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更新日:令和5(2023)年12月22日
ページ番号:20792
日時 | 平成28年5月26日(木曜日)10時30分~11時00分 |
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場所 | 本庁舎1階多目的ホール |
動画 | 平成28年5月26日知事定例記者会見(動画) |
知事
初めに、2020年東京オリンピックの事前キャンプについて、お話をいたします。
アメリカ陸上チームと千葉県、成田市、佐倉市、印西市、順天堂大学は、2020年の東京オリンピックの事前キャンプを本県で実施することで合意をいたしました。今後、詳細を協議の上、覚書を締結することとしております。
昨年度、今回の誘致を見据えて、世界陸上北京大会に出場するアメリカ陸上チームをお迎えいたしました。本県の競技施設と「おもてなし」が高い評価を受け、再び千葉を事前キャンプ地として選んでいただきました。昨年度の事前キャンプで培ったノウハウを最大限に生かし、「チーム千葉」が一丸となってキャンプを受け入れ、精いっぱいの「おもてなし」をしていきたいと思います。
県が全力をもって誘致を進めている2020年の事前キャンプ第一号としてアメリカが決まったことは、本県のイメージアップにつながり、今後の誘致に大きな弾みがつくと確信をしております。これからも、多くの事前キャンプ地決定の御報告ができるよう、取り組んでまいります。
知事
次に、昨日開催された九都県市首脳会議について、御報告いたします。
九都県市は、これまでも福島県の復興に向け、連携して取り組んでまいりました。東日本大震災から5年がたち、記憶の風化が懸念されることから、九都県市として、福島県の復興支援をより加速させるため、初めて首都圏を離れ、福島の地で首脳会議を開催したところでございます。
会議では、お迎えした福島県の内堀知事から、着実に復興が進む一方で、原発事故の影響や記憶の風化など、いまだに多くの課題を抱えていることをお伺いし、福島県の復興・創生に向けた意見交換を行ったところでございます。
私からは、これまでの福島県への支援を御紹介するとともに、今年10月のちばアクアラインマラソンで、福島県を含む東北3県のブースを設け、東北の元気を千葉から発信していくことを申し上げました。また、内堀知事から、福島県の皆様が復興に向け頑張っていることを伺い、千葉県も被災県であることから、お互い助け合わなければならないことを痛感いたしましたと申し上げたところでございます。
会議の最後に、正しい情報の発信など、福島県の復興・創生に向け、引き続き連携して取り組むことを盛り込んだ共同宣言を発しました。本県といたしましても、この宣言に基づき、福島県の復興に向けて、より一層の支援を行ってまいります。
知事
次に、ちばアクアラインマラソンについて、お話をいたします。
まず、参加ランナーの募集についてでございますが、フルマラソン、ハーフマラソンのいずれも、定員を上回る申し込みをいただきました。応募者全員に御参加いただきたいところでございますが、抽選によりランナーを決定し、当選者には20日から結果をお知らせしています。また、今回、新設した車椅子ハーフマラソンには、この後、御紹介する招待選手を含め、現在、8名が参加する予定でございます。
続いて、主な招待ランナーについて御紹介いたします。ハーフマラソンには、公務員ランナーの川内優輝選手、ランナーズパルス所属の吉田香織選手を、フルマラソンには、富士通所属の千葉健太選手をお招きするほか、前回大会各種目の優勝者を御招待いたします。また、車椅子ハーフマラソンには、パラリンピアンである土田和歌子選手、樋口政幸選手を初め、5名を御招待することとしております。
これらトップアスリートの皆さんのパフォーマンスにより、今大会がさらに盛り上がることを期待しているところでございます。
さらに、大会を支える「アクアランサポーターズ」として、当日の沿道コースの整理や給水・給食、通訳などを行っていただくボランティアの方を募集しているところでございます。「『千葉のおもてなし』の最前線で活躍したい!」と思っている高校生以上の皆さんにぜひ御参加をお願いいたします。皆様のサポートがランナー一人一人のドラマをつくります。千葉ならではのおもてなしでランナーをお迎えし、千葉の魅力を全国に発信する、たくさんの仲間たちをお待ちしております。「オール千葉」で大会を盛り上げてまいりましょう。
知事
次に、「電話de詐欺」撲滅に向けた取り組みについて、お話をいたします。
「電話de詐欺」による昨年の被害は、件数、被害額ともに、平成26年に比べ減少いたしました。しかし、今年に入ってからは被害が増加傾向にあり、中でも還付金詐欺の認知件数が前年同期より136件も多くなるなど、依然として多くの県民が被害に遭っているところでございます。
「電話de詐欺」の撲滅には、県、県警、市町村のみならず、民間企業とも連携して啓発していくことが重要であることから、県では、これまでも、金融機関等と協力し、注意喚起に取り組んできました。そして、このたび、新たに、古谷乳業様が製造する牛乳パックに「STOP!電話de詐欺」のキャッチフレーズなどをプリントし、販売を通し啓発に御協力してくださることになりました。
なお、この牛乳は、県内のスーパーなどで今月28日から販売されます。
自社製品を活用したこうした御協力は今回が初めてのケースでございます。県では、このような民間企業の皆様の取り組みを、今後、ホームページで御紹介していくことといたしました。他の民間企業の皆様も、ぜひ御協力くださいますよう、お願いを申し上げます。
「電話de詐欺」の被害に遭わないために一番大切なことは、不審な電話があったら、慌てず、必ず家族や警察に確認することでございます。今後とも、「オール千葉県」で、県民の皆様に繰り返し広報・啓発を行い、粘り強く、この卑劣な犯罪の撲滅に取り組んでまいりたいと、そのように思っております。
知事
次は、男女共同参画の取り組みについて、お話しいたします。
来月23日から1週間は、「男女共同参画週間」でございます。より元気で活力ある千葉県を築くためには、男女がともに働きやすく、子育てしやすい環境づくりが大変重要でございます。
そこで、県民の皆様に男女のパートナーシップについて考えていただけるよう、この週間を中心に実施するイベントを2つ御紹介いたします。
1つ目は、男女共同参画に関するパネル展でございます。来月21日から1週間、そごう千葉店で、男女共同参画や女性の活躍に関する情報について、データやクイズなども交えて展示いたします。
2つ目は、男女共同参画シンポジウムでございます。7月3日に、県青少年女性会館で、大阪教育大学准教授の小崎恭弘さんをお招きし、子育てのコツについて講演をいただくとともに、県内在住のパパ・ママも参加するパネルディスカッションを行います。
県では、この3月に第4次男女共同参画計画を策定し、男女がともに活躍できる環境づくりを前面に立てて施策を推進してまいります。
主な施策としては、県独自の補助を上乗せし、民間保育所の整備を一層進めるなど、仕事と家庭との両立を支援するほか、出産や子育てを経た女性の再就職に対するサポートなどを行っていきます。加えて、防災分野においては、女性の活躍の促進や女性に配慮した避難所運営など、男女双方の視点を取り入れた防災シンポジウムを今年の秋に開催する予定でございます。
県では、今後とも、男女がともに認め合い、支え合い、元気な千葉の実現を目指して、全力で取り組んでまいります。
知事
最後は、「ちばが旬!販売促進月間」でございます。
本県は全国有数の農林水産県であり、6月には、トウモロコシ、エダマメなどの夏野菜や、スイカ、ビワなどの果物の出荷に加え、カツオやイワシなどの水揚げが最盛期でございます。
そこで、皆様に千葉のおいしい旬のものをたくさん召し上がっていただくために、県では、6月を「ちばが旬!販売促進月間」とし、キャンペーンを集中的に展開いたします。
キャンペーンの主な内容を御紹介いたします。
まず、来月15日の「県民の日」を中心に、県内外のスーパーなど約150店舗で、旬の県産農林水産物を販売する「千葉県フェア」を開催いたします。
また、今回、新たに、初夏に咲く千葉の花のプロモーションとして、「県民の日」の中央行事においてPRするとともに、東京都内で「ヒマワリフェア」を実施いたします。千葉の花といえば早春のイメージがありますが、初夏を彩る花々の魅力に、この機会に多くの皆様に触れていただきたいと思います。
さらに、ホテルニューオータニ幕張や京王プラザホテル八王子では、6月を中心に、バラエティー豊かな千葉自慢の食材メニューを楽しめます。
このほかにも、県内各地で、地元ならではのさまざまなイベントが開催されます。6月は食育月間でもありますので、ぜひ多くの皆様に千葉の初夏を存分に味わっていただき、郷土の食への理解を深めていただきたいと思います。
県では、今後も、さまざまな機会を捉えて、千葉の農林水産物を積極的にアピールしてまいりたいと思います。
私からは以上でございます。
記者
よろしくお願いいたします。
まず、冒頭に説明がありました東京五輪におけるアメリカ陸上チームの事前キャンプ決定について、伺いたいと思います。
県が誘致した形では第一号ということでしたけれども、それが数ある国の中でも強豪国のアメリカで、また花形の種目である陸上に決まったということ、改めてどういうふうに受けとめていらっしゃいますでしょうか。
知事
これは、本当に県全力をもって誘致を進めてまいりました。その要因といたしましては、もちろん交通の利便性もありますが、実は、地元の中高生が選手の皆さんに応援グッズをつくったり、それから、小学生の皆さんが選手の皆さんといろんな交流をしたり、本当に一生懸命応援したんですね。そういうおもてなし、そういう心が通じて、じゃあ、千葉県にしようかと、そのように決まったのではないかなと思います。もちろん、これが決まった以上、私たちも全力で頑張りたいし、また、もう一つほかの国も、オランダなんかも視野に入れて、何とかお願いして獲得したいなと、そのように思っているところでございます。うれしいです。
記者
ありがとうございます。
まず今、オランダという固有名詞が出ましたけれども、昨年の世界陸上においてはオランダ、あとベルギーのチームも陸上で事前キャンプがあったかと思います。オランダ、ベルギー、今、固有名詞も出ましたけれども、その進捗ぐあいといいますか、手ごたえというのはどのような感じなのでしょうか。
知事
これは、相当お国も離れていますし、なかなか難しいところではございますが、でも千葉県としては、私たちが一生懸命やらせていただいたことは届いているかなと。多分それぞれお国の事情がありますので、今のところ何とも申し上げられません。
記者
わかりました。ありがとうございます。
あと、今回、アメリカのチームが決まった件、リオオリンピックの前ということで大分早い時期だったのかなという感じがいたしますが、これだけ早期に決まった、何かその背景みたいなものがもしあればというのと、あと今後、覚書を締結する予定とありますけれども、これがいつぐらいの予定になるのかという見通しがありましたら、お願いいたします。
知事
背景といいますか、これは私どもとしてみれば、一日も早く決めていただきたいと思うのが気持ちでございますが、しかし、それと同時に、先ほど言いましたように、世界陸上のときの中高生の、本当に応援グッズ、言うならば心から頑張れというその応援の気持ち、それから小学生たちが選手と一緒に交流して、選手の人たちに非常に親近感を持ってもらった私たちのおもてなし、そういうものが背景にあるのではないかなという感じはいたします。
そのほかのことは、担当。
職員
東京オリンピック・パラリンピック推進課でございます。
覚書の締結に関しましては、現在詳細を調整中でございまして、まだ時期的にはこちらで申し上げる段階にございませんので、また後日ということにさせていただきたいと思います。
記者
わかりました。ありがとうございます。
話題が変わりまして、今アメリカの話が出ましたので、その関連というわけではないのですが、本日、明日と伊勢志摩のサミットが開かれます。明日は閉幕後にオバマ大統領が、現職の大統領としては初めて被爆地である広島を訪れるという予定になっています。このオバマさんの広島訪問について、知事もさきの第二次世界大戦に思いをお持ちでいらっしゃると思いますので、どういうような思いか、ご所感を伺えればと思います。
知事
オバマ大統領が被爆の地広島を訪れ、その地で核兵器のない世界について発信することになれば、これは世界に向けた大きなアピールになるのではないかなと、そのように思いますし、これは大変意義のあることだと考えております。
記者
わかりました。ありがとうございました。私からは以上とさせていただきます。
記者
おはようございます。よろしくお願いいたします。
私のほうからは子育て支援の関係でお伺いできればと思います。先日、市川市でまた再び、保育所の開園を断念するというニュースがありました。県としては4月から子育て支援課を新設して、子育て支援について非常に力を入れていると思うのですが、まず、この保育所の開園断念について、知事の感想をお伺いできますでしょうか。
知事
保育所ですよね。これ、いろんな意見があるところですが、しかし、この要因でもってだめだという問題ではないと思うんですよ。言うならば複合的な要因、これが私はあるのではないかなと、そのように思います。
ですから、これは何としても地元の方、それから設置者がしっかりと話し合って、そして何といっても子供たちは私たちの宝でございます。私たちも小さいころ、ワーワー、ワーワー騒いだときもあったんでございますから、その辺をしっかりと話し合って、御理解賜るようにやっていかなければならないのではないかなと、そのように考えております。
記者
以前の知事の会見では、待機児童の問題に絡んで潜在保育士の掘り起こしが大事だというお話をおっしゃっていたと思いますけれども、潜在保育士が5万人程度いるというようなお話があったと思います。先日、保育士がなぜ潜在保育士のままで保育士にならないかというお話の中で、保育士の給与が低い、労働環境が悪いという話があったと思うのです。その絡みでもう1点お伺いできればと思っているのですけれども、要は、保育士の給与を上げるために消費税増税を財源にするというのが政府の考え方だったと思うのです。もし消費税増税が見送りになりますと、この保育士の給与の問題、財源をどうするのかという話が出てくると思うのですが、その辺の絡みについては、何か政府に期待するようなことがございますでしょうか。
知事
これは本当に難しいところでね。ただ、金銭の問題だけではなくて、これは政治だとかいろんなものが絡んでいるものですから、こうというわけにスパッといきませんけれども、しかし、政府としても、これは賃金の面で応援していくと言っていることは事実でございます。それが、消費税がどうなのかと、そういうのも含めて国はお考えになっていると思いますので、それと同時に県としてもできる限りのことをやっていきたいと、そのように思っています。
担当部局、もう少しつけ加えることがありましたら。いいですか。そういうことでございます。よろしくお願いします。
記者
ありがとうございました。私からは以上です。
記者
よろしくお願いします。
事前キャンプ誘致の関係で御質問です。各都道府県ともに事前キャンプ誘致の、いわゆる誘致合戦みたいなことが広げられていると思うのですが、このタイミングでアメリカの陸上チームの誘致ができそうだというふうになったことに対する意義づけをお願いします。
知事
これは各県、本当に水面下でも相当激しい競争があることは事実でございます。我が県としても全力をもってやってきたところでございます。その中において、アメリカの陸上チームが早々と千葉県と決めてくださったということは、大きなイメージアップにもなるし、またこれからの大きな、私たちの誘致に対してステップアップになるのかなと、そのように感じております。
記者
ありがとうございます。あと、細かい点で恐縮ですけれども、関係市、成田市、佐倉市、印西市と、あと順天堂大学と合意とありますが、これはつまり、去年キャンプを行われた場所でまた行いたいという、そういう合意なんですね。
知事
どうぞ、担当。
職員
東京オリンピック・パラリンピック推進課でございます。
トレーニングの会場等につきましては、セキュリティの関係もございまして、アメリカ側から公表しないでほしいと言われております。今回そういうことで回答を差し控えさせていただきたいと思います。
記者
開催地として名前をみるとそういうことなのかなと邪推してしまうんですけれども。
職員
所在地までの公表ととどめさせていただきたいと思いますので、詳細につきましては、大変申し訳ありませんが、回答を差し控えさせていただきたいと思います。申し訳ございません。
知事
すみません。
記者
よろしくお願いします。
先週の知事会見の後の翌日に、東京都の舛添知事がまた記者会見されて、森田知事は先週、「東京都の知事なので都民に納得のいく説明をしていくことが大事だ」というふうにおっしゃったと思うのですけれども、翌日の会見だと、第三者のほうでやるのでということで、詳しい明言は舛添知事は避けましたけれども、あの会見の対応についてはどのように受けとめていらっしゃいますか。
知事
まあ、東京都の知事ですから、政治家として自分でお考えになっての言葉かと思いますけれども、しかし世論調査によると、多くの方が、都民ですね、納得していないという、そういう結果が出ているのも事実かと思います。
記者
第三者のほうに調査を委ねるという手法についてはどのように思いますか。
知事
あの人は、舛添さんという人は大変頭のいい人だから、いろんなことをお考えになっていると思うんですけれども、まあ、舛添流じゃないですか。私は何とも申し上げられません。
記者
よろしくお願いします。
キャンプの件ですけれども、大体、向こうから来る人数は何人規模とか、そういう情報はありますでしょうか。あと、順大が入っていますが、さっき場所のことは言えないということですけれども、そうすると、じゃあ順天堂大が何で入っているのかという、発表者の部分で、どうしても市民に突っ込まれてしまうと思うので、お願いできないでしょうか。
職員
東京オリンピック・パラリンピック推進課でございます。
選手団の規模等につきましては、まだ何ぶん先のことでございますので、細かい数字については、私どもとしても把握しておりませんが、やはり陸上大国でございますので、相当規模の選手団ということを私どもとしては期待しております。
記者
何人ぐらいを期待しているのでしょうか。
職員
やはり世界陸上とオリンピックは競技の大会が違いますので、選手団の数は違うかと思いますけれども、その点につきましても、私どもまたこれから調査をしていきたいと思います。
記者
去年並みか、去年以上を期待しているかというのは。
職員
ただ、選手の枠の問題もございますので、選手数はやはり世界陸上よりも少なくなるかなとは思っております。詳細はまだ私どもも調査中といいますか、調べているところでございます。
あと、順天堂大学につきましては、昨年度の、先ほど知事からお話がありました「おもてなし」の中で、順天堂大学のサポートが非常に評価が高かったことがございますので、今回もその意味で順天堂大学が加わったということもございます。そういうことで御理解をいただければと思います。
記者
わかりました。
もう一点、話が変わるのですが、大多喜町がふるさと納税の特典に商品券を贈っていたのを廃止するという発表がありましたけれども、総務省も今年の4月に改めて金券などはやめるようにという指示を全国に出しました。県内でもそれを踏まえてのこういう動きがあったことについては、改めて知事のふるさと納税制度への御意見をお聞かせください。
知事
僕は、ふるさと納税というのは、誰でもふるさとは愛していますから、何か自分のできることがあったらやりたいと思うことは、みんな同じだと思うんですね。でも、常識というのがあるじゃないですか。それがどうしてもお互いに競争し合うと、どんどんどんどん上がっていってしまうというのもまた事実なのかもしれません。そういう意味においては、今回こういうことがあるのも、みんなちょっと考えようよと、そういう意味においては、私はよかったのかなと、そのようにも考えております。
記者
企業版ふるさと納税という制度もこれから始まっていくと思いますけれども、知事として、あちらのほうについては期待していることとかはございますか。制度設計について。
知事
ちょっとその辺、言ってください。
職員
政策企画課です。
企業版ふるさと納税につきましては、現在、そういった対象となり得る事業があるかどうか、検討しているところです。また改めて決まるようなことがございましたら、発表させていただきたいと思います。
知事
この辺、やはりもう少し精査していかないと、先ほど言ったように、変にお互いの競争になったり、いろんなことが出てきてしまうと困りますので、しっかりと私ども県としても考えながら、うまくできるならばやれるような方向ということも考えているところでございます。
記者
よろしくお願いします。
オリンピックの事前キャンプ誘致ですが、知事はたしか7月をめどにオランダなどを訪問されるというようなお話だったと思います。オランダ以外にはドイツとかベルギーとか、いろいろ具体的にあると思うのですけれども、このあたりの調整ぐあいはどうなっていますか。
知事
これは記者さんのほうが俺よりいろいろ調べているのかもしれませんけれども、オランダはもう大変いい感じだということはおわかりかと思います。ドイツ、ベルギーに対しても、前回行ったときもお話等はさせていただいております。また、こちらに来たときにも、私たちいろいろ、平たく言えば売り込みもさせていただいております。でも、まだ正直な話、よし、ここだという、そこまではつかんでいないのが事実でございます。
担当部局ありますか。よろしいですか。
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