ちば・うみやま保育（千葉県自然環境保育認証制度）

幼児期は生涯にわたる人格形成の基礎をつくる重要な時期であり、こどもが自然に触れて生活することがこどもの成長にとって大きな意味を有しています。

しかしながら、近年は幼児期に自然に直接触れる機会が減少しています。

その一方で、こどもたちに自然に直接触れる機会をより多く持たせるため、数多くの施設や団体等が、自然を活用した保育や幼児教育を積極的に取り入れて活動しています。

そこで、

千葉県のこどもたちに、より多くの自然に触れてほしい

自然を活用した保育を実践している施設、団体を支援したい

自然を活用した保育を行う施設、団体のすそ野を拡げたい

という思いから、県では、自然体験活動を通じてこどもの主体性や創造性等を育む「自然環境保育」に取り組む幼稚園・保育所・認定こども園・認可外保育施設等の活動を支援する「ちば・うみやま保育（千葉県自然環境保育認証制度）」を令和5年度から開始しました。

注目情報

千葉県自然環境保育安全管理研修（12月実施分）の申込を受付中です。今年度最後の研修となりますので、令和7年度の認証を希望しており、まだ受講をしていない場合は必ず受講してください。（令和6年12月4日水曜日まで）
千葉県自然環境保育シンポジウムの様子をアーカイブ配信中です。（令和7年3月31日月曜日まで）

1. 認証制度の概要

(1)自然環境保育とは

保育者による個々のこどもの状況や発達過程を踏まえた適切な環境づくりや支援のもと、千葉県の豊かな自然環境や地域資源と関わる自然体験活動を通して、こどもの豊かな人間性を育み、心身の調和のとれた発達の基礎を培うことを目指して行われる保育等を言います。

(2)認証制度の目的

県内で自然環境保育を行っている団体等を県の基本理念に基づいて認証し、活動を支援することにより、自然環境保育の取組を促進し、千葉県のこどもが自然との関わりを通じて心身ともに健やかに育つ環境づくりを行うことを目的としています。

＜県の基本理念＞

千葉県自然環境保育は、千葉県のこどもが、身近で豊かな自然と出会い、自然の大きさ、美しさ、不思議さなどに心を動かされる体験を通して感性を豊かにし、自然環境に親しむとともに、自然環境の中で仲間と遊び、関わりを深めることにより、ありのままの自分を肯定する気持ち、他者を信頼する気持ち、自然を大切にする気持ちを育み、自ら考え、行動し、成長しようとする力の基礎を培うことを基本として行うもの

山で遊ぶ園児

2. 認証団体への支援

自然体験活動のための経費等への補助（詳細は、「千葉県自然環境保育認証団体向け補助金」を参照）

活動費補助（補助基準額：重点型は年40万円、普及型は年20万円、補助率2分の1）
※最大で補助できる額は重点型は20万円、普及型は10万円となります。
運営費補助（重点型のうち、公的助成を受けていない団体に対する補助（年70万円、全額補助））
※運営費補助について、幼稚園、保育所、認定こども園、企業主導型保育施設は対象外となります。