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更新日:令和5(2023)年12月22日
ページ番号:20819
日時 | 平成29年7月13日(木曜日)10時30分~11時00分 |
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場所 | 本庁舎1階多目的ホール |
動画 | 平成29年7月13日知事定例記者会見(動画) |
知事
はじめに、先週、福岡県、大分県で発生した豪雨災害について申し上げます。
このたびの災害で犠牲となられた方々とその御家族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。
これから台風シーズンも本格化してまいりますし、本県でも、今回のような豪雨がいつ起こるかもわかりません。県民の皆様におかれましても、いざというときに備え、いち早く行動できるよう、日ごろから心がけていただくようお願い申し上げます。
知事
次に、東京オリンピック・パラリンピック開催3年前イベントについて、お話をいたします。
本県では、県内の大会開催に向けた機運を盛り上げるとともに、大会・競技への理解を促進するため、両大会の開催期間である今月24日から9月6日までを「オリンピック・パラリンピック機運醸成期間」として、さまざまなイベントを行います。
まず、オリンピック・パラリンピック7競技が開催される海浜幕張地区では、県と千葉市が共催で「オールチバで盛り上がろう!」をテーマにイベントを行います。
オリンピック開会日の3年前に当たる7月24日と、パラリンピック開会日の3年前に当たる来月25日に、それぞれ県ゆかりのアスリートや期待の若手選手を迎え、トークイベントや県内開催競技の紹介展示を行うところでございます。
また、サーフィン競技会場である一宮町釣ヶ崎海岸では、今月24日に、県と一宮町が共催で、若手のプロサーファーによる競技実演や、ビーチクリーン活動などを行います。
県では、これら2つのイベントのほか、この期間中にさまざまなイベントを実施いたします。ぜひ多くの県民の皆様に御参加をいただき、大会の成功に向けて、オール千葉で盛り上げてまいりたいと、そのように思っております。
知事
次に、「青少年を健全に育てる運動」についてお話しします。
青少年が健全に育つことは、県民みんなの願いでございます。しかしながら、学校が夏休みに入ると子どもたちの生活のリズムが変わり、非行に走ったり、犯罪被害に遭ったりする可能性が高まります。
このため、県では、毎年7月15日から8月31日まで、夏の「青少年を健全に育てる運動」を展開しております。
今年度の主な取り組みを3つ、御紹介いたします。
1つ目は、約2,000人の青少年補導員が中心となって実施する「県下一斉合同パトロール」でございます。今月28日から2日間、県内各地において、青少年が集まりやすい駅や、コンビニエンスストアの周辺などを一斉にパトロールし、非行や犯罪被害の未然防止に努めます。
2つ目は、「立入調査」の実施でございます。青少年の深夜入場を禁止しているカラオケボックスやインターネットカフェなどに対し、「立入調査」を集中的に実施いたします。
3つ目は、「地域における健全育成活動」でございます。青少年相談員が各地域において、スポーツ大会や野外活動などを実施いたします。
夏休みは、子どもたちの気持ちも開放的になります。子どもたちが、誘惑や危険に巻き込まれることのないよう、地域や御家庭とともに、チーム千葉で青少年の健全育成に取り組んでまいりたいと、そのように思っております。
知事
次に、「子ども参観日」キャンペーンについて、お話しいたします。
「子ども参観日」は、千葉の未来を担う子供たちが、親の職場を見学したり、仕事を体験したりすることで、働く大切さを知るとともに、将来の職業への夢を育んでもらう取り組みでございます。
現在、県内25の企業、団体の皆様にお力添えをいただき、各企業などの特色を生かした施設見学や、接客体験などが行われる予定でございます。
県庁では、今月21日に、職員の子供を対象に、県庁「子ども参観日」を行います。当日は、庁舎内を見学した後、お父さんやお母さんの職場を訪ね、名刺交換や会議の準備などの仕事を体験いたします。私も参加し、記念撮影や、子供たちからの質問に答える予定になっております。
子供たちは、これからの本県を支えていく大切な宝であり、大きな夢や希望を持ち、それに向かってチャレンジしてもらいたいと思っております。今後も企業などとしっかりと手を携えながら、家庭・学校・地域が一体となって、子供たちを育んでまいりたいと、そのように思います。
知事
次に、「幕張メッセ夏のおすすめイベント」について、お話しいたします。
幕張メッセでは、今月15日から9月3日まで、「ギガ恐竜展2017地球の絶対王者のなぞ」が開催されます。
日本初公開となる全長約38メートルの超巨大恐竜「ルヤンゴサウルス」の全身復元骨格や動く恐竜ロボットは、大迫力でございます。また、共食いの痕跡が残るとされる「ティラノサウルス」の全身復元骨格など、200点以上の展示物で恐竜が大繁栄した謎に迫ります。
ぜひ、御家族や御友人と一緒になって幕張メッセへお出かけください。
知事
最後は、この時期におすすめの耳より情報でございます。
今回は、県内約80カ所で摘み取り体験が楽しめる、「ブルーベリー狩り」を御紹介いたします。
ほど良い酸味と甘み、上品な風味が人気のブルーベリーが、今まさに旬を迎えております。完熟して甘みの増した新鮮なブルーベリーを自分で摘み取り、その場で味わうのは格別でございます。また、園内にはさまざまな品種が栽培されているので、食べ比べて、お気に入りを見つけるのも楽しみの一つでございます。
明後日から、三井アウトレットパーク木更津と、その近くの21のブルーベリー園が連携するスタンプラリーも始まります。
摘み取りは、9月中旬ごろまで、木更津市をはじめ県内各地で体験することができます。今年の夏は、緑豊かな農園で、青い宝石のようなブルーベリーを味わってみてはいかがでしょうか。
私からは以上でございます。
記者
よろしくお願いいたします。
昨日までの議会、お疲れさまでございました。オリンピックのイベントに絡んでなのですが、今、いよいよ3年後に控えていますけれども、県内の準備状況を改めて森田知事にお伺いできればと思います。
知事
大変順調にいっているところでございます。イオン幕張新都心で、県内経済団体と連携して、競技の普及や体験会などのイベントを開催いたします。また、9月2日には、千葉ポートアリーナで、NHK、大学等と連携して、パラスポーツの競技紹介・体験を行う「パラスポーツフェスタちば2017」を開催する予定でございます。
記者
発表以外で恐縮ですけれども、昨日で議会が終わりまして、今日からまた公務が始まりますが、議会を振り返って改めて一言いただけますでしょうか。
知事
そうですね、やはりホップ・ステップ・ジャンプのスタートだと思っております。肉づけ予算等も含めて、私たちが提案したものが議会で認められ、言うなれば予算がついたということは大変大きな力になりますし、今後も気を引き締めて、大きなジャンプになるように、県庁一丸となって、まさしくチーム森田で頑張っていかなければならないと、そのように思っております。
記者
最後に、本日から滝川副知事が着任されました。髙橋副知事と一緒に森田知事の県政を支えていく新しい相棒になったのですけれども、今後どういったことを期待されますでしょうか。
知事
実は、副知事案件におきまして、官邸のほうにも私お願いして、千葉がまさしく大きくジャンプをするところなので、それにふさわしい方を御紹介賜りたいと、そして、チームワーク、言うなれば、みんなと一緒に思いっ切り走れるような方をお願いしたいということで、今回、滝川さんを御紹介いただいたと、そのようなことでございます。
記者
滝川副知事は、今朝方、記者クラブのほうに御挨拶に来ていただきまして、森田知事の人柄にグッとハートをつかまれたというふうにおっしゃっておりました。
知事
いえいえ。まあ、でも仲間だからね。将来、振り返って、あの時ああいう時があったな、ああいう時を過ごしてよかったなと思われるように、そして、県民のためにできたなと、そう思えるように一緒に頑張ってまいりたいと、そのように思っています。
記者
わかりました。ありがとうございました。
記者
よろしくお願いします。
私からも、オリンピック・パラリンピック開催3年前記念イベントでお伺いしたいのですけれども、知事御自身は当日どのような気持ちで出席なさいますか。
知事
イベントですか。
記者
3年前を記念したカウントダウンカレンダーの除幕式もあるかと思うのですけれども、どのようなお気持ちで出席したいとお考えでしょうか。
知事
まさしく千葉が日本の千葉から世界の千葉に、大きなプロモーションができるときだと思いますし、だからこそ私たちは、競技の成功、そしておもてなしも含め、しっかりとやらなきゃいけない。気を引き締めてそのイベントに臨みたいとは思っております。
そういう意味において、本当にあと3年ちょっとですよ。どんどんどんどん、一気呵成といいますか、特にオリンピック・パラリンピックのような大イベントというのはワーッと言っているうちにワッと来ちゃうものです。だからこそ、私たちはしっかりとした計画のもとに、県民の皆様に御理解をいただきながら御協力をいただこうと、そのように思っています。
記者
イベントに参加する県民の方ですとか、報道等を通じてイベントに触れる方々には、どういった気持ちになってほしいというお考えでしょうか。
知事
それは、何しろチーム千葉だと。千葉県がみんな一つになって盛り上げようという気持ちを、今から100%持ってくれとは言いませんよ。まだ一応は3年はあるわけですから。まずは、そうか、今回のオリンピックはこういうところで、こういう競技があるんだな、そうしたら、自分たちはどういう形で参加できるかなとか、どういう形で応援できるかなと、まず、そういうスタートラインに立っていただければと思います。
記者
オリンピックに関連して、その後少し時間が経過しましたが、開催費・運営費に関しての都とのやりとりで進捗した点はありますでしょうか。
知事
先日、7月11日でございますか、東京都の事務方が来庁したとの報告を受けています。都からは、5月31日の合意事項の再確認と積み残した事項についての協議を開始したいという説明があったと聞いております。
担当、何かつけ加えることがありましたら。よろしいですか。
記者
協議を開始したいというところまでですか。
知事
うん。との説明があったと聞いております。
記者
わかりました。
発表項目外でお伺いしたいと思います。
6日に環境省のほうから、大井埠頭でヒアリが発見されたという事案が発表されたかと思います。県として事態の把握をどのようになさっているか、最新の状況も含めてお聞かせください。
知事
最近、荷物が、言うなれば船便で外来のそういうアリも含めていろんなものが来るので、水際作戦じゃありませんけれども、水際でしっかり止めるということが大事ですよね。我が千葉県もその辺を改めて気を引き締めてやっているところでございます。
まず、県のホームページにヒアリの特徴や駆除方法などを掲載して、まずは県民の皆様にそういうことが起こらないようにお願いしているところでございます。
また、水際対策として、千葉港のコンテナターミナルに駆除用の餌をまきまして、これも何とかみんな、餌をまくことによってうまくアリが来てくれればなと、そんなような願いでございますけれども。
また、コンテナが搬入された君津市の現場では、環境省が調査を行い、県・君津市職員がこれに協力しているというところでございます。
何しろ小さいですからね。じゃあ、普通のアリとどう違うんだといったって、見分けがものすごく難しいですね。正確に見れば、それはもちろんわかりますけれども。だから私たちは、まず水際で県内に入れないということに全力を投球してまいりたいと、そのように思います。
担当部局、いいですか。
記者
追加でお伺いしたいのですけれども、環境省からは6日の発表で、千葉県が、発見はされていませんけれども、コンテナが搬入されて荷受けがなされていたにもかかわらず、6日の直前になっての県内の把握だったかと思います。そして、現状、君津市内のどちらでコンテナが荷受けされたかということも判然としていない状況で、県民が安心するには情報として十分ではないのではないかと考えるのですが、そのあたりは知事の受け止めはいかがでしょうか。
知事
もちろん、お国ともしっかり連携はとっているつもりですけれども、その辺、詳しいことをどうぞ。
職員
自然保護課です。
具体的な場所につきましては、風評被害や拡散防止の観点から、環境省が非公開としております。具体的なことは申し上げられないのですけれども、市街地から遠い場所でありまして、万が一ヒアリが侵入したとしても、直ちに市民生活に影響が出るような場所ではございません。
国、県、地元市町村が一体となって、ヒアリの駆除や県民への注意喚起など、県民の安全を第一に、必要な対策を行ってまいりたいと考えております。
記者
よろしくお願いします。
昨日、県の6月補正予算が無事可決されましたけれども、国のほうではいよいよ来年度の予算編成が間もなく本格化します。千葉県もいろいろとこれから要望されていくと思うのですけれども、森田知事として国に特に強く予算化を求めていきたいもの等々ございましたら、教えてください。
知事
恐らく、記者さん十分御案内のとおり、基幹道路、北千葉も含めて、それから圏央道も含めて、そういうものをしっかりやるためにお願いしたい。それから、空港機能強化、そういうこともお願いしてまいりたい。とりあえずそういうことを柱に、それから福祉政策においても、これはお話をさせていただきたいと、そのように思っています。
記者
よろしくお願いします。
2点お伺いします。
まず、1点目が「ちば減災プロジェクト」ですが、去る11日に、千葉県とウェザーニューズ、ベイエフエムの3者が、「ちば減災プロジェクト」に関する協定を結びました。これは、インターネット上で災害の情報を共有し減災に役立てるもので、知事も締結式で大変意義深いとおっしゃっていました。インターネット全盛の今、多くの人が情報を共有することができるこの「ちば減災プロジェクト」は、大変重要なものだと思いますが、改めてこの意義についてお聞かせください。
知事
そうですね。僕はどちらかというと、あまりインターネットって詳しくないんですけれども、今はもうインターネットの時代でございますね。ウェザーニューズさん、そしてベイエフエムさん、一緒になって、まず災害が起きたときにいち早く掌握したい。これは被災地といいますか、県民の皆さんにとって当たり前のことです。それがスピーディーに行われること。ましてや、地図上において、どこでどういうことがあったかということを把握できる、共有ができる、これは大変大きいもの。それと同時に今度は電波ですよね。ベイエフエムさんが周知することによって、より一層加速されるのではないかなと、そのように思っております。
記者
それともう一点、今、知事からネットの時代であるという話がありました。一方で、インターネット上で議員の政務活動費の資料を全面公開するように求める請願が、昨日閉会した千葉県議会では不採択となりました。各地の議会ではネット公開の動きが広がっていますが、千葉県議会では公開しないという選択をしたわけです。
そこで伺います。千葉県議会の話ではあるのですが、インターネット全盛の今、政務活動費をネット上で公開しない県議会に対して、知事としての何か御所感や御意見があればお聞かせください。
知事
そうですね、やっぱりこれは議会の問題でございますので、議員がしっかりと話し合い、そのような方向性、どのような形がいいのか、それは決めていただきたいと、そのように思っております。
今回も会派によって温度差があったみたいでございますから、より一層、皆さんが精査し、良い方向性に持っていけたらなと、そのように思っております。
記者
ありがとうございました。
記者
お願いします。
ヒアリの話に戻って恐縮ですけれども、先ほど知事もおっしゃっていましたように、水際で入れないということが非常に重要かと思います。国内、大井埠頭の後も愛知県等で発見されて、非常に入ってくるということが現実的になっている中で、千葉県にも入ってきたときの対策、対処法といいますか、そういったところも考えていかなければいけないかと思うのですけれども、仮に入ってきたときの対応、そういったあたりはどのようなお考えをお持ちですか。
知事
そうですね、何しろ小さいですからね、アリは。なかなか見つけるのも大変でございますよね。ですから、先ほども言いましたけれども、餌をまず危ないようなところにまく。これも一つの大きなことですし、あと、しっかりと異なものに対して、所属等も含めて、また一人ひとりが、私たち職員も含めて、まず水際でしっかり目を光らせるということが私は大事なのかなと、そのように思っています。
担当部、その辺をちょっと詳しく。いいですか。アリはそんなもんですか。わかりました。
記者
もう一点、変わって成田空港の機能強化の話ですけれども、今、県としては、騒特法に基づく移転補償などの線引きの、今回、区で分けるという話が先日四者協でもありました。その作業を進めているかと思いますけれども、この進捗状況。夏目社長も国や県の対策の検討の結果を待って説明会に入りたいという話をされていますけれども、そのあたりも含めて今の状況というのをお伺いできますでしょうか。
知事
そうですね、県が行う騒特法に基づく移転補償の対象となる地区設定については、さきの四者協議会で示した新しい考え方をもとに、現在、関係市町と具体的な協議を行っているところでございます。
これは、まさしく住民の皆様、騒音下の皆様をはじめ関係の皆様、個人的な生活に係るわけでございますから、その辺をしっかり精査しながら、丁寧な説明を行って、御理解を賜るように努力していかなければならないと、そのように思っております。
記者
まだいつまでという段階ではないということですか。
知事
そうですね。現在、市町と最終的な対応を含めて調整を行っているところであります。
担当部局、いいですか。よろしいですか。
記者
もう一点追加で、周辺の市町から、地域振興策というのも県のほうへ求められているかと思うのですが、検討のチーム、そういったものを設けるというのは議会の質問でも出ていましたが、そのあたりの状況も教えていただけますでしょうか。
知事
そうですね、これ、関係市町においても、それぞれ状況、また思い等は違うんですね。ですから、担当者がしっかりその辺をお伺いし、そして、じゃあ、どの辺だったら県がより一層できるか、この辺はこうなんじゃないかとか、この辺はちょっと御理解賜りたいとか、そのようにやってまいりたいと思います。だから、もっと平たく言うと、個別にしっかりとお話を聞きながら、そして、これを精査し、NAA、また国とも相談していかなければならないのではないかなと、そのように思っております。
記者
作業はもう今月既に始まっているのか、今月の今後やっていくのか。
知事
では、その点を詳しくどうぞ。
職員
空港地域振興課でございます。
現在、市町のほうと最終的な調整を行っている段階でございます。具体的なスケジュールについてはまだでございますけれども、今、今後の作業をどうしていくかというところを市町と最終調整をしているという段階でございます。
記者
今月ということでいいんですか。今月から始めるという。
職員
まだスケジュールに関しては、具体的なものは確定しておりません。
記者
よろしくお願いいたします。
先ほど、オリ・パラ3年前の大きなイベントがあるということで御案内をいただいたのですけれども、ちょっと個別に、一宮町ですけれども、先日取材をした中で、今、町単体でも機運醸成ということで、少しずつオリ・パラ色を強めていこうという働きをする一方で、やはりインフラの面で不安がまだ残っているという話がありました。
例えば、上総一ノ宮駅のホーム新設であったりとか、踏切の機能強化であったりとか、そういった話もできれば進めていきたいなと。そういったときに、町単体ではちょっと厳しいなという話もありましたけれども、そういったところを県として今後どのようにフォロー、あるいは支援していく考えがあるのであれば、知事のお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
知事
もちろんそういうインフラ、これは大変大事でございます。今、記者さんがおっしゃったように、いろいろな課題があることもまた事実でございます。鉄道に関することはどうしてもJRさんも絡んできます。また、お国とも絡んでくるところもあります。その辺を地元としっかり話し合いながら、できるだけ地元に添うようにすると同時に、それが今後とも生かされるか、そういうこともしっかりと見きわめて県としてもやってまいりたいと、そのように思っています。
担当部局、何か。よろしいですか。
記者
ありがとうございます。
記者
水道局の市川水道事務所のほうで、入札前に未公開の工事情報が外部に漏洩していた問題があると思うのですが、先日、県議会のほうで、水道局のほうでは漏洩した文書を職員が業務用のパソコンでつくっていたということで、ただ、PC内は調査しないというふうに水道局のほうでは答えていたのですが。パソコンの中のデータなどを、新しいパソコンになるのだとは思いますが、そのあたりを調査する考えはないのかどうか、お伺いいたします。
知事
そうですね、これは記者さんも相当お調べになっていると思うんですけれども、こんなことはあってはならない問題で、私、県民の皆様に本当にお詫びしなければならないと思います。また、さらに調査し、厳正に対処していきたいなと、そのように思っているところでございます。
また、徹底した調査の件でございますけれども、この件については水道局において必要な調査を行うなど、適切な対応が図られていると認識しているところでございます。いずれにしても、こういうことが二度とあってはいけないし、また、現在調査中でありますが、詳細が明らかになったときにおいては、職員の処分等についても、そのようなことがあるならば、しっかりとした厳正な処分をしてまいりたいと思っております。
記者
重ねてなのですが、パソコン内を調査するかどうか、するべきかどうかについては、知事の考えは。
知事
まずは水道局が、今厳正にやっているということでございますから、まずそのしっかりとした意見を賜わりながら、また考えたいと思います。
記者
水道局の見解は。
知事
水道局では、それは記者さんも知っているように、今のところ問題ないと。今のところですよ。しかし、実際には今捜査中でございますから、私から、それがどうとか言うことでもありません。
ありますか。はい、どうぞ。
職員
水道局管理部総務企画課でございます。
知事が申し上げたことの補足になりますけれども、今回の案件につきましては、複数回にわたりまして、関係職員の意見の聴取ということで確認を行っております。また、その確認もさまざまな職員からいろんな視点で確認をさせていただいているということと、それから、今回、関係職員につきましては、初めの段階から内容については認めておりまして、誠実にそういったものにも対応していただいているということでございますので、今回のケースにおいては、任命権者としてそういったパソコンの確認というのは必要ないというふうに考えております。
ただ、今後、あってはならないことではございますが、こうした事案が発生した場合については、調査の手法の一つとしてそういったものも検討していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
知事
よろしくお願いします。
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