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更新日:令和5(2023)年12月22日
ページ番号:20833
日時 | 平成30年1月18日(木曜日)10時30分~10時46分 |
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場所 | 本庁舎1階多目的ホール |
動画 | 平成30年1月18日知事定例記者会見(動画) |
知事
はじめに、男女共同参画推進事業所表彰について、お話をいたします。
本県では、仕事と家庭の両立支援や、女性の登用・職域拡大などに積極的に取り組んでいる県内の事業所を、毎年表彰しているところでございます。今年度は、知事賞を1事業所に、奨励賞を2事業所に、合わせて3事業所を表彰することといたしました。
まず、知事賞は、千葉市中央区に本社がある「ちばぎん証券株式会社」が受賞いたします。
女性管理職の登用や、「職場復帰プログラム」などの男性を含む育児休業者に対する取組が先駆的であり、他の事業所の模範となることを高く評価したところでございます。
奨励賞は、香取市にある「医療法人社団寿光会栗源病院」と、市川市にある「株式会社河野製作所」が受賞いたします。
それぞれの事業所において、女性も男性も、ともに働きやすい雇用環境づくりを積極的に推進しており、今後一層の取組を期待するものでございます。
ただいま御紹介した3事業所への表彰式は、本日、午後1時10分から県庁で行います。
人口減少社会を迎える中、本県経済の持続的な成長や活性化を図るためには、男性も女性も、個性と能力を発揮できる職場づくりが必要でございます。県では、今後も事業所における男女共同参画や女性活躍の取組を積極的に応援してまいります。
知事
県内には、豊かな自然や歴史の中で培われ、伝承されてきた数多くの優れた民俗芸能があります。これらの民俗芸能への県民の理解と関心を深め、次世代に継承するため、今月21日の日曜日に浦安市文化会館で、「房総の郷土芸能」を開催いたします。
今年は、東葛飾地域を代表する民俗芸能を一度にお楽しみいただけます。県の無形民俗文化財に指定されている「浦安のお洒落踊り」、「野田のばっぱか獅子舞」、「松戸の万作踊り」など、全部で8演目を上演いたします。
各地域で伝承されてきた民謡やお囃子、獅子舞などをぜひお楽しみください。
知事
次に、「房総ジビエフェア2018冬」について、お話をいたします。
本県では、イノシシなどの野生鳥獣による深刻な農作物被害対策の一環として、県内で捕獲されたイノシシやシカの肉を「房総ジビエ」と銘打ち、消費拡大に取り組んでいるところでございます。
この「房総ジビエ」のおいしさを、多くの皆様に味わっていただくため、昨年初めて開催し御好評をいただいた「房総ジビエフェア」を、今年は提供エリアとメニュー数を拡大して開催いたします。
今回のフェアは、今月26日から来月25日まで、都内の2店舗を含む県内外の飲食店49店舗で開催いたします。房総の山の幸が、「猪の黒ビール煮込み」や「鹿肉と数種類のベリーソース」など、84種類もの料理に生まれ変わります。
また、料理を召し上がった方の中から、抽選で「房総ジビエ」加工品の詰め合わせや、千葉県の名産品をプレゼントする企画も実施いたします。
なお、フェア開催直前の今月24日には、メディア関係者などをお招きして、フェア参加飲食店が提供メニューを紹介いたします。「房総ジビエメニューお披露目会」を、県庁本庁舎20階、「スカイレストラン黎明」において開催をいたします。
このフェアを通じて、多くの皆様に「房総ジビエ」を味わっていただき、房総の山の幸の魅力を感じていただきたいと、そのように思っております。
知事
最後に、起業家支援の取組について、お話をいたします。
本県では、千葉発の新たな発想による起業・創業を積極的に支援しております。
今年度は、100名規模の「ちば起業家交流会」を県内10の地域ごとに実施してきました。この交流会の集大成として、地域を越え「オール千葉」で起業を応援する「ちば起業家大交流会」を、今月30日、幕張メッセで開催いたします。
当日は、3つのプログラムを実施いたします。
1つ目は、「ちば起業家大賞」最終選考及び表彰式でございます。厳しい審査を勝ち抜いた5名が、千葉の課題を解決するビジネスプランを発表し、来場者の投票と審査員による審査を行います。その結果、最も優れた作品を「ちば起業家大賞」として表彰いたします。
2つ目は、「リアル起業家ビジョンプレゼン」でございます。起業に成功した県内の経営者10人が、それぞれ志や展望を語ります。
3つ目は、「ビジネス大交流会」でございます。これから起業を目指す来場者が、行政や金融機関、県内企業などと出会い、交流できるビジネスマッチングの場を設けます。
「ちば起業家大交流会」は、県内最大の起業イベントでございます。事業を起こしたいと考えている皆さん、ぜひ、このイベントにお越しいただき、千葉で起業する魅力を直に感じていただきたいと思います。
私からは以上でございます。
記者
よろしくお願いします。
では、まず、今お話にあったジビエについてお伺いします。県では鳥獣害対策、ハンターの育成ですとか、それから今回のジビエまで幅広く行っていると思いますけれども、その中で、先日も朝日新聞さんが取り上げていましたけれども、獲ってからの処理ですね。今、全頭検査の義務づけですとか、獲った後すぐ処理しなければいけない、いわゆる30分ルールとか、その辺が解決しないと、ハンターの育成からジビエを観光に結びつけるなどのトータル的な制度設計に行かないと思いますけれども、今後その辺の問題をどう解決していくとか、そういったことでお話を伺いたいのですけれども。
知事
それは記者さん、おっしゃるとおりですね。やっぱりそういう部分をしっかりやっていかなければ、いくらハンターの人が来て、獲ったから、どうしたから、こうでしたからといったって、抜本的な解決にならないと、それは私も同じでございます。
そのように、いかに処理方法も含めて、より一層うまくそれを利用し、そしてまた解決できるかということを今担当部局にいろいろと指示しているところでございます。その辺ちょっと詳しく担当部局、言ってください。
職員
農地・農村振興課でございます。
食肉処理が低い理由としまして、専門的な知識を有する解体作業技術者が少ないことや、今、記者さんがおっしゃいましたように、原発事故に伴う放射性物質検査の確認のため、市町村職員が捕獲現場で立ち会いをするなどが課題となっているという認識をしておりまして、県では食の安全・安心を確保した上で、イノシシ肉等の有効活用を一層推進していくため、解体作業技術者の育成を目的とした研修を今年度から新たに実施するとともに、放射性物質検査につきましては、市町村職員の立ち会いなどの簡素化に向けまして、現在、農林水産省、厚生労働省と鋭意協議を進めているところでございます。
以上でございます。
知事
今もうどんどんやっていますので、必ず結果は出てくると、そのように思っております。
記者
今の簡単な補足ですけれども、今年度中というのは、3月までということですかね。
職員
研修につきましては、2月に予定しております。それは衛生管理や処理加工技術を内容とした養成講座を予定しております。
記者
それではもう1点、北千葉道路のことでお聞きしたいのですけれども、今度いよいよ都市計画決定の手続の最初の段階として、環境アセスメントの手続が始まると思います。その中で、県民から意見を募集していくと思うのですけれども、北千葉道路の市川・船橋間は住宅街が非常に多く、あと、ごく一部ではありますけれども、自然の場所がいろいろと残されていると思います。そういったことを踏まえて、県民に道路の必要性とかそういった面をどういうふうに呼びかけていくかということをお聞きしたいのですけれども。
知事
これは、まさしく丁寧に説明していくしかないなと。あの辺はやっぱり住宅がすごいんですね。ですから、いかにこの北千葉というのが、言うなれば外環から例えば成田空港も含めて、これによってまさしくグローバル化であると。経済面においても、人の流れにおいても、大変利便性が高まると。それと同時に、環境の部分においても、このように私どもは考えておりますと。これは地元の皆さんにしっかり丁寧に私も説明するようにと、そのように言っております。
記者
ありがとうございます。こちらからは以上です。
記者
よろしくお願いいたします。
先日、県立図書館の基本構想というのがまとまりまして、それまでの3館体制から1館体制に集約していくという方針で決まったところです。その中で、知事は、県立図書館の今後のあり方という点をどういうふうに考えていらっしゃるか。それで、どういうふうに県民の方に周知していくかという点をお聞かせいただけますか。
知事
そうですね、やっぱり図書館というのは、目的によってばらばらじゃいけない。それと同時に、なるたけ集約するということも大事でございます。それと同時に、そこに行けば何でもいろんなことが調べられるようになっているとか、特に利用者に対する利便性をしっかりと私ども考えてやっていかなきゃならない。それは、いろんな形において利用者の皆さんのお話をも賜りながら、しっかりと進めてまいりたいなと、そのように思っています。
県教育委員会では、最近の市町村立図書館の整備状況やサービス水準等を踏まえ、1館体制に集約し、県立図書館の機能をより一層高めていくと、そのように聞いていますし、私はしっかりやっていただきたいと、そのように思っているところでございます。
記者
もう1点、これも昨日ですけれども、ホンダカーズの労災で遺族との和解が成立しましたが、そういった超過労働という問題は、民営に限らず、いわゆる自治体、あるいは県の職員の業務というところでも大きな課題かとは思いますが、こういったところに対しての取組というのは、どういうふうにお考えですか。
知事
そうですね、これはしっかりと私どもも精査しながら、そして、職員の場合は県民に、私たちは奉仕でございますから、その辺を踏まえながら、そして、また、職員が十分に実力が発揮できるような、それが基本として全てを考えていかなければならないと、そのように思っております。
ですから、これは今報道されたばかりなので、これからいろんなことが出てくると思うんですね。これ、しっかり私どもも勉強させていただきたいと、そのように思っております。
記者
ありがとうございました。
記者
先日発表された芥川賞で木更津市在住の主婦の若竹千佐子さんが受賞されました。史上2番目の年長受賞で、かつデビュー作でのいきなりの快挙ということですけれども、これについて知事はどのように受け止めて、どのような感想をお持ちになりましたか。
知事
若竹さん、木更津ですよね。63歳って聞いたけど、僕は円熟した作品になっていると思いますね。私、ものを書くということは、年齢がいけばいくほどまた円熟したものが書けるんではないかな、また、若いときは若さをしっかりと表現できるパワーもできるんではないかなと思いますので、私は、若竹さんにおいては60代の円熟した表現というかな、そういうものがうまく発揮されたと、それが認められたと、そのように思っていますね。
記者
今回の受賞を受けて増刷も決定したそうですけれども、知事も作品を読んでみたいなとかという気持ちはありますか。
知事
もちろん読んでみたいなと思っています。
記者
なるほど。わかりました。ありがとうございます。
記者
プロ野球の話ですけれども、日本ハムの清宮選手が、今、鎌ケ谷のほうで自主トレをやっていて、鎌ケ谷が非常に盛り上がっているという話がありますけれども、まず、今のフィーバーぶりをどのように見ていますか。
知事
いやぁ、いいですね。清宮選手というのはすごいスター性のある方ですから、鎌ケ谷も喜んでいると思いますし、それと同時に、我が千葉県で切磋琢磨していただくんですから、私たちも邪魔にならない程度に応援しに行って盛り上げたいと、そのように思います。
記者
鎌ケ谷に住民票を出して千葉県民となったわけですけれども、今後どのような選手になってほしかったり、どのような活躍を期待したいと思っていますでしょうか。
知事
非常に若い方ですから、まさしく夢があると思うんですね。私は、そうだな、日本で頑張って、将来は大リーグに行くのもいいんじゃないか。
記者
わかりました。
知事
何しろ大きな夢を持って頑張ってもらいたいと、そのように思っています。
記者
ありがとうございます。
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