知事のドイツ・オランダ訪問の結果について
発表日:令和6年6月4日
(更新日:令和6年6月5日)
総合企画部国際課
総合企画部成田空港政策課
環境生活部スポーツ・文化局生涯スポーツ振興課
環境生活部スポーツ・文化局文化振興課
商工労働部経済政策課
熊谷知事は、令和6年5月30日(木曜日)から6月4日(火曜日)まで、ドイツ連邦共和国及びオランダ王国を訪問しました。
ドイツでは、デュッセルドルフ市において姉妹提携5周年記念式典や、同市で開催される日本文化紹介イベント「日本デー」に県議会議長とともに出席し、本県の魅力をPRするとともに、経済関係者との意見交換等を行いました。
オランダでは、ロッテルダム市におけるスポーツ振興施策などについて、関連団体等との意見交換を行うとともに、現地企業の訪問等を行いました。
【5月31日(金曜日)】
アールスメール花市場の見学
於:アールスメール花市場(アールスメール市)
- 知事は、世界最大の花市場であるアールスメール花市場を訪問し、自動化が進んだ市場での配送やオンラインでのセリの様子を見学しました。
駐オランダ日本国特命全権大使への表敬訪問
於:駐オランダ日本国特命全権大使公邸(デン・ハーグ市)
- 知事は、駐オランダ日本国特命全権大使公邸を訪問し、南特命全権大使から、現地の政治情勢、エネルギー事情、地域におけるスポーツ環境等の説明を伺うとともに、蘭学など古くから千葉県と関わりの深いオランダとの交流について幅広く意見交換を行いました。
ロッテルダム市及びスポーツ関連団体との意見交換・視察
於:市内卓球クラブの練習施設(ロッテルダム市)
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ロッテルダム市におけるスポーツ振興施策について、市と市内スポーツ関連団体を交えて意見交換を行うとともに、団体の練習施設を視察しました。
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意見交換では、ロッテルダム市とスポーツ関連団体が連携して進めている、障害のある方もない方も 一緒にスポーツに参加できる環境づくりについて伺いました。
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視察では、実際に連携した取り組みを行っている卓球クラブで活動の様子を見学し、参加者と対戦するなど交流しました。
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この意見交換と視察を通じて、スポーツ振興において行政と関連団体が役割を分担しながら連携していくことの重要性を確認しました。
在デュッセルドルフ日本国総領事への表敬訪問
於:在デュッセルドルフ日本国総領事公邸(デュッセルドルフ市)
- 知事は、在デュッセルドルフ日本国総領事公邸を訪問し、河原総領事から、ドイツの政治、経済、多文化共生、環境等、各分野の施策の説明を受け、今後、千葉県がデュッセルドルフ市や欧州とより交流を深めていくための助言をいただくとともに、幅広い分野について意見交換を行いました。
【6月1日(土曜日)】
デュッセルドルフ市長との会談
於:デュッセルドルフ市政府(デュッセルドルフ市)
- 県の姉妹都市であるデュッセルドルフ市のケラー市長と会談し、今後の交流促進に向けた意見交換を行いました。
- 知事からは、2005年以来、様々な分野で交流を深めてきたことへの感謝と、今後も幅広い分野で交流を深めていきたい旨を表明しました。
- ケラー市長からは、日本は一番信頼できるパートナーであり千葉県との関係を進展させたいとの発言がありました。
デュッセルドルフ市との姉妹提携5周年記念式典
於:デュッセルドルフ市政府(デュッセルドルフ市)
- ケラー市長と今後も幅広い分野で交流を深めていくことで意見が一致したことを受け、2019年の姉妹提携から5周年を記念する式典に県議会議長や議員団の方々とともに出席しました。
- 式典では、交流の継続と取組の更なる推進をお互いに確認する文書に署名しました。
- 知事は、コロナ禍でも、文化・スポーツ・経済などの様々な分野で交流を継続できたことへの感謝と、本日の署名を契機に、より一層交流を深めていけるよう尽力したい、と述べました。
日本国千葉県とドイツ連邦共和国・デュッセルドルフ市の姉妹提携合意に関する確認書(PDF:3,132.9KB)(令和6年6月5日追加)
「日本デー」開会式・千葉県PRブースの視察
於:デュッセルドルフ市役所前広場
- 知事は、日本文化紹介イベント「日本デー」の開会式に登壇し、多くの来場者に向けて挨拶しました。
- 挨拶では、確認書に署名をし、デュッセルドルフ市との結びつきがより一層強固なものとなったこと、また千葉県の魅力ある観光地や新鮮で美味しい農林水産物に恵まれていることなどをアピールしました。
- 千葉県PRブースでは、ケラー市長とともに萬祝半纏を試着して、海の文化を紹介するとともに、醤油や日本酒など県が誇る発酵文化について説明しました。
- 主催者発表によると、日本デーの参加者は約63万人となったとのことです。
経済関係者との意見交換会
於:リビングホテル・デ・メディチ(デュッセルドルフ市)
- 知事は県議会議長とともに、ドイツ三菱商事の針谷社長、デュッセルドルフ日本商工会議所の佐藤会頭、三菱UFJ銀行の良本ドイツ支店長、JFCインターナショナル・ヨーロッパの小川社長、千葉銀行の田島ロンドン支店長、ジェトロデュッセルドルフの菅野所長といった現地の経済関係者の方々と、企業の最新の投資動向や脱炭素に向けた取組などについて、幅広く意見交換を行いました。
麗澤大学留学生との意見交換会
於:リビングホテル・デ・メディチ(デュッセルドルフ市)
- 麗澤大学の山川教授がファシリテーターを務め、ドイツ国内に留学中の学生と意見交換を行いました。
- 留学生からは、現地生活や日独の違いに関する学び・気づき等について発言がありました。
- 知事からは、生活目線での率直な意見が得られたことへの感謝が述べられたほか、今後、ドイツとの交流を深める上で、参考にしたいとの発言がありました。
【6月2日(日曜日)】
スタートアップ支援機関訪問
於:デジタル・イノベーション・ハブ・デュッセルドルフ(デュッセルドルフ市)
・知事は伊藤県議会議長と、デュッセルドルフ市のスタートアップ支援機関を視察するとともに、ピーターCEOから、同機関の概要や、起業に成功した企業が起業を目指す者を支援する仕組みが必要であることなどについて説明を受けました。
デュッセルドルフ市文化局との意見交換
於:アーティスト滞在施設(デュッセルドルフ市)
- 知事と市長が姉妹提携5周年の記念式典において相互の交流の継続を確認したことに基づき、文化面での協力を具体的に進めるため、各国から多くのアーティストを受け入れている宿泊滞在施設兼アトリエを訪問し、意見交換を行いました。
- 知事は、「言語を越えた表現による交流は、違う感性に触れられイマジネーションを広げていく。非常に良いお話を伺えた。早速アーティストの交換を始めたい」と述べ、今年度から事業を開始することで意見が一致しました。
- これを受けて、文化局同士で協定書に署名しました。
メッセ・デュッセルドルフ訪問
於:メッセ・デュッセルドルフ (デュッセルドルフ市)
- 知事は、ディーナー代表取締役社長と、昨今の国際見本市の動向や、メッセの運営について幅広く意見交換を行うとともに、開催中の国際見本市『drupa』(ドルッパ)を視察し、県内企業のブースなどを訪問しました。
キッコーマン研究拠点訪問
於:キッコーマン・ヨーロッパR&Dラボラトリー(ワーヘニンゲン市)
- 知事は、ワーヘニンゲン大学を中心に食品関連企業と研究機関が集積している当地域に研究拠点を設置しているキッコーマンのヨーロッパR&Dラボラトリーを訪問し、佐藤ゼネラルマネージャーから、当該研究拠点での取組などについて説明を受けました。
【6月3日(月曜日)】
オランダ陸上競技連盟等との意見交換
於:ナショナルトレーニングセンター「パペンダル」(アーネム市)
- オランダ陸上競技連盟やオランダオリンピック委員会・スポーツ連合の本拠地を訪問し、トレーニングセンターを視察するとともに、アスリートと連携してスポーツの裾野を広げる活動など、オランダにおけるスポーツ振興について伺いました。
- また、オランダ側からは、「東京2020オリンピック・パラリンピック」や5月に行われた「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」の事前キャンプの千葉県での受け入れに対する謝辞が述べられるとともに、来年9月に開催する「東京 2025 世界陸上競技選手権大会」に際しても、千葉県内で事前キャンプを行いたい旨の意向が示されました。
スキポール空港周辺開発会社との意見交換
於:スキポール地域開発公社(ハーレマーメール市)
- 空港会社や地元自治体が出資するスキポール地域開発公社を訪問し、同公社や地元のハーレマーメール市、企業誘致を担うアムステルダム・エアポート・エリア及びアムステルダム・インビジネスの4者から、スキポール空港周辺地域の開発について説明を受け、意見交換を行いました。
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