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ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 水道・下水道 > 千葉県営水道 > おいしい水づくりオフィシャルサイト|企業局 > 水のQ&Aトップページ > その17トリハロメタンが心配なんだけど・・・?(パート1)
更新日:令和4(2022)年12月5日
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水道水の水質について、お客様からご質問の多いものにお答えします。
お客様から、水道水中のトリハロメタンを心配する声が寄せられます。
今回はその「トリハロメタン」についてお答えします!
メタンは炭素原子1個の周りに4つの水素原子が結合している物質です。その水素原子4つのうち、3つがハロゲン(塩素、臭素など)に置き換わったものをトリハロメタンといいます。
そのうち、クロロホルム(CHCl3)、ブロモジクロロメタン(CHBrCl2)、ジブロモクロロメタン(CHBr2Cl)、ブロモホルム(CHBr3)および総トリハロメタン(4物質の合計量)について水道水質基準で定められています。
※トリ(3を意味する語)+ハロ(ハロゲン)+メタン(CH4)=トリハロメタン。
水道水は病原菌などに汚染されず衛生的で安全な状態を保つため、水道法に基づいて塩素による消毒が義務付けられています。
しかし、この消毒用塩素が水中の有機物と反応して、トリハロメタンを生成してしまいます。
トリハロメタンについては発がん性の疑いがあると言われています。そのため、水質基準の健康に関する項目で、総トリハロメタンの水質基準値は0.1mg/L以下と定められています。
なお、水質基準値は、水道水質の安全を確保するため、生涯にわたって連続的に摂取しても人の健康に影響が生じない量をもとに、安全性を十分に考慮して設定されています。
千葉県営水道では、おいしい水づくりに関する水質目標として、給水栓で総トリハロメタン濃度を0.03mg/L以下と基準値よりさらに厳しい独自の目標を設定しています。
※0.1mg/Lは、1Lあたりに1万分の1グラム入っていることを表します。
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