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ホーム > 県政情報・統計 > 県のご案内 > 国際関係 > 国際交流・協力に関する情報 > 国際交流・協力活動(トップページ) > デュッセルドルフ市との交流 > 2019年のデュッセルドルフ市との交流
更新日:令和2(2020)年2月3日
ページ番号:342351
令和元年12月
総合企画部国際課
千葉県は2005年から、ドイツ・デュッセルドルフ市と、相互に使節団を派遣するなどして、音楽、スポーツ、学術研究など様々な分野で、また、多様な団体を通じて交流を行っており、2019年5月25日に姉妹提携しました。ここでは2019年の交流を紹介します。(肩書は当時)
注意事項(氏名の表記について)(PDF:244KB)(別ウィンドウで表示)
森田知事は、5月23日から29日まで、吉本充県議会議員(第72代千葉県議会議長)とともにドイツ連邦共和国及びオランダ王国を訪問しました。ドイツでは、14年にわたり活発な交流を積み重ねてきたデュッセルドルフ市との「姉妹提携合意書」に署名するとともに、大規模な日本文化紹介イベント「日本デー」で本県の魅力をPRしました。
知事は、デュッセルドルフ市のガイゼル市長や礒(いそ)正人在デュッセルドルフ日本国総領事らと姉妹提携後の千葉県とデュッセルドルフ市との交流について意見交換を行いました。知事とガイゼル市長は、文化・スポーツ等の幅広い交流を積み重ねて姉妹提携に至ったことを喜び、この協力関係が将来の世代まで引き継がれるよう、さらに努力していくことが重要との認識で一致しました。
意見交換会場となった歴史的建造物
「シュロストゥルム」
ガイゼル市長との1年半ぶりの再会
礒総領事や現地日本人社会の皆さん、本県から参加された千葉県日独協会の金谷誠一郎会長、橋口昭八名誉会員など、これまで交流を支えられた方々が見守る中、知事はガイゼル市長とともに「姉妹提携合意書」に署名しました。ガイゼル市長からは、「これまでの友好関係を基礎として、パートナーシップを深めていくことを望んでいる」との力強い発言があるとともに、姉妹提携を記念して市境の道路に掲示するプレートの紹介がありました。
日本国千葉県とドイツ連邦共和国・デュッセルドルフ市の姉妹提携についての合意書(PDF:840KB)(別ウィンドウで表示)
姉妹提携合意書への署名
姉妹提携記念プレート
「日本デー」は、デュッセルドルフ市や現地の日本人社会等で構成される実行委員会により、2002年から毎年5月又は6月に開催される大規模な日本文化紹介イベントです(今年は約60万人が来場)。
千葉県は2007年以降、毎年、同市で開催される「日本デー」に参加し、会場内に千葉県PRブースを出展しています。
今回、知事は、吉本県議会議員とともにその開会式に登壇し、姉妹提携したことを披露するとともに、千葉県の魅力をデュッセルドルフ市民をはじめとするドイツ国内外の参加者に対してアピールしました。
開会式後は、ガイゼル市長や礒総領事を千葉県PRブースに案内しました。千葉県PRブースでは、独日協会アム・ニーダーラインや麗澤大学、千葉大学など、関係機関の方々の協力を得て、交流パネルの展示や、ドイツ語による千葉県観光PR動画を上映したり、折り紙体験コーナー、書道体験コーナーを設置するなどして、本県をPRしました。ブースは大盛況となり、折り紙体験コーナーや書道体験コーナーではドイツ人参加者が熱心に作品を作る姿がありました。
「日本デー」開会式への知事登壇
千葉県PRブース(左から礒 総領事、ガイゼル市長、森田知事、千葉県日独協会 橋口名誉会員及び金谷会長、吉本前県議会議長)
来場者で賑わう千葉県PRブース
折り紙と書道の体験コーナー
「ディアコニー福祉事業団」が運営するデュッセルドルフ市内の介護施設を訪問し、外国人介護士受入れの現状・対応についてヒアリングしました。
ヒアリングを行った介護施設
「ドロテー・ゼレ・ハウス」
ヒアリングの様子
千葉県内の中学生の代表選手からなるU-14テニスチームの選手(4名)とコーチ(2名)の皆さんが、8月4日から10日にかけてデュッセルドルフ市を訪問し、デュッセルドルフ市主催の「デュッセルドルフ・フレンドシップカップ2019」に参加しました。本大会は、デュッセルドルフ市と交流がある国々の同世代の選手たちが参加する大会で、試合等を通じて交流しました。
表彰された千葉県チームの皆さん
選手及び関係者による記念撮影
9月3日、ガイゼル市長が来県し、千葉市内で知事と会談しました。
今回で5回目となる会談では、5月の姉妹提携を改めて喜ぶとともに、今後、両県市の交流をますます深めていくことを確認しました。また、千葉県でも8競技が開催される東京2020オリンピック・パラリンピックを通じた交流の可能性も話題にのぼりました。
知事による出迎え
知事と市長による会談
デュッセルドルフ市にあるデュッセルドルフ日本奨学財団及び独日文化交流育英会は、毎年、日本へ奨学生の研修派遣を行っています。今年は6名の奨学生が来県し、9月3日には、千葉県の伝統料理である太巻き祭り寿司講習会への参加、県立房総のむら(栄町)訪問、千葉県日独協会主催の交流会への参加を通じて、千葉の伝統文化や日独の交流について理解を深めました。また、翌4日には森田知事を表敬訪問しました。
千葉伝統郷土料理研究会による
太巻き祭り寿司の披露
県立房総のむらでの茶の湯体験、
コスプレ体験
県立房総のむらでの記念撮影
知事への表敬訪問
9月4日、デュッセルドルフ市スポーツ局等職員(3名)が、県内の東京2020オリンピック・パラリンピックの競技会場である釣ヶ崎(つりがさき)海岸(一宮町)及び幕張メッセ(千葉市)を視察しました。
サーフィン会場となる釣ヶ崎海岸
(一宮町)で説明を受ける市職員
(右から2~3番目)
オリンピック3競技、パラリンピック4競技の
会場となる幕張メッセ(千葉市)での説明
デュッセルドルフ市は、NRWインヴェスト及びメッセ・デュッセルドルフと共催で、約3年ごとに、交流レセプションとして「デュッセルドルフの夕べ」を東京都内で開催しています。このレセプションは、デュッセルドルフ市進出企業の駐在経験者をはじめ、同市で開催された見本市の出展・協力者、また、同市との交流の関係者が広く招待され、交流を深めるものです。
9月5日に開催された本年の「デュッセルドルフの夕べ」には約1,400名の出席者があり、千葉県とデュッセルドルフ市との交流について広く知っていただく良い機会となりました。
オープニング(左からレーペル駐日ドイツ大使、ガイゼル市長、森田知事、ドーンシャイト メッセデュッセルドルフ社長、ダマーマン NRW州経済・イノベーション・デジタル化・エネルギー省次官)
森田知事による乾杯発声
千葉県内の高校生の代表選手からなるU-16卓球チームの選手(8名)とコーチ(3名)の皆さんが、10月23日から30日にかけてデュッセルドルフ市を訪問しました。現地では、強豪チームボルシア・デュッセルドルフの同世代の選手と合同練習や親善試合を行い、交流を深めました。
ガイゼル市長も駆けつけてくれました
選手による記念撮影
千葉県商工労働部及び県土整備部職員(計4名)が、短期海外研修の一環としてデュッセルドルフ市都市計画局等を訪問し、都市計画手法を活用した土地利用調整や、企業誘致に関する課題について、担当者と意見交換を行いました。
デュッセルドルフ市庁舎の様子
デュッセルドルフ市職員(写真中央)との
記念撮影
千葉県健康福祉部及び県立佐原病院職員(計7名)が、短期海外研修の一環として、デュッセルドルフ市健康保健局を訪問し、外国人介護人材の受入れ対策について、市職員及び介護施設運営事業者と意見交換を行ったほか、ドイツで介護職として働く日本人職員の方にヒアリングするなど、ドイツの外国人受入れの現状について理解を深めました。
デュッセルドルフ市職員及び
介護施設運営事業者との記念撮影
日本人介護職員の方にヒアリング
令和元年台風15号、19号及び21号による大雨で被災された千葉県民の皆様へ向け、デュッセルドルフ市の市民・企業等及び市政府から、義援金をいただきました。詳細については下記ページをご覧ください。
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