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更新日:令和4(2022)年9月26日
ページ番号:94
あなたの家にも水源を!
設置場所と多少の費用があれば、だれでも気軽に始められる雨水利用が、地上設置型の貯留槽(雨水タンク)です。これは、屋根からの雨どいを接続したり分流させたりして、地上に置いたタンクに貯留するものです。
腕に自信のある方には自作も可能ですが、市販の既製品にも小さいものから大きいものまで、また材質や外見も様々なものがあります。あなたのお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。
ここでは、県内の一般住宅で設置されているものをいくつかご紹介します。
樹脂製貯留槽
こちらは硬質塩化ビニル製の雨水貯留タンクです。樹脂製雨水槽の材質として他には、ポリエチレンやポリプロピレン、FRPなど、種類は一番豊富にあります。
(使用者のコメント)
小さな家庭菜園の散水に使用していますが、最も使用量の多い真夏を除けば概ね散水に必要な量をまかなうことができました。タンク容量(100リットル)が今より大きければ、真夏でもやりくりできたかもしれません。
貯留水は、少し臭いがしたり、冬場以外は水面に薄く白濁が出たりもしますので、水道水の代わりというわけにはいきませんが、水まきに使うには十分な水質です。(I市S邸)
木製貯留槽
中古のウィスキー樽を使用した例です。木製のため、土に直接接しないことなど、他の材質に比べて多少気を遣う必要があります。
(使用者のコメント)
実際に使用されていた中古品であるため、まだ新しい(?)内は夏場に水が発酵します。1年目の夏は臭いがかなりきつく、散水等に使用できませんでした。販売者によると2年目以降はほとんど問題がないとのことなので、今後に期待します。
秋から春にかけては、庭木の水やりや園芸道具などの洗浄に重宝しています。(N市T邸)
材質別では、この他に金属製貯留槽(ステンレス、アルミ等)もあります。
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