Wanted doctor at Chiba prefectural hospital
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更新日:令和6(2024)年10月28日
「小児緩和ケア」の対象は、すべての疾患の子どもとその家族です。子どもと家族のQOLを大事にして、身体的な痛みだけでなく、心の痛みや社会的な悩み・不安についてトータル的な苦痛の緩和をめざします。そして、緩和ケアは診断時から提供され、治療後も継続されていく必要があります。
医療的ケアが必要な場合、自宅で過ごせるように地域と連携し、安心して自宅で過ごせるように調整します。また、家族が休めるようにする「レスパイトケア」や「看取りのケア」、亡くなった後にその悲しみが少しでも和らぐようにする「グリーフケア」も含まれます。
認定看護師として月に2回、緩和ケアチームでラウンドをしています。子どもと家族がつらい思いを我慢せずに言えるような環境をつくり、様々な気持ちに寄り添いながら希望を支えています。
私が認定看護師を目指したきっかけは、看護師2年目で「将来どんな看護師になりたい?」と師長に聞かれ思い浮かばず、このままで良いのかとモヤモヤしたのが最初でした。3年目の時に皮膚・排泄ケア認定看護師の先輩がいきいきと活動しているのをみて、私も「自分の得意なものを活かして誰かの為になりたい」「自分が堂々と自信を持ってできることを見つけたい」と強く思い、認定看護師を目指しました。
皮膚・排泄ケア分野は、専門とする領域がとても広いため院内の色々な場所に出向いて活動しています。
また認定看護師6年目に特定認定看護師になりました。臨床推論能力を持ち、特定行為ができるようになったことで、医師や看護師、または患児や家族と医療者を繋ぐ架け橋のような存在になれるようにこれからも活動していきたいと思っています。
ぜひ一緒に働くなかで、自分のやりたいこと、得意なことをみつけていきましょう。
私は、2017年より新生児集中ケア認定看護師として活動しています。
最近では、病院内の小児基礎看護技術研修や救急蘇生法の研修にも携わっています。質問しやすい雰囲気を心掛け、わかり易く実践に繋げることができる研修を目標にしています。
NICUには、様々な疾患があり、治療が必要な赤ちゃんや予定より早く小さく生まれた赤ちゃんが入院してきます。入院初期の赤ちゃんは、医療機器に囲まれ、保育器に収容され、輸液管理が行われます。赤ちゃんが発するサインを読み取り、処置等の身体的ストレスを最小限にするケアで全身状態の安定化を図ります。
こどもの疾患や予後を伝えられるご両親は、驚き、不安や緊張で胸が一杯です。ご両親に優しく語りかけながら、赤ちゃんとの関わり方を伝えます。可能な限りご両親と育児ケアを行い、赤ちゃんとの関係を築くことができるように支援しています。家族形成の大切な時期であり、こどもの成長・発達だけではなく、家族の成長も見据えた看護が必要とされています。
また、医療的ケア児が増えています。在宅ケアに繋げるため、ご家族、多職種、他部署、訪問看護等の地域の支援者と情報共有を十分に図り支援体制を整えています。必要時、チームを構成し退院前・後訪問を行うこともあります。
新生児集中ケア認定看護師は、急性期から在宅支援まで幅広い知識・実践能力を求められています。
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