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更新日:令和6(2024)年4月3日
ページ番号:20630
日時 | 平成22年7月22日(木曜日)10時30分~10時49分 |
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場所 | 本庁舎1階多目的ホール |
動画 | 平成22年1月7日知事定例記者会見(動画) |
知事
おはようございます。
本日は、最初に、サッカーワールドカップ南アフリカ大会でベスト16入りを果たした日本代表チームで活躍した本県ゆかりの3選手に対し、千葉県知事特別賞を授与することを決定いたしましたので、ご報告いたします。
皆様、ご承知のとおり、今回の大会で、日本代表チームは予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進出をいたしました。
決勝トーナメントでは惜しくもパラグアイに敗れはしたものの、海外で開催されるワールドカップ大会では初の快挙で、日本に元気と勇気を与えるとともに、世界に日本の底力を見せていただきました。
このことは、スポーツ活動を通し、県民の明るい希望と活力を与えるとともに、千葉県の名を高める顕著な功績であることから、このたび、千葉県知事特別賞を授与することに相なりました。
対象の3選手は、ブラジル出身で渋谷幕張高校の留学生として来日し、優れた身体能力と持ち前のファイティングスピリットで日本を代表するディフェンダーとなった名古屋グランパス所属の田中マルクス闘莉王選手。
市川市出身でジェフ千葉のジュニアユースからプロ選手になるまで努力を重ね、日本屈指のユーティリティープレーヤーとして攻守に活躍した浦和レッズ所属の阿部勇樹選手。
浦安市出身で市立習志野高校や柏レイソルでも活躍し、スピードのあるフォワードとしてワールドカップに2大会連続の出場を果たした名古屋グランパス所属の玉田圭司選手です。
この3選手については、それぞれが国民体育大会においても優勝などの優れた成績をおさめており、9月に行われる千葉国体においても、この3選手のように将来の日本を代表する夢と可能性を持った若い選手たちの活躍が見られることを私も楽しみにしております。
なお、授与式については、現在、3選手の所属チームと日程を調整しておりますので、詳細が決定次第、改めてお知らせ申し上げます。
知事
次は、「子ども参観日」キャンペーンについてでございます。
「今の子どもたちや若者には、夢がない、希望がない」と言われて久しくなっています。また、「『おはようございます』『ありがとうございます』といったあいさつができない」などという声も多く聞きます。
このことは、子どもたちだけの原因とするのではなく、私たち大人がきちんとした手本や生き方を見せていくことが何より重要だと思います。
昔から「親の背中を見ながら子どもは育つ」と言われていますが、今の子どもたちはなかなか親の働いている姿を見ることができません。
そこで、小中学生の子どもたちが親や大人の働く姿に接することができる「子ども参観日」キャンペーンを県庁及び協力していただける県内の企業等において実施することといたしました。
参観日のねらいは、子どもたちが親などの働く姿や社会のルール、あいさつの仕方などのマナーに触れることによって、働く意味や楽しさを知るとともに、親を敬い、家族のコミュニケーションを促進するきっかけにしてもらうことにあります。
また、この取組は、「次世代育成支援対策推進法」に基づき策定された「行動計画策定指針」や、本年3月に策定した「千葉県総合計画」、「千葉県教育振興基本計画」の中でも取り上げられているもので、教育委員会と連携して行うものでございます。
私も選挙のときに、1日だけ、子どもに「おれは駅頭で演説するから見にこいや」と言ってやったのです。それまでおやじは何をやっているんだろうと。国会議員やっていたとか何とか言うけども、何やっているかわからないと。でも、息子は初めて、私が宣伝カーに乗って演説してから、私を見る目が変わりました。おやじ、一生懸命やっているんだと。これは、働いている姿、頑張っている姿を子どもたちに見せるというのは、本当に大事だなと、私は思いました。
千葉県庁においては、職員の子どもを対象に「子ども参観日」を7月29日に行います。
当日は、県庁内の施設を見学した後、働いているお父さんやお母さんの仕事ぶりを見学します。
そして、親子で一緒に帰宅し、家庭でも働くことの大切さについて話し合ってもらいたいと思っております。
また、県内の13の企業等でも7月下旬から8月の夏休みの期間を中心に、それぞれの特色を生かした「子ども参観日」を実施していただけると伺っております。
昨年のキャンペーンでは、「いつもと違うお父さんを見ることができてよかった」などの感想がありました。
子どもは社会の宝でございます。今後ともこのような機会を大切にし、民間の企業などと手を携えながら、家庭・学校・地域が一体となって次世代を担う子どもたちを育てるという気運を高めてまいりたいと、このように思っております。
知事
次は、「ゆめ半島千葉国体・ゆめ半島千葉大会」の開催と、千葉の魅力をPRするために成田国際空港に設置する「チーバくんボード」についてお話を申し上げます。
このボードは、7月26日から10月25日まで、成田国際空港第2旅客ターミナルビル本館3階の出発ロビーに設置されます。
高さは2メートルの6面体で、うち3面はチーバくんを中心として、千葉国体・千葉大会の競技内容や開催地などの情報が紹介され、反対側の3面には、千葉を印象づける風景などの画像が掲示されております。
なお、国際空港に設置することから、主な記載については、日本語のほか、英語、中国語、韓国語が併記されております。
ボード設置初日の7月26日には、チーバくんを初め私や小泉成田市長、森中NAA代表取締役社長、千葉国体及び千葉大会で活躍が期待される選手などが出席して除幕式を行います。なお、式にはチーバくん帽子をかぶったNAA保育ルーム「たんぽぽ」の子どもたちも元気よく参加してくれます。
当日は、ボードの内容の説明をさせていただくほか、陸上競技の花岡麻帆選手、ソフトボール成年女子の鈴木英都巴選手に国体にかける熱い意気込みを語ってもらいます。また、地元小中学生で構成された「成田チアフル・ウイニーズ」の皆さんには、両大会のイメージソングダンスを披露してもらいます。
国内外のたくさんの人々が利用する国際空港で両大会をPRするのは、まさに本県ならではの試みだと思っております。
特に夏の海外旅行シーズンを迎える時期に「チーバくんボード」を設置することにより、「千葉国体・千葉大会」の開催と千葉の魅力を多くの国内外の方々に強く印象づけることができるものと期待しております。
知事
最後に、国体についてもう一つ報告させていただきます。
「ゆめ半島千葉国体」の総合開会式の入場者の募集申し込みは、先週7月13日に締め切らせていただきましたが、予定席数の1万4,140席を大きく上回る1万8,574人といった大変多くの申し込みがございました。千葉国体の開催機運の高まりを感じ、私どもも大変うれしく思っております。
明日23日に抽選を行った後、近日中にその結果をすべての申込者にご連絡する予定でございます。なお、入場券の発送は9月17日を予定しております。
開会式には、千葉の地を舞台に力の限り戦う選手が全国から集い、選手たちにとって本当に心に残る大会になるよう、県民の皆様からも熱い声援をお願いしたいと思っております。
なお、「ゆめ半島千葉国体」の終了後、10月23日から行われる「ゆめ半島千葉大会」の開会式及び閉会式については、8月2日まで入場者を募集しておりますので、こちらの大会にもたくさんの申し込みをお願いいたします。
私からは以上でございます。
記者
おはようございます。冒頭、サッカー選手3人の知事の特別賞の話がありましたが、改めて、選ばれた理由とか、それぞれお三人の方に対する思いみたいなものをお伝えいただければと思います。
知事
それは先ほど私が述べたとおりでございますが、千葉県のみならず国民に勇気と、一丸となってやる大切さ、情熱を、今こういう時期にいただいたということは、私たちと同じ千葉県民、そして千葉にゆかりのある人、言うなれば、私たち県民にとっては誇りでございます。そういうような気持ちを込めまして、特別賞という形をとらせていただきました。
記者
もう一点、知事さん、今日は上着が普段の白いシャツではなくて華やかな洋服を着ていらっしゃるのですが、何か夏を意識してとか、県の方でそういうような取組もあったりしますか。
知事
昨日もこんなのを着てみたら、涼しくて気持ちいいのね。今週はちょうど猛暑だといいますから、このときはこれで勘弁していだたいて、もうちょっと落ち着いたら、あなたのように、またぴちっとさせていたただきます。
記者
おはようございます。続きまして、質問させていただきます。先週17日に成田スカイアクセスが開業しまして、北総線の値下げも始まりました。白井市の補助金の問題がまだ解決をしていなくて、ただ、森田知事はずっと横山市長の提案を待つとおっしゃっていますが、その後、何か進展がありましたでしょうか。
それと、もしまだない場合、いつごろまでに白井市の方から提案があると、目処としていつごろまでというのをお考えなのか、お聞かせ願います。
知事
これは前から皆さんからいろいろ質問されておりました。何回も申しますが、白井市の横山市長が自分の政治生命をかけてやると。ただ乗りということは決してしてはいけないと、この枠組を崩さないと。市長として自分の考えを、その枠組をつくると、そのように言ってきております。
私、何度も言うようですが、はっきり言って、安くしてくれと、そういう陳情を受けて、それで安くなったと。でも、気にくわないから金は払わないと。でも、安くした分は乗っけさせてもらうよと、これはどんな世界でも通じることではありません。私は、議会に関して、本当に残念でならないと、そのように思っております。
今、おっしゃったように、横山市長の枠組を待っているところでございます。これは、今、担当部局がその辺は綿密にお互いに連絡をとりながらやっておりますので、担当部局の方から少しお話をさせます。
職員
交通計画課からお答えさせていただきます。現時点で白井の方とは事務局でよく相談しております。ただし、具体的な時期については現時点ではいつまでに、どういう形というのは決まっておりません。ただし、早急に方向性を示さなければいけないなというのは、両方の事務局とも共通の認識としておるところでございます。以上です。よろしくお願いします。
知事
よろしゅうございますか。
記者
おはようございます。昨日、完全無所属問題で検察審査会の方から不起訴相当ということで明らかになりましたが、知事の主張どおりということだと思うのですが、その感想と、一方、検察審査会の方からも、政党隠しを徹底して行ったと推測できるとか、また、有権者に誤解を与えかねない表現であったというような指摘があったと思うのですが、そのことについてご見解があれば、いただければと思います。
知事
それは今、記者さんおっしゃったとおり、私どもが今まで主張したことをご理解していただき、厳正に判断してくださった結果だと、そのように思っております。今おっしゃったように、そのような誤解があったのではないかと、そういうことに関しては、もちろん真摯に受けとめさせていただきます。
記者
おはようございます。国体の入場者数ですが、一時期、途中経過の段階では申し込みが足りないのではないかということも言われていましたが、こういう結果になったのは、どういうことが功を奏したというか。
知事
先日、マスコミの代表者の人との懇談会もあったのですが、何で急に増えたんだと。どうしても皆さん、何かあるんじゃないかとか、何か動員したんじゃないかとかお考えになるのでしょうけど、本当に増えたんですよ。
でも、私、前に少ないということを言われていたときに、「あとどのくらい日数残っているんだい」と聞いたんです。これだけ残っていると。「そうかい、わかった。これから、例えば、メイン司会も含めて、こういう方も紹介し、それから盛り上げていけば、大丈夫だよ」と言った。これは私も長年いろんなことやっていまして、ただ、4,000もオーバーするとは、正直言って思っていませんでしたが、これは必ずオーバーすると確信しておりました。
それは、皆さんの協力を得て、いろいろ(記事を)書いていただいたり、盛り上げてくださって、そして、県民の皆さんもこの千葉の国体を盛り上げようと、面白いじゃないかと、そうご理解していただいた結果かなと、そのように思っております。
記者
特に何か開会式の目玉といいますか、知事がPRなさりたいところとか、これが見どころだよとか。
知事
一つ大きな見どころもあるのですが、これはまだ言えないのです、はっきり決まっていませんので。これを言って、できなかったじゃないかと、また後で言われるとえらいことになりますから、当日、うまくできましたら、サプライズということになりますか……。
記者
サプライズを期待と……。
知事
私も期待しております。
記者
ありがとうございます。
知事
ありがとうございます。
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