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更新日:令和8(2026)年8月20日
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水道水の水質について、お客様からご質問の多いものにお答えします。
お客様から、水道水中のトリハロメタンを心配する声が寄せられます。
今回はその「トリハロメタン」についてお答えします!
メタンは炭素原子1個の周りに4つの水素原子が結合している物質です。その水素原子4つのうち、3つがハロゲン(塩素、臭素など)に置き換わったものをトリハロメタンといいます。
そのうち、クロロホルム(CHCl3)、ブロモジクロロメタン(CHBrCl2)、ジブロモクロロメタン(CHBr2Cl)、ブロモホルム(CHBr3)および総トリハロメタン(4物質の合計量)について水道水質基準で定められています。
※トリ(3を意味する語)+ハロ(ハロゲン)+メタン(CH4)=トリハロメタン。

水道水は病原菌などに汚染されず衛生的で安全な状態を保つため、水道法に基づいて塩素による消毒が義務付けられています。
しかし、この消毒用塩素が水中の有機物と反応して、トリハロメタンを生成してしまいます。
トリハロメタンの生成量は、水中の有機物量や塩素注入量のほか水温にも影響され、水温が高くなるほど生成しやすくなります。そのため、トリハロメタンは夏場に高くなる傾向があります。
また、水中の有機物と塩素との接触時間が長くなると、トリハロメタンを生成しやすくなります。

トリハロメタンについては発がん性の疑いがあると言われています。そのため、水質基準の健康に関する項目で、総トリハロメタンの水質基準値は1リットルあたり0.1ミリグラム以下と定められています。
なお、水質基準値は、水道水質の安全を確保するため、生涯にわたって連続的に摂取しても人の健康に影響が生じない量をもとに、安全性を十分に考慮して設定されています。
千葉県営水道では、おいしい水づくりに関する水質目標として、給水栓で総トリハロメタン濃度を1リットルあたり0.03ミリグラム以下と基準値よりさらに厳しい独自の目標を設定していて、浄水場において、粉末活性炭処理およびオゾンと粒状活性炭の併用処理により水中の有機物量を減らしたり、塩素注入量を減らすなどしてトリハロメタンの生成量を低く抑えています。

トリハロメタンは、水中に含まれる有機物と塩素が反応して生成しますが、その有機物は植物由来の着色成分や生活排水の汚濁成分等によるものです。
水源の汚れがトリハロメタンの生成量を増やす原因のひとつにもなりますので、河川や湖沼をきれいにすることも大切です。
くわしくは「水源(川や沼)を汚さないためにできること」へ

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