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更新日:令和5(2023)年12月19日
ページ番号:314748
(たちばなしゃもんじょ)
県指定有形文化財(古文書)
平成元年3月10日
茂原市本納2691(橘樹神社)
建久5年(1194)から嘉禄元年(1225)にかけて書かれた10通の古文書で、10通を5通ずつにわけ、2巻の巻子本に仕立ててある。
内容は、1通を除き、鎌倉幕府の執権・北条義時の書状、後堀河天皇の皇后宮令旨など、いずれも橘木社を中心とする中世の荘園「橘木荘」の寄進、所領安堵などにかかわるものである。
本来は荘園領主である京都の醍醐寺に伝わるものであるが、大正年間に現在の橘樹神社が購入したことによって、県内にもたらされた。また、附として指定している「長谷川有則文書請取状控」は、醍醐寺に伝来していた橘木社文書が江戸時代に京都府の長谷川家に譲与された経緯を示すものである。
橘木社文書は、本県の中世史を物語るうえで、たいへん貴重な史料といえる。
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