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三番瀬の再生については、平成18年度に策定した千葉県三番瀬再生計画(基本計画)で定めた、「三番瀬の自然環境の再生・保全と地域住民が親しめる海の再生」を目指し、これまで、事業計画(計画期間:平成18~22年度)及び新事業計画(計画期間:平成23~25年度)により、各種事業に取り組んできました。
新事業計画の期間が今年度末で終了することから、引き続き、平成26年度からの3年間で取り組む事業を定めた、千葉県三番瀬再生計画(第3次事業計画)を策定しました。
更新情報
千葉県三番瀬再生計画(基本計画)は、5つの目標と12の施策から構成されています。
基本計画に定めた12の施策について、具体的な事業を定めた事業計画を策定し、各種事業に取り組んできました。
平成26年度からは、第3次事業計画として29事業に取り組んでいきます。
市川市塩浜2丁目の護岸前面における干潟的環境の形成について、三番瀬の再生における位置付けや役割を踏まえながら、これまで実施してきた試験の成果等の活用により、自然条件、制約条件等を整理し、方向性をとりまとめるとともに、市川市と事業の進め方や技術的な課題等について協議し、検討していきます。
中長期の自然環境の変動を含めた三番瀬の生態系を引き続き把握するため、生物とそれを取り巻く環境に関して必要な調査を実施します。
これまでの漁場改善事業の効果を把握し、漁協、地元市及び、県が協力して漁場改善に取り組むとともに、干潟漁場のモニタリング、貝類の発生を促す覆砂や海底耕うんなど、漁業者グループによる多様な干潟漁場保全活動を支援します。
塩浜2丁目護岸における200mの未整備区間について、背後地のまちづくり計画、海と陸との自然な連続性に配慮しつつ、地域住民の利用や生態系に配慮し高潮防護の護岸改修を行います。
地元関係者との合意のもとでのラムサール条約への登録に向けて、地元関係者との調整を進めます。
3年後の本計画終了時には三番瀬再生計画を策定してから10年を経過することも踏まえ、三番瀬に特化した取組に一定の目処をつけ、以降は県がそれぞれの分野で行う施策の中で対応することについて、検討していきます。
平成28年度は、第3次事業計画の最終年であることから、各事業の進捗状況を把握して、事業計画の評価を策定するとともに、今後の事業の進め方について検討を行いました。
その結果、継続する事業については、県がそれぞれの分野で行う施策の中で実施していくこととし、次期事業計画は策定しないこととしました。
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