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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化遺産 > 彫刻・絵画・工芸品など > 彫刻 > (いすみ市)欄間彫刻 波乗り龍・波に犀
「波乗り龍」は縦56センチ、横239センチ、「波に犀」は縦67センチ、横149センチで、本堂内における、内外陣欄間彫刻である。
「波乗り龍」を中央に、左右には「波に犀」を配し、豪快ながら繊細な手法が随所に見られ、且つ力感溢れる作品である。また芸術作品としても十分見応えのある作品である。
「波乗り龍」は楠の一木で彫られており、左右の欄間「波に犀」も同じ材質であるが、斜めに剥ぎ木がしてあり、巧妙に仕上がっている。
部分的に彩色が施されており、一部分木の色が浮き出てしまっているが作品を損なうことはない。
作品状態としては極めて保存状態が良い。
構図や仕上げの点で彫刻の価値は極めて高く、夷隅町におけるその歴史的価値や芸術的価値も、かなり高いといえる。銘は無いが、二代武志伊八郎信常(1786~1852)の作と推定される。
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