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更新日:令和5(2023)年5月22日
ページ番号:418963
地球温暖化に伴い、世界や日本の年平均気温上昇と同様に、県内各地の年平均気温も長期的に上昇傾向を示しており、銚子地方気象台では100年あたり1.2℃の割合で上昇しています。
また、銚子地方気象台の観測では、日最高気温が30℃以上となる「真夏日」の日数は10年当たり1.5日の割合で増加しています。
銚子地方気象台の年平均気温の経年変化(1887~2021年) |
銚子地方気象台の真夏日日数の経年変化(1887~2021年) |
出典)東京管区気象台提供資料
現状を上回る厳しい緩和策をとらなかった場合(RCP8.5シナリオ)、21世紀末の千葉県の年平均気温は、20世紀末に比べて約4℃上昇すると予測されています。季節別には、秋と冬の上昇幅が大きいことが予測されています。
また、気温の上昇に伴い、21世紀末の千葉県(銚子市)では、現在に比べて真夏日が63日程度増加すると予測されています。
千葉県の平均気温の将来気候における変化
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銚子市の階級別日数の将来気候における変化
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(現在気候は1980~1999年、将来気候は2076~2095年を示しています。)
出典)東京管区気象台, 「気候変化レポート 2018-関東甲信・北陸・東海地方-」
銚子地方気象台の観測では、雨の降らない日が100年当たり約8日増えています。一方、1時間50mm以上の年間平均発生回数は、最近10年間(2012~2021年)は統計期間の最初の10年(1979~1988年)と比べて約2.6倍に増えています(県内17地点)。
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現状を上回る厳しい緩和策をとらなかった場合(RCP8.5シナリオ)、21世紀末の千葉県では、1時間降水量50mm以上の滝のように降る雨が現在に比べて約3倍に増加すると予測されています。また、雨の降らない日数(日降水量1.0mm未満の日)は、現在に比べて約9日間増加すると予測されています。
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(現在気候は1980~1999年、将来気候は2076~2095年を示しています。)
出典)東京管区気象台, 「気候変化レポート 2018-関東甲信・北陸・東海地方-」
千葉県地球温暖化対策実行計画(令和5年3月)p.87~94「9-2気候変動による気象への影響の現状と将来予測」(PDF:1,680.1KB)
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