障害の方がいらっしゃるんじゃないでしょうか、ということを言いたいのです。
(事務局)
直近の児童相談所の待機者数は、確か5月の時点で20数名いたかと、すいませんちょっとはっきりしたデータを今は持ち合わせておりません。
(吉田副部会長)
よろしいでしょうか、今の数字で。他に御意見御質問はございませんか。
千葉リハと袖ケ浦の検討会議のそれぞれ進捗状況ということで。
(楯委員)
袖ケ浦の更生園の入所者の今後の調整機能についてと、あと養育園の持つ機能という事なんですけど、特に養育園の児童を対象にした施設の再生ということで、これは質問とかでなくて、一つの意見としてというか、ハード面はもちろん大事になってくるんですけれども、ソフト面というか、どういう支援を進めていくかっていうところがとても大きな観点になるかなと思うんですね。どうしても入居をどうするとか、そういう設備面という所が、支援する側にとって大きな要素ではあるんですが、実際支援していくのは人でありますから、先ほどの人材の問題と大きくリンクしてくるかなというのが感想で、更生園の場合は、ちょっと言い方が悪いですけど、支援者側からすれば敗戦処理のような、そういうふうな印象があります。というのは強度行動障害作ってしまったんでしょ。作ってしまって、後でどうにかしてくれっていうのは非常に無責任っていうふうな感じがしてるので、現更生園職員はそのあたりは責任を持って一生ついていくぐらいの気骨が欲しいと思っています。それぐらいの仕事ですよね。それを安易に考えてるのかな、という感じ。これは個人的な感想になりますけど。一つの意見として聞いていただければ。今後の在り方としては、やっぱり養育園の機能はとても大きく動いてるなと思っています。今児童の家庭を取り巻く環境というのは、非常に対応がされています。虐待のケースであったりとか、様々なケースがいて、逆に発達障害になってしまったというふうなケースもあります。そういう面ではより力が求められているところで、研修も大切であり、人材の確保も、今日のこの審議の中でいろんな意見が出てきましたけれども、すべてつながっているという感じがするんですね。そういうところでも、私はハード面もしっかり考えていかなければならないけど、同時に検討委員会の方で、すでに話し合われていると思いますけど、比重の置き方としては、僕は後者に置いていただきたいなと思います。すみません、勝手な事を申しまして。
(吉田副部会長)
はい、ありがとうござました。意見ということで、当事者視点というか、そこをきちんとやってソフト面に力を入れて欲しいという。
(楯委員)
もう一点なんですけど、短期入所で更生園の卒園者というか利用者をそれぞれの入所施設で受けるというところで、短期入所としてアセスメントをするというところで、それに近いことを当施設でもやってますけど、現状としては、行動化の激しい方を一つユニットに受け入れます、そうすると、既存のすでに住んでいる生活をされている利用者さんが、逆に自分の部屋に閉じこもっちゃって、普段の生活をできないような不利益を被る実態があるんですね。そのあたりも非常に難しさは感じている、というのが現場の意見、現場の実態として伝えておきたいと思いますので、お知らせしたいと思います。
(吉田副部会長)
ありがとうございました。要望と、現場の実態、意見ですということでございますので、参考にしていただきたいと思います。
他に御意見御質問はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは続きまして議題の(3)審議事項の○1、第七次千葉県障害者計画策定に係る関係団体等のヒアリングの実施について、事務局よりお願いいたします。
≪事務局説明≫
(吉田副部会長)
はい、説明ありがとうございました。資料6にあるとおりにですね、ヒアリングの実施が今後あるということで、そこにいろんな団体があがっておりますけれども、この今の説明につきまして、御意見御質問、はい、お願いいたします。
(山岸委員)
実は私どもの家族会連合会をヒアリングの対象団体に入れて欲しい。実は手をつなぐ育成会ともかなり重複してる部分は私どもはあるんですけど、家族会というのがまた別にありますので、ぜひヒアリング対象に入れていただきたいという要望です。
(吉田副部会長)
今要望がございましたが、これについては回答は。
(事務局)
ただ今ご意見を受けまして、ヒアリング実施状況とそういったことも勘案しまして、御相談させてこちらで検討させていただければと思います。
(吉田副部会長)
はい、どうぞ。
(大山委員)
同じく要望なんですが、ヒアリングの実施団体に、難病関係の団体を入れて欲しい、そういうふうに希望させていただきます。お願いいたします。
(吉田副部会長)
はい、大山委員ありがとうございました。難病関係の団体ということでございますけれども、他に御意見等がありますか。はい、どうぞ倉田委員。
(倉田委員)
県内、全各市町村の総合支援協議会にもヒアリングをしていただけたらありがたいです。
(吉田副部会長)
はい、総合支援協議会、というかまあ自立支援協議会ということですね、を加えて欲しいという意見がございました。私は以前に浦安におりました。浦安の自立支援協議会当事者委員、当事者がいて、意思疎通支援者がいて、それで意見を言ってなんてことがあったんですけれども、ここには当事者の方が少ないというふうな気もしないでも。もちろん当事者の団体もありますけども、どうですかね。自立支援協議会からの各意見ということもございますし、私ども実は意思疎通支援事業ってあの失語症者向けのが今年度から県で養成が始りますけれども、東葛失語症友の会というのが私どもで強くお願いをして、当事者団体が必要ですということで加えていただいて、ヒアリングの方に入っていきましたので、もしですね皆さんのお近くでまだあがってない、当事者団体で必要ではないかというようなことがございましたら、この場で意見をあげていただければ大変ありがたいなと思います。特にあれですかね、御意見等なければ。これにつきましては、またメール等で担当の事務局の方に連絡いただければ、対応等していただけると思います。
それではですね次に議題4、その他でございます。他に何かございましたらこの場で発言いただきたいと思いますけれども。はい、倉田委員。
(倉田委員)
今回も就任させていただきました。ありがとうございます。入所・地域生活支援専門部会は、前回、私、欠席したので、文書にて提出させて頂き、事務局よりお伝えいただいたと思います。また前回の議事録を拝見して、施設から地域移行というのは分かりますが、ボリュームが多すぎて、在宅部会と地域移行部会に分けられないんですか、と事務局さんにお問い合わせをさせていただいたところ、現段階では難しいと言われたんです。時間配分をうまくしていただいて、生涯在宅で暮らすための人達の支援向上に向けて、話す時間も多く取って頂きたいです。生涯在宅で暮らす人達(私も含め)は県内に多く居るので、時間配分をぜひ考えていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
(吉田副部会長)
はい、ありがとうございました。私の方の時間配分の司会の不手際もあるとは思いますが、議題としては地域移行とかそういう形になってしまって、在宅のなかなか課題が出しにくいということでございまして、時間配分については御検討いただくということでよろしいですかね。
(事務局)
ただ今の御意見をふまえまして、内容がですね、今倉田委員からお話があったように、かなり多岐に渡る内容、ボリュームの方になりますので、ただご意見をふまえましてですね、内容ですとか進行の方法ですね、それにつきまして事務局で再度検討させていただければと思います。
(倉田委員)
七次計画も、これから入っていきますので、生涯在宅で暮らす人たちのことも、考えたうえで時間配分を工夫していただけたらと思います。ありがとうございます。
(吉田副部会長)
はい、ありがとうございます。事務局も工夫の方をよろしくお願いいたします。他に御意見御質問等を。
(大山委員)
重点項目の中のやはりどうしても私現場の人間でございますので、人材の確保定着、予算がついてない中で、一つだけ皆さんに事情を説明させていただいて、処遇改善加算とかいろんな形でお国の方に要望とか出していただけるのはありがたいんですけれども、人が足りなくなれば、患者さんに迷惑と言いますか、供給をしないわけにはいかない、そういう中で急遽、中にはっていうか、ほとんどのところがある程度そうだと思うんですが、人材の紹介会社、派遣会社、ここを通しての採用をしてらっしゃると思いますが、これが非常に高い。正直言って経営が圧迫するくらい高いです。いくらくらいかかるかご存知でしょうかね。年収の20%とか30%。20万とか30万とか40万とか出費を強いられます。せっかく私達介護のために、処遇改善のお金が入ったとしても、そういったものが職員に還元されずに、広告費とか何とかそういった項目に出ていっちゃうんですよ。人材の確保はここ1年や2年の問題じゃありません。逆に民間のそういう紹介会社の方が先に手を付けてやってます。先ほど、職員、もし福祉系の職員がいらしたら、他のところに振り分けて欲しいとかってご意見ありましたけれど、同じように現場前で辞めてしまうようなそういうヘルパーを少しでも減らすような、そういう施策をお願いしたい。具体的にお願いしたい、という要望です。お願いいたします。
(吉田副部会長)
はい、ありがとうございます。非常に切迫した要望でございますけれども、これについても、御検討の方をよろしくお願いしたいと思います。他に御意見御質問等があれば。
それでは、ほぼ時間でございますので、ここまでということにしまして、最後に事務局の方から連絡事項がありましたらお願いをしたいと思います。
≪事務局説明≫
(吉田副部会長)
はい、ありがとうございました。旅費の件でございました。他にございますかね。
無いようでしたら、これで今日の議事を終了します。時間が延びてしまい大変申し訳ございませんでした。それでは進行を事務局にお返しします。よろしくお願いいたします。
(事務局)
どうもありがとうございました。本日は長時間にわたり、誠にありがとうございました。以上を持ちまして第1回入所・地域生活支援専門部会を終了いたします。どうもありがとうございました。
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