公共図書館・学校図書館等の職員の方へ
目次
- 相談窓口について
- 研修等について
- 図書館で導入できるバリアフリー資料やツール
- 読書バリアフリーの推進や、推進計画の策定に役立つ情報
1 相談窓口について
県立図書館では、県民や図書館職員等の相談に応じて、障害の種類・程度に応じた、視覚障害者等向けサービスを始めとする障害者サービスを案内します。個別の事例について相談したい際や、障害者サービスを実施したい場合に、お問い合わせください。
2 研修等について
(1)県立西部図書館主催「障害者サービス研修会」
毎年開催。公共図書館職員、特別支援学校教職員等が対象です。2日間実施のうち、1日は図書館で障害者サービスを始めるための基礎を学び、1日は講師を招いて講義を行います。
(2)視覚障害者総合支援センターちば主催「視覚障害サービス担当者研修会」
毎年開催。千葉県内の公共図書館職員、特別支援学校教諭が対象です。
(3)日本図書館協会主催「障害者サービス担当職員養成講座」
毎年開催。公共図書館や学校図書館の職員のための初心者向けの研修会です。
近年はオンライン形式で開催しています。ウェブ上に、過去の講義資料が公開されています。
(5)公益財団法人文字・活字文化推進機構のイベント
3 図書館で導入できるバリアフリー資料やツール
(1)図書館で導入できるバリアフリー資料
伊藤忠記念財団が製作するマルチメディアデイジー図書です。一部に、著作権者の許諾を得ているため、障害の有無に関わらず利用できるものもあります。全国の学校、図書館、医療機関などの団体に限り寄贈されています。全国の特別支援学校、小中学校、公共図書館などでの活用事例なども紹介されています。
(2)図書館で導入できるバリアフリーツール
利用条件等を確認のうえ利用してください。
やさしい利用案内
障害のある方や、母語が外国語、手話の方にもわかりやすいように、やさしい日本語やピクトグラムを使った利用案内です。
コミュニケーションボード
障害のある方や、母語が外国語の方などで、言葉によるコミュニケーションが難しい人と、絵や記号などを指さして説明や意思表示などのやりとりするためのツールです。
ピクトグラム
ピクトグラムは、伝えたいもののイメージを抽象化し、シンプルに表した絵記号です。
リーディングトラッカー
読書補助具のひとつで、読みたい図書のページや文書の特定の行に焦点を当てながら読み進めることができます。
市販のもののほか、各自で使いやすい色などを工夫して手作りしている場合もあります。
(3)学校図書館向けのツール
千葉県が作成した学校図書館活性化・活用ガイド
ちばっ子「学力向上」総合プラン(学びの未来づくりダブル・アクション+ONE)では、学校図書館を活用した魅力ある授業の実現を目指しています。
学校図書館の経営に当たる学校図書館長(校長)と、専門的な知見を有して学校図書館を運営する司書教諭のために、ガイドを作成しています。
「学校図書館における特別なサービスと資料の提供に関する基本方針 図書館利用に困難のある児童生徒のために」
2020年6月制定(2022年5月一部修正)。日本図書館協会学校図書館部会が制定しています。学校図書館部会のページからPDFが閲覧できます。
4 読書バリアフリーの推進や、推進計画の策定に役立つ情報
(1)国などのサイト
(2)千葉県のサイト
(3)図書館サービスに関する情報
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