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更新日:令和5(2023)年10月6日
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令和2年4月1日現在
千葉県の工業用水道事業は,昭和32年10月土木部に養老川河水統制事務所を設置し,養老川北岸の工業地帯造成に伴う工業用水確保のための調査を開始したことに始まります。
この調査をもとに昭和34年4月から県営山倉工業用水道(現在の五井市原地区工業用水道)の建設に着手し,昭和39年4月に養老川からの直送水により一部給水を開始しました。
昭和40年1月には山倉ダムが完成し,本県初の県営工業用水道として全部給水を開始しました。
その後も,我が国の経済の発展とともに急速に拡大した京葉工業地帯の工業用水需要に対処するため,五井姉崎・千葉・千葉港中央第1期・木更津南部・茂原・千葉港中央第2期・房総臨海地区の整備を進めてきました。
首都に隣接する東葛地区と葛南地区は,地下水の過剰汲み上げにより地盤沈下現象が進み,昭和46年9月の船橋市の地盤沈下非常事態宣言などに見られるように深刻な社会問題となったことから,既存企業の地下水から表流水への転換を図るため,工業用水道の建設を行ってきました。
また,昭和61年度に表流水を水源とする房総臨海地区が一部供給を開始し,その後,地下水を水源とした千葉港中央第1期,同第2期及び茂原地区を,平成元年度から平成3年度にかけ房総臨海地区へ転換し,事業を廃止しました。
千葉県では千葉県産業の健全な発展のため,13市2町の事業所に対し,年間約3億立方メートルの工業用水を供給しています。
なお,経営の安定化・効率化を図るため,平成16年4月に東葛地区と葛南地区の統合を行いました。また,資源循環型社会づくりを推進するため,浄水場発生土の建設資材等への再資源化を図り、その有効利用を進めています。
事業の全体概要
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