Wanted doctor at Chiba prefectural hospital
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更新日:令和6(2024)年10月28日
日本は超高齢社会を迎え、入院患者の高齢化も進んでいます。患者さんの高齢化に比例し、認知症や認知機能が低下した患者が増えてきています。そのため、入院による環境の変化や疾患や手術による侵襲などでせん妄を起こす患者さんも少なくありません。
そのような患者さんが安全に治療・入院生活が送れるように、またその家族がなるべく不安や負担を生じないような支援を心掛けています。歳を重ねても、入院していても、その人らしい人生や生活が送れるよう、そして笑顔が少しでも増えるような看護やケアを提供していきたいと考えています。相談外来などを通じて、入院患者だけではなく、地域の方々への支援にもつなげていきたいです。
また2024年度、特定行為研修『栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連』『精神及び神経症状に係る薬剤投与関連』を履修・終了し、今後は高齢患者に対し、身体・精神面へのアプローチを今まで以上に専門的視点から行えるよう尽力してきたいと考えています。
疾患・障害があっても住み慣れた自宅で暮らしたい・最期を自宅で過ごしたいと望まれる方が増えています。しかし、「家族だけで介護ができるか。医療処置はどうしたいいいのか。」と不安や疑問に思い本人の意向とは違う場所で過ごす方もいらっしゃいます。
このように医療が生活や人生を中断しないように、訪問看護認定看護師として、住み慣れた地域で、その人らしく生活が継続できるように本人の意向に沿い共に考えていくことを大切にしています。
訪問看護の強みは時間をかけてコミュケーションを図り、一人ひとりに必要な看護・支援を多職種と連携し丁寧に関わっていく事ができることです。これからもこの強みを生かし、患者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように支援していきたいと考えています。
訪問看護ステーションから、包括ケア病棟に配置異動になりました。退院に向けて介護・医療・看護にかかわる多職種が連携をはかって、安心して自宅に退院できるように日々患者様に関わらせていただいています。
地域の特性として、高齢の患者様を介護する介護者が高齢者、もしくは一人暮らしの方も多く、食に関しても食事摂取方法だけでなく、食事の準備、栄養面でのサポート、排便コントロールの重要性など生活者へ目をむけた指導やケアは重要と感じています。
摂食・嚥下障害看護認定看護師として、訪問看護で培った経験を生かしながら一人でも多くの方が自宅に退院できるように活動していきたいと思います。
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