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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年3月19日

ページ番号:641663

自転車保険について(令和5年度第4回インターネットアンケート調査の結果について)

発表日:令和6年3月19日
環境生活部くらし安全推進課

1.調査の目的

県では、「千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」により、令和4年7月1日より、自転車保険への加入が「努力義務」から「義務」となりました。
国の方針では自転車保険の加入率について令和7年度までに75%を目指すとしており、より一層の加入促進を図るため、皆様のご意見を伺いました。

2.調査の実施状況等

(1)調査対象 アンケート調査協力員 300人 

(2)調査時期 令和6年1月22日(月曜日)~1月31日(水曜日)

(3)調査方法 インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答

(4)回答状況 アンケート調査協力員300人のうち261人が回答(回答率 87.0%)

(5)調査項目

  • 問1.あなたは、自転車と歩行者、あるいは自転車同士が衝突して、相手を死亡させたり、重傷を負わせた交通事故の民事裁判で、加害者である自転車側に数千万円にも及ぶ高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っていますか。

  • 問2.あなたは、自転車の交通事故などによって生じた他人の生命、身体、財産の損害を賠償する、いわゆる「自転車保険」を知っていましたか。

  • 問3.あなた(同居の家族を含む)は、自転車を利用していますか。

  • 問4.あなた(同居の家族を含む)は、自転車保険に加入していますか。

  • 問5.あなた(同居の家族を含む)が加入している自転車保険の種別を教えてください。

  • 問6.あなた(同居の家族を含む)が加入しなかった理由を教えてください。

  • 問7.保険加入以外に、自転車の安全利用のため、あなたが取り組んでいることがあれば教えてください。

  • 問8.あなたは、自転車の安全利用に関する千葉県独自の安全ルール「ちばサイクルール」を知っていますか。

  • 問9.あなたは、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発について、どのような方法が効果的と考えますか。

     

3.調査結果

問1. あなたは、自転車と歩行者、あるいは自転車同士が衝突して、相手を死亡させたり、重傷を負わせた交通事故の民事裁判で、加害者である自転車側に数千万円にも及ぶ高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っていますか。(1つだけ選択)(回答者数:261人)

グラフ1

交通事故の裁判で、加害者である自転車側に高額の賠償金支払い命令が出された事例があることを知っているかたずねたところ、『知っている』が86.6%でした。

 

問2. あなたは、自転車の交通事故などによって生じた他人の生命、身体、財産の損害を賠償する、いわゆる「自転車保険」を知っていましたか。(1つだけ選択)(回答者数:261人)

グラフ2

自転車保険を知っていたかどうかたずねたところ、『知っていた』が90.0%でした。

 

問3.あなた(同居の家族を含む)は、自転車を利用していますか。(1つだけ選択)(回答者数:261人)

グラフ3

自転車を利用しているかどうかたずねたところ、『利用している』が67.4%でした。

 

【問3で「利用している」と答えた方に聞きました。】

問4.あなた(同居の家族を含む)は、自転車保険に加入していますか。(1つだけ選択)(回答者数:176人)

グラフ4

自転車保険に加入しているかどうかたずねたところ、『加入している』が64.8%でした。

 

【問4で「加入している」と答えた方に聞きました。】

問5.あなた(同居の家族を含む)が加入している自転車保険の種別を教えてください。(あてはまるものすべて選択)(回答者数:114人)

グラフ5

加入している自転車保険の種別をたずねたところ、『自動車保険、火災保険、傷害保険等の特約で自転車事故も補償する保険』が54.4%と最も多く、次いで『自転車向けの個人賠償責任保険』が25.4%でした。

 

【問4で「加入していない」と答えた方に聞きました。】

問6.あなた(同居の家族を含む)が加入しなかった理由を教えてください。(あてはまるものすべて選択)(回答者数:43人)

グラフ6

自転車保険に加入しなかった理由をたずねたところ、『条例で加入が義務付けられていることを知らなかったため』が27.9%と最も多く、次いで『どの自転車保険に加入して良いかわからないため』が23.3%でした。

また、『その他』の答えの中には、「あまり使う場面がないため」、「乗る頻度が少ないので必要性を感じない」などの意見がありました。

 

【問3で「利用している」と答えた方に聞きました。】

問7.保険加入以外に、自転車の安全利用のため、以下のうちあなたが取り組んでいることがあれば教えてください。(あてはまるものすべて選択)(回答者数:176人)

グラフ7

自転車安全利用のために取り組んでいることについてたずねたところ、『定期的な点検整備(タイヤの空気圧、ブレーキ、ライト等)』が68.2%と最も多く、次いで『反射器材の装着(車体の前後、タイヤの側面)』が46.6%でした。

また、『その他』の答えの中には、「とばさない、交差点での徐行」、「明るい色の服を着る、スピードを出しすぎない」などの意見がありました。

 

問8.あなたは、自転車の安全利用に関する千葉県独自の安全ルール「ちばサイクルール」を知っていますか。(1つだけ選択)(回答者数:261人)

グラフ8

「ちばサイクルール」を知っているかどうかたずねたところ、『知らない』が60.2%と最も多く、次いで『聞いたことはあるが内容はよくわからない』が27.2%でした。

 

問9.あなたは、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発について、どのような方法が効果的と考えますか。(あてはまるものすべて選択)(回答者数:261人)

グラフ9

自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する広報啓発において効果的な方法をたずねたところ、『購入時の店舗による声かけの推進』が66.3%と最も多く、次いで『県民だよりや県ホームページによる広報』が62.8%でした。

また、『その他』の答えの中には、「学校、職場等での啓蒙。特に補償について強調」、「祭りなどのイベントにてブース展示による啓発」などの意見がありました。

 

 

【参考(URL)】

たくさんのご意見をいただきありがとうございました。
令和4年度に同様の調査を行った際と比較し、自転車保険に『加入している』と答えた方の割合はほぼ横ばいとなっています。

今回の調査では、依然として3割以上の方が自転車保険に『加入していない』または『わからない』との回答であり、自転車保険の加入義務や自転車保険加入の必要性について引き続き広報啓発を続けるとともに、皆様からいただいたご意見は、今後、自転車保険の加入促進や自転車の安全利用に関する効果的な施策を検討するための資料として役立ててまいります。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部くらし安全推進課交通安全対策室

電話番号:043-223-2263

ファックス番号:043-221-2969

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