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知事の台湾訪問の結果について

 発表日：令和5年11月17日
総合企画部国際課
総合企画部成田空港政策課
商工労働部企業立地課
商工労働部観光誘致促進課
農林水産部流通販売課

【11月13日（月曜日）】

桃園市長との会談

於：桃園市政府（桃園市）

• 県の友好都市である桃園市の張善政市長を訪問し、今後の交流促進に向け、意見交換を行いました。

• 知事は、本年10月に桃園市国楽団が県誕生150周年記念コンサートを開催いただき、音楽など文化の交流も重要と実感した、また、子どもたちが外国の文化を知る教育旅行を双方でやっていきたい」と述べました。

• 桃園市の張善政市長からは、「これまでの交流に加え、スマートシティ・観光など新たな分野で交流をしていきたい」と述べられ、今後も幅広い分野で、交流を深めていくことで意見が一致しました。

11月14日（火曜日）

桃園市立図書館の視察

於：桃園市立図書館（桃園市）

• 令和4年に開館し、100万冊以上を所蔵する台湾で最大級の図書施設である桃園市立図書館を訪問しました。
• 知事は、ICTを活用した図書の返却設備や、子ども、高齢者、外国人住民など世代や対象ごとに配慮された図書閲覧エリアの設置などについて、図書館職員から説明を受けながら、館内の視察を行いました。

楽天桃園野球場の訪問・会談

於：楽天桃園野球場（桃園市）

• 桃園市を本拠地とする楽天モンキーズの球場及び運営会社である台灣樂天棒球隊股份（こふん）有限公司を訪問し、同社の川田CEOから、球団運営の取組について説明を受けるとともに、野球を通じた相互交流など、幅広く意見交換を行いました。

高級中等以下学校国際教育交流連盟との会談

於：メトロポリタンプレミア台北（台北市）

• 台湾の小中高校の教育旅行や国際交流を推進する「高級中等以下学校国際教育交流連盟」の李（り）執行長や各地区代表者と意見交換を行いました。
• 知事からは、感染症の影響で中断していた台湾からの教育旅行の受入拡大に向けて、千葉県の魅力や受入環境などをPRしました。
• また、子どもたちの健やかな成長にもつながる教育旅行を互いに進めていくことが重要との認識で一致しました。

日本台湾交流協会台北事務所の訪問

於：日本台湾交流協会台北事務所（台北市）

• 知事は、（公財）交流協会台北事務所の服部副代表から、台湾の経済情勢や日本からの農林水産物の輸入状況等について説明を受けました。

11月15日（水曜日）

中華民國旅行商業同業公會との会談

於：中華民國旅行商業同業公會（台北市）

• 台湾の旅行会社で組織される「中華民國旅行商業同業公會」を訪問し、丁　總（てい　そう）顧問はじめ関係者と意見交換を行いました。
• 知事からは千葉県の観光の魅力を紹介し、 千葉県を訪れるツアーの造成を提案するとともに、感染症後の台湾の旅行動向やMICE誘致などについても意見を交わしました。

中華民國三三企業交流会の定例会への出席

於：グランドメイフルホテル台北（台北市）

• 知事は、日本の地方自治体の長として初めて中華民國三三企業交流会の定例会へ出席し、林（りん）理事長をはじめとした幹部と昼食を共にし、意見交換を行いました。
• 知事は、挨拶の中で、定例会に参加することは大変光栄であると述べ、成田空港や幕張メッセを有するなど千葉県の特徴を紹介しながら、千葉県への投資や日本企業との連携に対する支援についてアピールしました。

企業誘致セミナー

於：グレートスカイビュー（台北市）

• 台湾企業などを対象に、本県への投資促進や企業誘致を目的とした「千葉県企業誘致セミナーin 台湾」を開催しました。知事が 講演を行い、千葉県の持つ立地優位性や支援策など、ビジネス環境の魅力を大いに発信しました。
• このセミナーには、台湾の対日投資支援機関、台湾企業に加え、現地日系企業関係者など、44団体、81名が参加しました。
• 知事の講演のほか、JETRO千葉事務所の奥泉所長からは、日本のビジネス環境とJETRO による外国企業向けのビジネス支援策について、本県に拠点を持つTFBS Bioscience,incのトーマス・阮（げん）CEOからは、千葉県に立地を決めた背景や台湾企業から見た千葉県の魅力について、それぞれ講演を行い、台湾企業などの参加者からは、千葉県のビジネス環境に大いに関心が寄せられました。
• 交流会では、知事を含む県関係者と参加者が直接対話し、活発に交流・意見交換が行われました。

11月16日（木曜日）

現地大手バイヤーとの会談

於：台北マリオットホテル（台北市）

• 「農林水産物・食品輸出商談会」に先立ち、知事は、現地の日本食品輸入大手3社（商田（しょうだ）實業有限公司、鼎三（ていさん）國際企業有限公司、JFC taipei有限公司）の責任者と会談を行いました。
• 会談には、農水産関係団体代表、県議会議員、成田市場関係者が同席し、台湾への県産農林水産物・食品の輸出拡大に向けた意見交換を行いました。
• 意見交換の中では、バイヤー側から台湾での販路開拓に向けた様々な提案がなされるとともに、今後、台湾における千葉県産フェアの実施などさらなる連携を進めることで合意しました。

試食交流会

於：台北マリオットホテル（台北市）

• 「農林水産物・食品輸出商談会」に先立ち、台湾側食品バイヤー向けに、梨、サツマイモ、米（粒すけ）、サバ、キンメダイ、干しアワビ、 干ナマコをはじめとした県産農林水産物を用いた料理の試食会を開催しました。
• 知事は、農水産関係団体代表、県議会議員とともに、台湾側食品バイヤーに豊富な県産農林水産物・食品の魅力をアピールしました。

農林水産物・食品輸出商談会

於：台北マリオットホテル（台北市）

• 県産農林水産物・食品の販路拡大に向けて、千葉県から参加した14の事業者等と、台湾側食品バイヤー32事業者が積極的な商談を行いました。
• 知事は、商談会の模様を視察し、参加者を激励するとともに、台湾側食品バイヤーとも交流し、千葉の農水産物・食品をPRしました。

観光商談会

於：リージェント台北（台北市）

• 県内観光事業者と、台湾の旅行会社との商談会を開催しました。
• 知事からは、早春から初夏の旅行シーズンに向けて、季節の花の見どころや、千葉の食、自然を生かした体験、歴史文化など、千葉の魅力を紹介したほか、台湾でもマラソン人気が高まっていることから、来年のアクアラインマラソンの参加と観光と合わせたツアー造成を呼びかけました。
• 県内からは宿泊・観光施設など20団体が出席し、台湾側の旅行会社等35社と熱のこもった商談が行われました。

 

鄭文燦（ていぶんさん）()行政院副院長との会談

於：行政院（台北市）

• 前桃園市長である鄭行政院副院長を表敬訪問しました。
• 知事からは、本年6月に来県いただいたことに対する謝意とともに今後の県と台湾との交流をさらに促進していくことを伝えました。また、昨年農林水産物の輸入規制を緩和していただいたことへの感謝を伝えつつ、今なお残る検査手続により県産農林水産物を新鮮な状態で輸出できない実情を訴えました。
• 鄭副院長からは、これまでの千葉県との交流への感謝の言葉があり、輸出の実情についても理解が示されました。また、今後千葉県と台湾との経済交流が一層促進されることへの期待が述べられました。

11月17日（金曜日）

台湾日本関係協会会長への輸入規制早期撤廃要請

於：台湾日本関係協会（台北市）

• 知事は、農水産関係団体代表、県議会議員とともに、台湾の対日窓口機関である台湾日本関係協会を訪問し、蘇嘉全（そかぜん）会長と会談しました。
• 知事からは、蘇会長に対し、県産農林水産物の安全性を訴えるとともに、規制措置が輸出の障害となっていることを説明し、輸入規制の早期撤廃を求める要請書を手渡しました。
• 蘇会長からは、日本産の農林水産物や食品は台湾でも大変人気があり、多くの人に食べられていること、千葉県産農林水産物の要請については、「知事・業界団体・県議会議員ともに一致団結し た姿勢を示していただいた。我々も要請の内容を中央政府にしっかりと伝え、できるだけ早く問題解決に向けて頑張っていきたい。」との話がありました。

 

桃園国際空港エリアの視察

於：桃園国際空港周辺（桃園市）

• 知事は、遠雄（えんゆう）航空自由貿易港区を訪問し、桃園國際機場股份（こふん）有限公司、桃園航空城股份有限公司及び遠雄航空自由貿易港区股份有限公司の3者から、桃園国際空港の拡張計画や空港周辺の開発構想、自由貿易港区について説明を受けました。

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