Wanted doctor at Chiba prefectural hospital
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更新日:令和6(2024)年10月28日
がんセンターには6名の専門看護師がいます。所属部署や業務内容は様々ですが、複雑で解決困難な問題を抱える患者・家族に対し、身体的・精神的な面から苦痛を理解し、その苦痛が最小限となるよう医療スタッフと連携して看護を実践いています。
2023年、倫理コンサルテーションチームが発足し、患者さんの意思決定や様々な価値観が尊重されるよう支援すると共に、病院全体の倫理観の醸成も活動を通して取り組んでいます。院内全体の看護の質向上を目的に看護研究活動も積極的に行っており、専門看護師がマンツーマンで指導し研究者を育てる取り組みもしています。
私たちがん看護専門看護師は、患者・家族に寄り添うことを大切に、また医療者にとっても支援者となれるよう努力していきたいと考えています。
当センターは、救命救急医療と精神科救急医療を専門に持つ高度救命救急センターです。患者様は、疾病や傷病により心身が脅かされ、自身の力ではコントロールできない状態に陥ります。
私は、危機的状態からの早期離脱に向け、医療スタッフと協働・連携しながら全身管理を行っています。その実践の軸に、「エンパワメント」を置いています。患者が持つ力(生きる力や健康促進への力)を信じ、その力が出せる心身を作るために人間の基本的欲求を整え、支え、満たすことが重要だと考えています。また、医療・ケアの場面には、多くの倫理的問題やジレンマの存在があります。患者様の権利擁護、そして最善の医療・ケアを提供に向け倫理調整を行い、患者様やご家族の意思決定支援にも力を入れています。
患者様が体感している心身の苦痛や療養に伴う多様な思いを汲み取り、「看護とは何か」「よりよい看護実践とは何か」、そもそも「看護師とは何をする人なのか」を自分に問いかけ、患者様とご家族に向き合っていきたいと思います。
小児看護専門看護師として、病気や障害と付き合いながら、そのお子さんらしく、そのご家族らしい生活が安心してできるように、医療スタッフと協働しながら活動しています。
現在はこども・家族支援センターに所属し、子どもの発達段階に合わせてお子さんが自分の病気や治療を理解して自立的に体調管理ができるように、医師や看護師が段階的計画的な支援を行う支援や、成人になっても継続的な医療を受けられるように調整をする「成人移行支援」を担当しています。
小児専門病院のため、他の医療機関では対応が難しいお子さんが専門的な治療を受けています。当院の理念である“その子らしく、その子のために”医師や看護師、コメディカルで協力しながら支援していることが、当院の魅力でありやりがいにつながっています。
私は、HCUに所属をして、医療依存度が高く、複雑な看護問題を抱えるこどもとその家族へ看護ケアを提供しています。健康問題を抱えるこどもの持てる力を最大限に引き出すことができるよう多職種と協働して活動しています。スタッフが看護に困った時には相談を受け、共に状況を読み解き、「こどもにとって最善は何か」という視点で介入方法を考えています。
小児専門病院で働く看護師は、専門性の高い医療の知識や成長・発達、看護倫理、家族看護など多角的にこどもや家族をアセスメントし、医療チームで看護を提供する看護実践能力が求められます。そのような力を段階的に育めるよう教育プログラムや看護師の学習ニーズに対する勉強会の企画・運営、慢性腎臓病を持つこどもや家族に対する学習会の運営を行っています。
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