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更新日:令和6(2024)年10月5日
ページ番号:609232
さまざまな理由から家庭で暮らすことのできない子どもたちが、千葉県だけでも約1100人(令和3年度)います。
家庭で生活できない子どもたちを自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解を持って育てる「里親制度」。
まずは知ることから始めてみませんか?
問い合わせ 県児童家庭課 電話番号 043-223-2322 ファックス 043-224-4085
保護者の病気や虐待など、さまざまな事情で家族と暮らすことができない子どもたちを、保護者に代わって家庭に迎え入れ、愛情深く育ててくださる方のことです。
里親の下で暮らすことで、子どもは特定の大人との愛着関係を育み、自分を受け入れてもらえるという安心感や、人間関係における信頼感が得られます。この信頼関係や絆は、他者との関わり方や社会性を築く基盤となり、自己肯定感を高め、心身共に健康に生活していく支えにもなります。また、子どもが将来自分で家庭を築くときのために「家庭」のモデルを知ることができます。
乳幼児の頃から長期間養育することもあれば、1年未満の短期間養育する場合もあり、養育する期間や年齢はさまざま。子どもと里親にとって一番いいかたちを探します。
※他に「親族里親」と、養育里親のうち専門的ケアが必要な子どもを養育する「専門里親」があります。
千葉県では、子どもを実際に預かっている里親のうち、養育里親が8割以上を占めています。また、約6割が委託期間3年未満の短期間の養育となっています。
児童相談所への相談や研修などを経て、少しずつ里親制度や子どもの養育について理解を深め、段階を踏んで受け入れの準備を進めていきます。
Q 特別な資格は必要ですか?子育ての経験がなくても大丈夫ですか?
A 特別な資格や子育ての経験がなくても大丈夫。里親制度や子どもの養育について必要な知識は、研修などで習得していきます。不安なことは、児童相談所や地域の里親交流会などでも相談できます。里親を多くの機関や団体がサポートしながら、子どもの成長を「地域全体で」支えます。
Q 単身・共働き・LGBTなどでも里親になれますか?
A 里親登録は「心身ともに健康であること」「児童の養育についての理解・熱意や児童に対する豊かな愛情を有していること」「経済的に困窮していないこと」などいくつかの要件に沿って可否が判断されます。そのため、要件を満たしていれば、単身・共働き・LGBTなどであっても里親になることができます。
Q 養育に必要な経費は支給されますか?
A 生活費や教育費など、養育に必要な経費が毎月支給されます。また、医療費の負担はありません。
Q 子どもとはいつから一緒に暮らせますか?
A 子どもや里親の状況を見て、児童相談所が子どもに合った里親を選びます。子どもの紹介後は、子どものペースに合わせて外出や短期の宿泊などで交流を重ねた後、実際に受け入れとなるので、その時期はさまざまです。
内容
日時 10月14日(土曜日)13時30分から16時30分
会場 千葉県教育会館(千葉市中央区中央4-13-10)※オンライン同時開催
定員 会場100人、オンライン100人(先着順)
申込期限 10月10日(火曜日)
問い合わせ 特定非営利活動法人子ども家庭サポートセンターちば(オレンジの会) 電話番号 0470-28-4288
内容 制度説明、里親体験談、個別相談
日時・会場
問い合わせ 特定非営利活動法人子ども家庭サポートセンターちば(オレンジの会) 電話番号 0470-28-4288
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