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更新日：令和6(2024)年12月18日

ページ番号：21825

平成29年度市町村税の収入額及び徴収率の概要

発表日：平成30年9月21日(平成30年10月12日更新)

千葉県総務部市町村課

千葉県内54市町村の平成29年度市町村税の収入額及び徴収率の概要は、次のとおりです。

1.市町村税の収入額の状況

市町村税の収入額は、引き続き個人所得の増加や固定資産税の税収増などにより、5年連続で増加し、1兆11億円（前年度比161億円・1.6％増）となり、過去最高を更新するとともに、初めて1兆円超となりました。

一方で歳入総額に占める割合は、43.7％となり、前年度と比較して0.1ポイント減少しました。

収入額の推移（グラフ）

収入額の推移（表）

市町村民税と固定資産税の2つの税目で、市町村税収入額の88.0％を占めています。

市町村民税
収入額は4,738億円で、前年度と比較して、89億円（1.9％）増加しました。
個人分については、個人所得の増加から71億円（1.8％）の増となり、法人分についても、好調な企業業績等を受け18億円（2.5％）の増となりました。
固定資産税
収入額は4,078億円で、前年度と比較して、80億円（2.0％）増加となりました。
家屋については、新築分の増加が既存家屋の価格下落を上回ったため49億円（2.8％）の増、償却資産については、設備投資等の増加により30億円（3.7％）の増となりました。

税目別の収入状況の推移

平成29年度市町村税収に占める税目別の割合

税収に占める税目別の割合

市町村民税（法人・個人）の収入額の推移

固定資産税（土地・家屋）の収入額の推移

平成29年度の徴収率は、前年度から0.6ポイント上昇して95.7％となり、各市町村における徴収対策の強化などにより8年連続で上昇となりました。

現年課税分の徴収率は99.0％で0.1ポイント、滞納繰越分は26.5％で0.2ポイント上昇した。また、現年課税分は8年連続して、滞納繰越分は6年連続して上昇しています。

徴収率の推移

本県の徴収率は、依然として全国平均を下回っているが、その差は徐々に縮まりつつあります。
（平成29年度の全国平均値は、今後公表される予定）

徴収率の推移（全国比較）

税目別では、市町村民税が95.3％で対前年度比0.8ポイント上昇、固定資産税が95.9％で対前年度比0.6ポイント上昇しています。

税目と徴収率一覧
税目	現年度分	滞納繰越分	合計
市町村民税	98.8(＋0.1)	28.2(＋1.1)	95.3(＋0.8)
固定資産税	99.1(＋0.1)	24.4(▲0.9)	95.9(＋0.6)
その他（軽自動車税、市町村たばこ税等）	99.3(＋0.1)	25.0(▲0.6)	96.8(＋0.2)
合計	99.0(＋0.1)	26.5(＋0.2)	95.7(＋0.6)

※単位:％、（）内は対前年増減ポイント
※徴収率は小数点第1位未満を四捨五入しています。

9団体が90％未満となっており、その中でも1団体は85％を下回っています。

市町村別の徴収率の状況
徴収率　区分	（平成28年度）団体数	（平成28年度）全体に　占める割合	（平成29年度）団体数	（平成29年度）全体に　占める割合	団体数の増減
徴収率98％以上	1団体	1.90%	1団体	1.90%	なし
徴収率97％以上から98％未満	2団体	3.70%	6団体	11.10%	4　団体
徴収率95％以上から97％未満	10団体	18.50%	11団体	20.40%	1　団体
徴収率90％以上から95％未満	24団体	44.40%	27団体	50.00%	3　団体
徴収率85％以上から90％未満	16団体	29.60%	8団体	14.80%	▲8団体
徴収率80％以上から85％未満	1団体	1.90%	1団体	1.90%	なし

※全体に占める割合は、小数点第1位未満を四捨五入していますので、合計しても100％にならない場合があります。

前年度収入未済額が繰り越された滞納繰越額は、平成14年度の1,151億円をピークに減少しており、平成29年度の滞納繰越額も469億円と、前年度に比べ76億円（13.9％）減少しています。

滞納繰越額の状況

※香取市から修正報告があり、平成30年10月12日付けで徴収率を修正しています。