令和3年度かずさアカデミアホール指定管理者の管理運営状況評価結果

(1)会議、研修会、集会、展示会等のための施設の提供
(2)文化活動のための施設の提供
(3)その他かずさアカデミアホールの設置の目的を達成するために知事が必要と認める業務

管理業務の実施状況に関する事項

計画に沿って清掃、警備、設備管理、緑地管理等を適切に実施した他、関係法令等に従い設備の必要な測定業務も行った。

また、省エネ・ごみの再資源化にも積極的に努めており、環境に配慮した管理運営を行った。

 誘致活動は首都圏営業と地元営業の2チーム体制で行っている。

 首都圏営業ではコロナの影響により、コンベンション誘致展示会や誘致情報交換会等への参加はできなかったものの、旅行会社等への訪問営業をコロナの落ち着いた時期をみて行った。

　地元営業では地元周辺地域の文化活動やイベントの受け皿となるべく誘致活動を行ったものの、コロの影響による中止が相次ぎ、コロナ以前のように行うことができなかった。

サービスの向上・自主事業・地域の連携等

ホテル部門と連携し、柔軟で迅速な対応に努め、利用者へのサービスの向上を図った。また、ホテルオークラグループの研修を行い、職員の資質向上に努めた。

B

利用者意見の反映、利用者満足度

新型コロナウイルス感染症による影響を受けながらも、安心安全面に重点を置いた誘致、運営業務に努め、周辺環境の変化や社会情勢を踏まえた新しい分野の利用案件を獲得した。

引き続き、ホールとホテル等の施設を一体利用できる利点を活かし、大型案件である国際会議や学術会議などの獲得に力を入れるとともに、地元市と連携することにより、地元住民や地元企業など地元利用案件及び周辺環境の変化や社会情勢を踏まえた新しい分野の利用案件の獲得に努めること。

前年度評価の指摘事項は、「ホールとホテル等の施設を一体利用できる利点を活かし、大型案件である国際会議や学術会議などの獲得に力を入れるとともに、地元市と連携することにより、地元住民や地元企業など地元利用案件及び周辺環境の変化や社会情勢を踏まえた新しい分野の利用案件の獲得に努めること」であった。

昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響からコロナ以前どおりとはならなかったが、安心安全面に重点を置きつつ、誘致、運営業務に努めた結果、ホテル利用の新規案件を獲得するなど利用件数や利用収入も回復傾向にある。