ここから本文です。

ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 食生活 > ちばの食育 > 食育の取組 > 食育の推進について(令和3年度第1回インターネットアンケート調査の結果について)

報道発表案件

更新日:令和6(2024)年6月3日

ページ番号:453274

食育の推進について(令和3年度第1回インターネットアンケート調査の結果について)

発表日:令和3年9月8日

千葉県農林水産部安全農業推進課

1.調査の目的

県では、第4次千葉県食育推進計画の策定に当たり、今後の食育の推進に向けた基礎資料として活用することを目的として、皆様のご意見を伺いました。

 

2.調査の実施状況等

(1)調査対象:アンケート調査協力員 300人 

(2)調査時期:令和3年7月5日~令和3年7月14日

(3)調査方法:インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答

(4)回答状況:アンケート調査協力員300人のうち249人が回答(回答率83.0%)

(5)調査項目

  • 問1.「食育」の具体的な取組として、下記のようなものがあります。この中で、あなたが行っている取組について、お選びください。
  • 問2.あなたは「食育」について、どのような内容に興味がありますか。
  • 問3.あなたは、どのような方法で食育について知りましたか。
  • 問4.あなたは、食育を広めるためにどのような啓発方法が効果的と考えますか。
  • 問5.あなたが、「食育」に取り組んでいない理由をお選びください。
  • 問6.その他、食育について、ご意見、ご要望があればお聞かせください。

3.調査結果

問1.「食育」の具体的な取組として、下記のようなものがあります。この中で、あなたが行っている取組について、お選びください。(いくつでも)(回答者数:249人)

問1棒グラフ

実際に行っている食育の取組内容をたずねたところ、『規則正しい食生活の実践』が76.7%と最も多く、次いで『栄養バランス等を考えた食事』が75.9%で、ともに7割台半ばとなっています。

以下、『食品ロスの軽減』(59.0%)が5割を超え、『家族や地域での共食』(45.0%)、『地域の食材を生かした食事』(33.7%)と続いています。

また、『その他』の中には、「家庭菜園での無農薬野菜作り」、「食の安全安心を考える市民の会を立ち上げて活動中」、などの回答がありました。

問2.あなたは「食育」について、どのような内容に興味がありますか。(2つ選択)(回答者数:249人)

問2棒グラフ

※食育ボランティア…県で行っている、学校教育や地域活動の場で食育に関するボランティア活動を行っている個人及び団体を登録する制度

 

食育について、どのような内容に興味があるかをたずねたところ、『健康づくり』(52.6%)と5割を超えて最も高く、次いで『食品ロス』が41.0%でした。

以下、『食品の安全性』(27.3%)、『千葉県産の農林水産物』(26.5%)、『地域の郷土料理や、伝統料理や食文化』(24.5%)と続いています。

また、『その他』の中には、「賞味期限や消費期限についての正しい情報」などの回答がありました。

問3.あなたは、どのような方法で食育について知りましたか。(いくつでも)(回答者数:249人)

問3棒グラフ

どのような方法で食育について知ったかをたずねたところ、『県民だよりやリーフレット等の紙資料』(61.8%)が6割を超えて最も高く、以下、『千葉県HPの記事』(15.7%)、『SNS(YouTube、Instagram、Facebook等)』(12.9%)と続いています。

また、『その他』の中には、「小中学校時代の授業や給食の時間の校内放送等で知った」、「図書館で開催されていたイベント」、「企業とのコラボ講座」、「テレビ、新聞、雑誌等」などの回答がありました。

問4.あなたは、食育を広めるためにどのような啓発方法が効果的と考えますか。(いくつでも)(回答者数:249人)

問4棒グラフ

食育を広めるための効果的な啓発方法をたずねたところ、『県民だよりやリーフレット等の紙資料の配付』(63.9%)が6割を超えて最も高く、以下、『参加型の講習会、シンポジウム等のイベントの開催』(44.6%)、『SNS(YouTube、Instagram、Facebook等)の活用』(43.4%)、『千葉県HPでの紹介』(41.4%)と続き、4割を超えています。

また、『その他』の中には、「学校、幼稚園等の親子での食育の啓発活動」、「新聞の地域欄への掲載」、「テレビ番組」などの回答がありました。

【問1で「取り組んでいない」と答えた方に聞きました。】問5.あなたが、「食育」に取り組んでいない理由をお選びください。(いくつでも)(回答者数:5人)

問5棒グラフ

食育に取り組んでいない理由をたずねたところ、『食育についてよく知らないので』が60.0%と最も多く、次いで『現在の食生活に問題はないので』が20.0%、『特になし』が20.0%でした。

問6.その他、食育について、ご意見・ご要望があればお聞かせください。(回答者数:113人)

寄せられたご意見・ご要望には次のようなものがありました。

一部抜粋して、ご意見を記載します。

  • 自分が食べているものがどこから届いているのか、どのようにつくられているのか、といったことに興味・関心を持つことがまずは大切なことだと思います。
  • 食育をするとこんなメリットがあるといったことを客観的に紹介できると良いと思います。例えば健康的な食事をしている人は、していない人に比べて健康寿命が高いなどといった客観的なデータがあると説得力があります.
  • 育、という文字から子供を連想しますが、各世代において、食との関わりを重視して欲しいです。
  • 年齢にあわせた、細やかな指導や紹介があるとよいです。
  • 出来るだけ千葉県産の食物を選ぶようにしています。安全性について詳しく知りたいです。
  • 各家庭で、ある程度の食育を学び幼少期から土台が作られていきます。食に関する思いは多種多様ですが、興味を持ち改善していくことは自分のためであり生きていく上で不可欠です。食育の魅力を体験学習などで深められると良いと思います。
  • 学校教育でも、農業体験などの実体験をもとにした食育を行ってほしいです。
  • 小学校、中学校、高校の授業時間等を活用して、子どもたちへの啓発の機会を作り、早い段階から食育について興味・関心・知識を持ってもらう。父親・母親教室でも食育について扱う。自分が高校の時に学んだことが、一生役立っていると思うから、若いうちに食育について知る機会があると良いと思います。
  • 給食で地産地消(千産千消)メニューなどがあり、印象に残っています。
  • 飲食店での大量廃棄の実態を公表し、企業に廃棄軽減に努めるよう促してほしいです。 
  • 孤食や子ども食堂が話題になる昨今。子どもたちの食事環境に“特化”した施策が急務かと…。
  • 社会環境や食生活の変化は当たり前。伝統的な食事をおいしく手軽に食べられるように敷居を低くしてあげる努力が必要。給食として提供する際は費用低減する等で小さい時から触れ合う機会を増やしたり、地元の名店の味を県民の日に格安で提供する等してみては。
  • 大手企業特にスーパーマーケットにて頻繁にイベントを行い、食育の良さを体感してもらう。
  • 食育の会場セミナーに参加したことがあり、非常に興味がわいた。
  • スーパーやコンビニでの情報提供があれば取り入れやすい。
  • 食事内容に気を使い、講習会などで知識を得ても、実際に食べる家族(おそらく男性)にその認識が無ければ食べてもらえません。脂っこい味、濃い味付けを好むような男性を啓蒙する取り組みを考えて頂きたいものです。
  • 食育は非常に大事なことなので、是非効果的な広報活動を行ってほしい。SNS等だけでなく、紙媒体での周知活動をお願いしたいです。

 

たくさんのご意見をいただきありがとうございました。

今回の調査では、多くの方が何らかの食育の取組を行っており、県民だよりやリーフレット等の紙資料や千葉県HPで食育について知ったことがわかりました。

今後もひとりでも多くの方に様々な機会を通じて食育に関心を持っていただけるよう周知に努めるとともに、皆様からいただいたご意見は、第4次千葉県食育推進計画の策定に役立ててまいります。

お問い合わせ

所属課室:農林水産部環境農業推進課食育推進班

電話番号:043-223-3092

ファックス番号:043-201-2623

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?